サキ

生き物の写真、はんこ、暮らしのこと。雑記。

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最近の記事

いたたまれない気持ちと悔しさ

先日、いつもの河川敷を歩いていると、喉元に恐らくですが釣り針が引っかかっているカワウを見つけました。 海鳥を取り巻く様々な環境について以前少しだけ調べたことがあり、その際に写真でですが、網に体が絡まり怪我をしたり引きちぎられてしまったり、目を覆いたくなるような姿の鳥を見たことがあるのですが、実際に生でそういった類の鳥を見るのは初めての経験です。 釣り針が引っかかっていた魚を食べたのか? 川底に落ちていた釣り針が潜水した時に引っかかってしまったのか? 状況は想像するしかでき

    • 【写真のこと】自分の得意な表現、色ってあるもんだなぁ

      先日、投稿したこちらのエゾリスさんの写真。 インスタに投稿したところ、友人から私の写す緑色が毎回良い、とコメントいただきました。ありがたや〜。 過去の写真を見返してみると、確かに緑色や光がメインの写真がお気に入りが多いし、自分で言うのもアレですが、緑色の表現が我ながら良いと思います。 夏だったら誰でもこういう写真撮れるんじゃないの〜って自分の写真や表現方法についてあまり気がついていないと言うか、自信があまりなかったのですが、人から言ってもらえて気が付くことって沢山ありま

      • 【野鳥撮影記】なんだかんだで河川敷散策になった日【2023.6.25】

        流行病にかかり後遺症で3週間ほど体調不良でどこにも行けなかったり、消しゴムはんこの制作に追われて気がつけば前回の記事から1ヶ月…もっとまめに更新しよう…。 ということで、久しぶりに探鳥してきました! 森の中は緑が生い茂りすぎていて夏場は鳥を見つけられてもなかなかシャッターチャンスに恵まれないので、この日はまずは季節問わず探鳥しにいく河川敷へと出かけました。 まず早速発見したのはハクセキレイの幼鳥。 巣立ちしたのかいっちょ前に辺りをよく見て背筋を伸ばすノビタキ幼鳥さん。

        • こんな日も、あるんだなぁ。

          人生生きてれば、こんな日も、あるんだなぁ。 byみつを。 今日はそんな感じの日でした(?) 地元に帰省中。 曇天の中、張り切ってお気に入りのスポット「旭山記念公園」へと野鳥撮影に出掛けたものの、案の定、雨は降ってくるわ、鳥の気配はほとんどないわ、鳴き声聞こえても姿が全く見えないわ…の三重苦。 せっかくこっちにいるんだから、知床戻ってからだとなかなか撮る機会の少ない鳥を撮るんだ…!と、大いに期待して出掛けた分、わかっちゃいたけどその反動が大きい! なんなら昨晩、ワクワク

        いたたまれない気持ちと悔しさ

          【季節ごよみ】穀雨:葭始めて生ず

          早く桜と野鳥の写真が撮りたいと、毎週末公園に行っては桜の様子を確認するのがこの時期のルーティン。 4月20日〜24日頃、七十二候では【葭始めて生ず】と言い、水辺の葦が芽を拭き始める頃。夏には背を伸ばし、秋には金色の穂が風になびきます。 季節の変わり目でどうしてもお天気が安定せず、週末に限って雨やら雪が降り、なかなか散策や散歩にも行けなかったのですが、晴れのち雨予報の日に思い切って可愛いあの子に会いに行ってきました。 おはよう、シマリスちゃん! 早い子は3月下旬頃から冬

          【季節ごよみ】穀雨:葭始めて生ず

          【季節ごよみ】〜清明:虹始めて見る〜

          季節ごよみ、久々に更新できそうです…なんだかバタバタしてたりメンタルやられていたりしていました…。 少し前の事を振り返ります。 気がつけば私の住む知床にも春の便りがやってきそうな予感。 少しずつ、でも着実と赤く色づいていく桜の蕾。 待ち遠しいのは人間も鳥も虫もですが、桜自身も早く満開に花を咲かせたい!とその時を待ち遠しく思っているような気がしました。 この時期(4月14日〜4月19日頃)は七十二候で【虹始めて見る】と言い、春の雨上がり、空に初めて虹が掛かる頃。 これか

