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東京国立博物館と国宝展とミュージアムショップ

に、行って来ました。金曜日の18時半から家族3人で。
完全予約制、かつ20時には閉館(お土産タイムも含め)ということでかなり忙しかった…、けれどドップリと国宝の世界に浸って来ました。

東博にはすこし前までお正月に行っていた。娘が大好きだった科学技術館の先に、ど〜んと敷居の高く構えていたけれど、3が日は都民割引で安く入れたのだ。

一度行ってみると、西洋画より日本画が好きな私にとっては居心地の良い場所だった。有名な長谷川等伯の「松林図屏風」も実物を見て大好きになってしまった。未就学児だった娘は「怖い」と言って展示室に入ろうともしなかったけれど。

あと東博はミュージアムショップが充実していて、ここでの買い物も楽しみだった。私がまだ高校生だった頃から、展示品をモチーフにしたアクセサリーやインテリア小物があった記憶がある。ここで買った円山応挙のハンドタオルは今でもお気に入り。

円山応挙の子犬の刺繍入りハンドタオル。使いすぎてシワシワだ。

今回の国宝展で痛恨だったのが、夜間開催だったので本館のミュージアムショップが閉まっていて入れなかったこと。特設ミュージアムショップで図録とTシャツとキーホルダーとブックマークは買ったのだが…。ちょっと消化不良だった。

とはいえ見たい展示(刀剣と書跡はパスした)に絞って1時間くらいで館内をまわり、買い物を終えたところで時計を見るとまだ閉館まで15分ある。夫と娘はトイレに行くと言うので、閉館間近の展示室に再入場してみた。

観客もかなり減った展示室の「納涼図屏風絵」の前に立ち、家族で過ごす幸福感をこんな形で描こうと思った絵師のセンスと、この絵を眺め楽しんだ所有者の余裕に痺れた。初めて実物を見たのだが、夕涼みの風の音まで聞こえるようだ、という解説の言葉が身に染みる。国宝展、後期もチケット予約して行こうかなあ。

図録と土偶のキーホルダー

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