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英語力をつけるには、すぐに現地に渡航してはいけない3つの理由

こんにちは!
HLCAでインターンとして働いているSaeです!現在、オーストラリアで10か月目、シドニーにある病院でアシスタントナース(介護士)の仕事をしていて、今は正看護師資格取得のために、IELTSやNCLEX(英語の国家試験のようなもの)の勉強をしています!

今日は、英語力をつけるためには、すぐに現地渡航せず、ある程度英語力を上げてから渡航した方が良い3つの理由についてお伝えできればと思います!


1.言語環境の変化に適応できない

英語力がないまま急に移住すると、言語環境の変化に適応できず、日常生活や学校・仕事等でのコミュニケーションがより難しく感じることがあります。
このような状態に陥ることでモチベーションが低下したりストレスを感じる原因にもなります。

日本にいるときと比較してそんなに忙しくない生活を送っていても、言語が異なるだけで疲労度が全然違うので、自分の体力を保ったり、生活の質を上げるためにも、英語力を高めておくことは重要といえます。

私が学校に通っていたときは日本人のサポーターがいたので英語が話せなくても何とかなるような環境でしたが、全ての学校にいるとも限らないですし、日本人の生徒がいたとしても全ての人が助けてくれるとも限らないので(自分より下のレベルの人だったりすると本当に大変)、自分である程度何とかできるレベルまで勉強しておきましょう!

2.語学学校などでプレッシャーを感じる

現地での学校の手続き・通学や現地生活では高度な英語力が求められることがあります。
課題や手続き等の進行についていくことができず、プレッシャーを感じることがあります。
課題を提出できなかったことによる学校からのペナルティーやビザの取り消し等はストレスになりますので、今から何をする必要があるのか等を英語で理解できるようになってから渡航するのがオススメです。

また、語学学校はほぼグループレッスンです。中国やアラブ、南米等の生徒の積極性に押されて、日本人はなかなか発言できない→あまり英語力が伸びない、という状況に陥りやすいです。スタッフも一人一人綿密にサポートしてくれるわけではないのでその中で戦う英語力があると自信を持って渡航できます。

3.社会的に孤立する

英語力が不足していることで、現地の人々との交流や友達作りがより難しくなります。言葉が通じないことによる孤立感が心理的な負担にもなります。日本の家族や友達にすぐに会えるわけでもなく、ホームシックにも陥りやすくなります。
十分な英語力を身につけてから渡航することで、自分の意思や考えを表現することができるようになり、他者とのコミュニケーションが円滑にできることで、社会的な孤立感を軽減することができます。

4 .仕事が決まりにくい

ワーキングホリデーで渡航する場合は、アルバイトをすることができます。しかし、英語が公用語となっている国が非常に多い(そもそも日本語のみで働ける国は日本以外ない)ので、英語を話すことができない場合は仕事を見つけることが困難になります。レジュメを送って面接のチャンスを得ても、英語の受け答えが十分でなければ、接客をさせてもらうことは難しいでしょう。

ボランティアやレストランの皿洗いのような仕事であったとしても、同じような条件の人が複数人応募してくるため、採用時には労働ビザがあってより流暢な英語が話せる人が採用されます。採用される確率を上げるためにも、英語力を高めておくことは非常に重要です。地域によってはレジュメに英語の資格(TOEICやIELTS)などの点数は記載しないことが多いようです。英語はできて当たり前、レジュメに書くべき項目ではない、という前提事項として捉えられています。

おまけ:

コロナ禍が終わって国境が開いた際、自国で看護師経験のあるフィリピン人やインド人看護師を大量に雇った国が多く、いったんアシスタントナースの空いている枠は埋まっているというニュージーランドのような地域もあります。今は彼らが埋めた後の残り少ないポジションを戦って勝ち取らなければならない状況。空きが少なければ競争率や難易度が上がるのは必然で、高い英語力がある東南アジアや中東の若者との勝負になっているようです。


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