          【季節ごよみ】〜清明:虹始めて見る〜

          【ひとり言】朱には交わらなくてもいい

          「朱に交われば赤くなる」という人や環境に影響を受けることを意味したことわざがありますが、悶々と自分の環境や人間関係について悩む中で、ふと「朱には交わらなくてもいい」という言葉が浮かんできました。 若干、スピリチュアルな言い方をしますが、浮かんだ、というより頭の中で誰かに言われたような感覚です。 本当は望んでもいない人間関係や、付き合い。 苦手な人との関わり。 みんながそうしてるから私もそうした方がいいのかな、とか、みんなと同じようにしなければ嫌われて一人になってしまうのか

          【ひとり言】朱には交わらなくてもいい

          自分の好きなことが心の底から面白いと思えた日

          私はやりたいことや好きなことが沢山ある割には、とてつもなくネガティブで自分に自信が無く、飽きっぽい性格です。 とある物事に興味を持ち、熱意を持って始めたとしても、他の人と比較して落ち込んで自信を無くして中途半端なところで辞めてしまったり、完璧主義故に少しでも上手くいかない、納得のできないことがあればすぐに諦めてしまう、熱が冷めれば一切手を付けなくなることがよくあります。 知床に住むなら、と地元の友人が譲ってくれたカメラを手にしたことをきっかけに、カメラの趣味の世界へと足を

          自分の好きなことが心の底から面白いと思えた日

          【季節ごよみ】〜立春:次候、黄鶯睍睆く〜

          春を告げるウグイスが美しい鳴き声を響かせる頃。 南の方ではもうウグイスの姿も鳴き声も聴こえているそうですが、相変わらず、というか当たり前にこちら北海道ではまだまだ冬です。 2月2日の流氷初接岸から一週間経ち、また流氷が岸辺に戻ってきてくれました。 流氷ウォークも始まり、少しばかりの閑散期を経てまた活気が少しずつ戻りつつあるのかなと思う最近の知床。 私の生活はまだまだ冬一色ですが、七十二候では黄鶯睍睆くと言うことで、ウグイスの消しゴムはんこを作成しました。 冒頭でも少

          【季節ごよみ】〜立春:次候、黄鶯睍睆く〜

          【季節ごよみ】〜立春:東風凍を解く〜

          二十四節気と七十二候では一周回り、春の兆しを表す「立春」「東風凍を解く」となりました。 石垣島や宮古島ではもう桜が咲き、東京の方では梅の花が咲いている模様。 「凍を解く」と暦では言いますが、私の住む知床では桜や梅とは縁遠いであろう「流氷」の便りがやってきました。 ちょうど接岸初日の2月2日頃は海岸まで見にいくことができず、自宅で撮影。 自宅にいながらもこんな素敵な風景を見れるなんて、改めて幸せだなと思いました。 その後すぐに南風が吹いて沖合に流れてしまったようです…一歩

          【季節ごよみ】〜立春:東風凍を解く〜

          【カメラ】天然のレフ板

          国家試験がなんとか無事に終わってひと段落。 自己採点は気になったポイントだけ見てみようと思います…。 一生で一番勉強したのではないか、というぐらいの勢いでここ1ヶ月ほどは勉強に明け暮れておりましたが、おかげさまでストレスも溜まりに溜まる。 国家試験の勉強に図書館をよく利用していたのですが、天気の良い日は朝早く家を出て、図書館が開くまで町内のお気に入りポイントで撮影をすることで、勉強のストレスを解消していました。 そんなことする時間があるなら前日の振り返り勉強でもしなさい

          【カメラ】天然のレフ板

          【季節ごよみ】〜大雪・熊蟄穴(くまあなにこもる)〜

          12月に入り、寒さが本格化してきたところで、私の住む知床にも雪の便りがやってきました。 まだ積もるような雪の降り方はしてませんが、いつ積もるのかと若干怯えながら日々を過ごしています…。 さて、二十四節気では現在【大雪(たいせつ)】で七十二候だと【熊蟄穴(くまあなにこもる)】と表現される季節になりました。 暦の通りに、知床にいる熊たちの目撃情報も極端に少なくなり、熊たちもとうとう冬眠準備を進めている様子です。 ヒグマは冬眠をする動物ですが、冬眠中はほとんど身動きをせず、

          【季節ごよみ】〜大雪・熊蟄穴(くまあなにこもる)〜