HLN@R.M

民謡・吹奏楽のレコード採譜とかアレンジとかやるよ！

HLN@R.M

民謡・吹奏楽のレコード採譜とかアレンジとかやるよ！

Grand March"KENGOKU"/THE OLD JAPANESE-MARCHs INFORMATION 5

行進曲「建国」海軍軍楽隊のエース斉藤丑松氏の最初の大行進曲で、紀元2600年式典用の奉祝曲として作曲された。作曲年は1938年(昭和13年11月)であり、対は陸軍軍楽隊の序曲「悠々」となっている。 以下、当楽曲の編成である。 当時の海軍軍楽隊としてはかなりの大規模の編成である。特にOboe及びBassonがそれぞれ２管編成になっており(Fluteは２管でないが、div.が存在する)、BaritonとEuphoniumが編成に組み込まれている。(最も陸軍は陸軍でこれより拡張し

HLN@R.M

    • MARCH"Lieutenant commander NANGO" /THE OLD JAPANESE-MARCHs INFORMATION(4)

      邦題　行進曲「南郷少佐」 作曲者:海軍軍楽隊 挿入歌曲:噫南郷少佐(海軍軍楽隊作曲) レコード:POLYDOR(8995-A) 1938.7月 <楽曲簡易紹介> [序奏]-|:[A]:|-|:[B]:|-[Trio]-|:[C]:|-[D]-[C’]　D.C. 複合三部形式のD.C.ありの行進曲。Trio部の歌曲は海軍軍楽隊作曲(内藤清五作曲)の噫南郷少佐です。前半[A]のメロディに続いて走句の多い[B]になりますが、この部分はかなり描写的で目まぐるしい動きの上声部に対

      HLN@R.M

      • MARCH「The Great Aerial World」　/ THE OLD JAPANESE-MARCHs INFORMATION(3)

        邦題　行進曲「大航空」 作曲者:陸軍軍楽隊 挿入歌曲:大航空の歌(佐々木俊一作曲) レコード:ニッチク(100833-1209388) 1943年11月新譜Victor A-4474 <楽曲簡易紹介> [序奏]-|:[A]:|-|:[B]:|-[A]-[Trio]-|:[C]:|-[D]-[C’] 戦前の陸軍編曲アレンジ行進曲には珍しくD.C.せずの行進曲。 大航空の歌自体は[C]に歌われますが、歌曲メロディの一部が[B]に現れ主題が唐突に現れないようにしていたり、随所

        HLN@R.M

        • MARCH「The Home Front in Japan is secure!」 / THE OLD JAPANESE-MARCHs INFORMATION(2)

          邦題　行進曲「銃後の日本大丈夫」 作曲者:海軍軍楽隊 挿入歌曲:銃後の日本大丈夫(名倉晰作曲) レコード:Victor1939-7新譜 Z-282(HR-117) <楽曲簡易紹介> [序奏]-|:[A]:|-|:[B]:|-[Trio]-|:[C]:|D.C よくある複合三部形式の行進曲です。 [A]は主に木管の主旋律で平坦な作りですが[B]の中低音が主となる部分との対比が鮮やかです。Trii後の、[C]には歌曲「銃後の日本大丈夫」が組み込まれています。 作曲者につい

          HLN@R.M

        Grand March"KENGOKU"/THE OLD JAPANESE-MARCHs INFORMATION 5

        HLN@R.M

        • MARCH"Lieutenant commander NANGO" /THE OLD JAPANESE-MARCHs INFORMATION(4)

          HLN@R.M

        • MARCH「The Great Aerial World」　/ THE OLD JAPANESE-MARCHs INFORMATION(3)

          HLN@R.M

        • MARCH「The Home Front in Japan is secure!」 / THE OLD JAPANESE-MARCHs INFORMATION(2)

          HLN@R.M

          THE OLD JAPANESE-MARCHS INFORMATION DESK

          日本の吹奏楽の歴史の一部である日本の行進曲について紹介していきます！ 楽曲リクエストがある場合はコメントかTwitterまで頂ますよう願います。

          HLN@R.M

          THE OLD JAPANESE-MARCHS INFORMATION DESK

          HLN@R.M