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いたたまれない気持ちと悔しさ

先日、いつもの河川敷を歩いていると、喉元に恐らくですが釣り針が引っかかっているカワウを見つけました。

海鳥を取り巻く様々な環境について以前少しだけ調べたことがあり、その際に写真でですが、網に体が絡まり怪我をしたり引きちぎられてしまったり、目を覆いたくなるような姿の鳥を見たことがあるのですが、実際に生でそういった類の鳥を見るのは初めての経験です。


釣り針が引っかかっていた魚を食べたのか?
川底に落ちていた釣り針が潜水した時に引っかかってしまったのか?
状況は想像するしかできません。

案の定、近づけば逃げていってしまったので捕獲してどこか適切な場所へ連れて行くことは困難でした。
そもそも、素人が安易に近づいていいのかも分からずで躊躇したのもあります。


釣り針が引っかかっている喉元は赤く血が滲んでいるというより、喉の肉が見えているような状態で、なんとも言えない悲しい気持ちになると同時に、何もできない自分にも情けなくなってしまいました。


きっと、というか絶対に私の知らないところで、今もこの瞬間に事故やトラブルに遭う鳥たちや動物たちってたくさんいるんだろうなぁ。

風力発電の風車でバードストライクする猛禽たちだってそうだよね。


釣りをするなとか、漁業がどうのこうのとか、専門的なことはわからないし、私には何も発言できるようなことはありませんが、せめてこういった人間の作り出したものでトラブルや事故で怪我をする鳥や動物たちが少しでも減るといいなと願いつつ、自分に出来ることを素直にやるのみです。

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