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男女の友情について


私の男友達


私はどちらかというと異性の友達が多い方だ。
今回はその中の1人について書こうと思う。

その人はかつて私が好きだった人だ。
優しくて、ツボがあって、何事にも一生懸命な人であり今でも友達として大好きである。

好きな人から友達へと変化したのは、私が振られたからだ。振られた理由は友達としか見れないとのこと。納得。私も何となく気づいていたがその人は私のとっても仲のいい友達だったのである。好きな人とが好きな人を好きなことは私にとっても嬉しいことだった。まあ結果的にその人も振られてしまうのだけど。

その人と気まずくなることは無かった。元々同じ部活で絶対に気まずくなりたくなかったので覚悟を決めていたからだ。振られてからすぐに友達になって2人で出かけたりもするし、何か悩みがあったら相談し合う仲である。

おかしなことに私とその人と友達を含めて仲のいい7人グループがある。私もその人も振られてからできたグループだ。

こないだ久しぶりに会った時に向こうから
「本当だったら絶対に仲良くなれない人が同じグループにいるよね」と言われた。私は何を言っているのか分からなかった。7人の男女グループだけど1人1人と仲がいいしそれはみんなにも言えることだったから。でもよく考えたらそうだ。結構複雑な三角関係だったのに何事もなかったかのように笑い合えている。

私にとってその人はかつての好きな人で今は大切な男友達である。男女の友情が成立しているとは言えないかもしれない。でも私もその人にとってもお互い大切な人であることに変わりわないのだ。


1番の友達でありたい

私は同姓でも異性の友達でも、その人にとっていちばんの友達でありたいと思う。でもそれって辛いし、あんまり重要じゃないと自分でも分かっている。

「いちばん好きな花」の最終回を見た。

「1番好きな人は、1人じゃなくていい」

本当にその通りだと思った。1番好きな人は何人いてもいいんだって、そう思ったら気持ちが楽になった。言葉足らずで伝わらないかもしれないけど私にとってこれからの人生を支えてくれる言葉だと感じた。

そして男女の友情は成立するし、しないのだ。


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