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【隙自語】よう考えると(羊羹)

さて、前回が初投稿ということもあり、何を書けばいいかわからんまま
新卒入社した会社でいかにして病んだかをダラダラと文章にしたわけですが

したためるにあたり改めて思い返してみると、別に仕事内容はブラックなわけではないし、残業も全然なくて、お賃金も各種手当もあるとっても良い環境だったな~とおもう。

今回は僕がどうしたら辞めずに済んだかを考察していきたい。

2投稿目からさっそく過去記事の焼き増しで投稿数を稼ぐのはよくない。


1つ目

入社時の同期は自分を含めて9人。
今後の人生の長きにわたるライバルであり、大切な仲間である存在だ。
歯が浮いて飛んで行ってしまった。
5人が東京配属、1人が名古屋、僕は2人の同期とともに大阪に配属された。

これはサラリーマンとして逆らえない点だが、まず入社前の時点で大阪配属となってしまった。
親戚も友人もいない知らない土地で生活するのは新生活感もあり、心躍らせて大阪に渡った僕だったが、友達がいない→遊ぶ相手がいないことが非常に大きな意味を持ってくる。

新人だから個人の仕事もない、残業もないため定時に上がれる。
毎日退社後、半年くらい大阪の同期三人集まって一緒に帰っていた。

女の子と僕は最寄りが1つ違いで社宅マンション同士が駅よりも近いのでまだわかるが(わからない)、実家暮らしの大阪の男はわざわざ御堂筋線を降りてそれぞれの家まで送って行ったり、社宅まで2駅しかないため電車に乗らず3人で歩いて帰ろうと駄々をこねて無駄に一緒に居たがった。


そもそも10月の内定者懇親会の時点で直感でめちゃくちゃ苦手だった。
距離感が近く、内側に入り込んでくる感じがして、当時は「大阪人」と関わるのが初めてだったため、若干不安を感じながらも納得させていたが、今ならわかる、異常。
退職まで先輩・上司がたには彼のことは”苦手”で通していたが本当は嫌いだった。
やけにプライドが高く周りの人を見下していた。高圧的。ずかずか家に上がり込んでくるし、距離感考えろ。

会社の人と野球を見に行った後に家まで送ってもらって解散して、家で1人でゆっくりキングオブコントを見ようとしてる時に
「今日オカンおらんからお前ん家でマック食いながらKOC見ようや(意訳)」
と言われ、家に上げてしまった。
決勝ラウンドが始まる前、帰ってほしすぎてちょっと泣いた。


「そんなに嫌なら色んな誘い断ればよかったじゃん」?
わかる~~。
ただ彼はクソメンヘラちゃんな側面があり、すぐ「お前冷たいな、こんなん同期とちゃう、会社辞めよかな」などと言い、同期って友達じゃねえだろ、と思っていたのでその感覚には共感できず、めんどくさいのでそのままにしていた。
梅田に行ったり難波に行ったり、目的もなく引っ張りまわされた。
たまに度が過ぎるめんどくささがあり、KOCのときのようにひとりで泣くのだ。

そんな彼と同じ大阪配属にならず、名古屋の女の子と勤務地交換できたらなあ、と何度も考えた。
僕は実家から通えるし、彼女は大学が大阪なので友人もいる。
逆だったかもしれねェ…
彼女も結局、名古屋時代の孤独感からメンタルを崩して転職している。

まあ僕が名古屋だったところで仕事面でついていけなくて病んでたと思うけどね~~!イエーイ

1つ目としては、配属が大阪じゃなかったら違ってたかもネ。でした。

そして、個人が特定できるレベルの悪口をインターネットに書くのは本当にダメである。


2つ目

1人で営業に回るよう放りだされた僕は常に社内にいるだけの人になった。
新製品提案はどうするべきなのか、ただ行くだけの営業はなんて言って訪ねたらいいのか、数学がわからない時のように目の前のことでいっぱいになって、何がわからないかわからなかった。
もちろん先輩上司はたくさんいて、サポートしてくれるのは分かっているが持ち前の内気な性格がそれをさせない。それすらもどう相談していいかわからなかった。

1年目の僕は予定が組めなかった。何もできなかった。
1年目だからまだいいやと分からないことを分からないまま過ごしていたのが良くなかった。
歳の近い3年目、5年目の先輩は特に気にかけてくれ、僕のスケジュールが空いていれば同行行くか?と誘って連れ出してくれた。ありがたいね。
当時の所長からそうするよう言われてたんだろうね。

性格が内気なので3年間飛び込み営業なんてしなかったし、既存顧客に対しても「近くに来たから」で当日急にアポとったこともなかった。
そういった営業マンの熱意みたいなものを出すのが全くできなかった。
フレッシュなうちこそできないがむしゃらさがある。

気持ちだけは立派なので「顧客の製品に興味を持ち、通って動向を追い、社内の誰より顧客に詳しくなる。」なんて息巻いていたが、一歩目が出せないんじゃ何もできてないんだからね~。
理想は理想なのでもっと1年目として現実的な目的を設定しましょう。

社会人1年目としてできることは通って顔と名前を覚えてもらう、アイツに頼めばどんなことができるか、どこまでなら対応できるか知ってもらう、
せいぜいそんなところでしょう。
いろいろと頼み事してもらえるようになれば1年目としては上出来なので一歩ずつやっていこ~。

1つ目を他人のせいにして凄い熱量で書いちゃったので、自分のことについて全く反省したくない。
これ以降もどうせ自分に対して「しっかりやりな」しか出てこないと思う。


3つ目

何もしていないうちに感染症が流行し、テレワークが始まった。
家で仕事なんてことになったら何もしないのにも拍車がかかる。
朝は出社時間のギリギリに起きてベッドの中から「おはようございます。在宅勤務を開始致します。―8:58」とチャットに流しておしまい。午前中は電話を受けた場合のみ対応、午後は15時くらいからメールを見たりしていた。毎日。すごいな。

テレワークは本当にいかんかった。ま~~~じでおサボりの温床。
おうち大好きだからまったく切替ができなかった。
これに関しては自分に甘かったとしか言いようがない。しっかりやれ。


よう考えると

この記事の半分以上を人の悪口言うために使ったけど、
結局ちゃんとお仕事に向き合えなかったから自分の力が足りずに心が参っちゃうことになっちゃったんじゃないかな、って思います。

今もお仕事向き合わずめちゃくちゃさぼってこの記事書いてるけどね。

しっかりやれよ。

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