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香港から日本へ、成田空港の検疫はスムーズすぎて驚いた◆Vol.194

2021年11月7日に香港から成田に到着しました。新型コロナウィルス下の検疫強化中の日本到着は去年の7月に続いて2回目。今回の成田空港での検疫はフローがしっかりしておりスタッフの動きもよくしっかりしていると感じました。前回は外国人の方々が次どうしたらいいかわからないなんて状況でしたしね。最大の待ち時間はPCRの検査待ちが約40分ですが、それくらい待つの当然だし。

てなことで日本行き当日のタイムライン。

12:08 自宅前でタクシー乗車。なお5分待ってもなかなか空車が来ず、たまたまワゴンタイプのタクシーが来たのでそのまま空港までタクシー(当初はタクシーで青衣駅まで乗ってエアポートエクスプレス乗り換えを考えたけど、スーツケース3つ+かばん2つなのでそうしなくてよかった)。
12:35 香港国際空港到着。去年(2021年7月)は空港内に入るにはパスポートとEチケットを見せる必要があったけど、それもなくそのままチェックインカウンターへ。
12:40 JALのカウンターはもう開いていてチェックイン。PCR検査結果を見せる。
12:45 X線検査とイミグレ通過
12:50 キャセイラウンジThe Wing(F)へ。最初は下のフロアに降りてゲート4付近から入ろうとしたら(こちらがCラウンジ)、いまはCラウンジはトランジット客専用ラウンジに。なので上のフロアに戻り、イミグレ出た左手からFラウンジへ。久しぶりのFラウンジでシャワーとご飯しながら仕事。

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15:05 JALチェックイン開始、搭乗。搭乗時は特に何もチェックなど無し。

機内は乗客29名(ビジネスがたぶん7名)Wi-FiがAndroidからつながらず困った(PCはOK)。機内食は普通に。
機内では健康カード、質問票、誓約書をもらって記入。質問票かな、1枚だけ年号記入欄が「令和」になっておりこの書類を作った関係者の頭の中を疑う。日本で生活していないのに令和と言われてもわからない。

以下、日本時間
20:20 成田空港着陸
20:24 ゲート到着
20:28 降機。全員が出てからまとめてスタッフに連れられて検疫へ。この先、常に一方向へ進むのと、待機する場所ごとにスタッフがいるので流れはスムーズ。
20:32 待機場所到着。順番に椅子に座る(自分は8番目)。前の便の客が約50名、別のブロックに座っている。ここでの注意として「検査前30分飲食禁止」、これ機内では言われていなかったので、降りて水飲む人とかいるかも。座っている間に必要書類がそろっているか(中の記載内容も)をスタッフが順番に回ってチェック。
必要書類は順番に
1.健康カード
2.誓約書
3.質問票
4.PCR検査結果(オリジナル)
5.ワクチン投与証明書(コピー)
6.パスポート
20:58 受付開始。カウンターは8か所。ここで上の書類一式を渡す。香港のワクチン投与証明を見せるも、パスポート番号がないのでスタッフが一瞬迷いつつ、香港IDの提示を求められる。隣の乗客も同様だった。スタッフはここを熟知していなかったようで上のスタッフに確認などしていたけど、ほかの国だとワクチン投与証明にパスポート番号もはいっているのかな(PCR検査結果もパスポート番号を書くようになっていることから、パスポート番号で本人特定としているよう)。
なおPCR検査結果とワクチン投与証明書は返却される(持っていかれると思っていた)。
21:01 PCR(唾液)検査に並ぶ。ここで並んでいる間に唾液をためておくことを忘れた。できれば受付で書類見せているあたりから唾液ためておいたほうがよさげ。
21:02 PCR受付、漏斗とサンプル瓶を受け取る。番号書いてあり確認してといわれるけどあまり気にしなくていい。
21:03 空いてるブースに案内されて唾液採取。これがなかなか出てこない。久しぶりの飛行機、機内乾燥していたしなあ。がんばって出す。
この後次の場所までちょっと長く歩く。
21:08 テーブルでアプリチェック。入れていない場合はここでインストールのよう。
21:10 次のポイントへ到着、ここで数分椅子に座って待つ。
21:15 カウンターでCOCOAの使い方の説明。
21:19 次のカウンターの途中でQRコードチェック(QRありますか?と聞かれる。なければここでWEB質問に答えてQRコードを取得)。
21:22 QRコードチェック(読み取る)。説明受けた気がする。次へ。
21:27 最終チェックポイント。PCR検査が混んでいて1時間かかるかも、と言われる。通過後に椅子に座って待機。
22:10 33分で番号呼ばれる。陰性と告げられる。赤い紙をもらう。
その後イミグレ通過、税関。税関はいつもより厳しく細かく聞かれる。
22:20 ロビーへ、解放。

以上、着陸してから2時間で外に出ることができました。十分許容できる時間です。途中でスタッフが適時指示してくれるので間違いようもない。前回(2021年7月)は飛行機降りて歩いて行って、途中の椅子に座るときも指示がないので間開けたり順番が適当になったり。PCR検査受ける前の書類確認や説明もこなれていない感じでした。今回はトランジットカウンターを使って最初の書類チェックするなど流れもしっかりしていました。

とはいえ前回は全員PCR検査結果が出るまでホテル1泊だったので、1泊後の自主待機場所までの移動をどうするかは厳しくチェックされていました。しかし今回はロビーに出たらフリー。自分は迎えに来てもらっていたのでそのまま車に乗り込みました。そしてそのまま10日間待機場所へ。

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なお11月8日からの入国では最短で3日に待機時間が減るようですが、企業関係者とかいう謎の制約があるので自分は対象にはならないようです。フリーランスで1人で働いている人間は、日本の政府・省庁にしたら「仕事してない人間」なんだろうから仕方ないです。

今回は全文無料です。以下に文章はありません。

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