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がんばりすぎてしまう人へ。エネルギーの使い方

こんにちは。work-fit ハートフルの荒井です。
松本市はすっかり寒くなり、朝晩は冬のような冷え込みです。

私が関わっている方の多くは、「がんばりすぎてしまう人」です。
がんばることの嫌いな私にとっては、うらやましい能力ですが、何事も過ぎることは良くないです。

がんばるというのは、抽象的でわかりづらく、自分がどれだけがんばっているのか、あとどのくらいがんばれるのか、ということを測るのはとても難しいです。

がんばりすぎてしまう人達は、とてもがんばっているのに、「まだまだ足りない」と自分に鞭打って、常に100%がんばっています。
どれだけがんばっても、100%頑張っていないように思えて、自分を責めたり、罪悪感を抱いてしまう方もいます。

私はいつも、「仕事に使うエネルギーは60~70%にしましょう。」と伝えています。
生活には、仕事以外にもエネルギーを使う場面がたくさんあります。
家事、食事、入浴、美容、運動、趣味の時間、自分のための時間、など。
仕事だけに100%使ってしまっては、他のことでエネルギー不足になってしまいます。

『エネルギーを1日全体で分配する』という考え方で、仕事に使えるエネルギーを考え、うまくやりくりしていけると、無理をせずに長く働くことにつながると、私は思っています。
移行支援事業所では、そんなエネルギー分配の練習もしています。

体調によっては、1日のエネルギーが100%充電されていない日もあります。
しっかり充電するためにも、「自分のために使う時間」にエネルギーを残しておくことを、大切にしてほしいです。
そして、自分はとてもがんばっているんだということに、気付いてほしいです。