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人生は“期待値調整”がめっちゃ大事。

私は「完璧主義」だ。
どんなに些細なことであっても、ミスをする自分が許せなくて、自分に腹が立ったり悲しくなったりする。

それだけ仕事に対する意識が高い、といえば聞こえは良いかもしれないが、相手にも同じ熱量を求めてしまったり、自分でやった方が早いと思ってしまったりする。

これは私の課題の一つである。

前回のnote でも書いたが、私はビジネスパーソンとしての 小嶋陽菜 に憧れている。
何かに悩んだ時、小嶋さん(私は彼女のことをこう呼んでいる)はどうしているんだろう、と、ふと考えたりする。

2021年にファッション誌・MOREの読者から、プライベートと仕事の両立についての質問に、彼女はこう答えている。

自分にも他人にも、プレッシャーを与えないし期待もしない。“期待値調整”をモットーにしてます!
「自分で完璧にこなそうと思わずに、適度に周りに甘えられる環境をつくっておくのはどうかな? “期待値調整”をするってことなんだけど、『私、完璧じゃないです〜』って最初から言っておく(笑)。そうすると、困った時に誰かがきっと助けてくれる。もちろん、いつも頼ってばっかりじゃダメだけど。そういう人間関係を普段からつくっておくことはきっとどんな人生を選ぶとしても大切だと思う!」

https://more.hpplus.jp/beauty/body/73145/1/

2023年にファッション誌・non-noの読者からの、上手な断り方とは?という質問にはこう答えている。

人生は“期待値調整”がめっちゃ大事。“いつも来てくれる人”って思われるより、“誘っても来ないこともある人”って思われたほうが楽。そうなったら、きっと相手もそんなに気にしないはず。私もお誘いを断ること、ありますよ。誕生日会に招かれたけど仕事があるな、という場合は、その日は行けないけど、他の場面で自分のバリューを出そう、とか。

https://nonno.hpplus.jp/entertainment/post/111151/

これ以外にも、彼女の発言や記事には、期待値、期待値調整という言葉が度々出てくる。

なるほど、「完璧主義」とは、自分にも相手にも期待値が高いということかもしれない。

しかし、それは決して自分に自信があるからではない。むしろ、自分に自信がないからこそ、失敗やミスを恐れて完璧にこなそうとしてしまう。その積み重ねで、良くも悪くも自分への期待値はどんどん上がる。
そして、自分ができることは他人も同じかそれ以上できるはず、と勝手に相手への期待値も上げてしまうのだ。

自分にも相手にも、期待値が高ければ高いほど、その期待値と現実のギャップにがっかりしたり、ストレスを感じる。
これは、仕事だけでなく、プライベートの人間関係においても言えることだろう。

人生は“期待値調整”がめっちゃ大事。

声に出して言ってみる。

自分への期待値、相手への期待値、相手からみた自分の期待値。
それぞれ調整することが大事。
しかし、自分にも相手にも、諦めたくないし、諦めて欲しくもない。
過度な期待はしないけれど、やっぱり期待には応えたい。

これまで積み重ねた経験は無駄じゃない。
もっと自分を理解して自信を持てるようになれば、人にも自分にももっと優しくできるかもしれない。

今日は Her lip to の入浴剤を入れてお風呂にゆっくり浸かろう。
良い香りを胸いっぱい深呼吸して、今日の自分を許してあげよう。


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