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香港自宅待機14日間、あっという間に終了◆Vol.147

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10月18日に香港に戻り、14日間の自宅待機が終了しました。前回は自宅待機中の最初の7日間、折り返し時点の様子を書きましたが、自宅でだらだらと過ごしているうちにあっという間に7日間が終了しました。

それから7日。後半も連日仕事に没頭しているうちに毎日が飛ぶように過ぎていき、生活リズムが崩れたこともあってか気が付いたら14日間が終わっていました。10/31、最終日も深夜に起床して、夜19時くらいから4時間寝るという生活。「14日が終了したぞ」という感動のフィナーレを前回は朝からワクワクして待っていたのですが、今回は寝起きに「あ、もうすぐだ、準備しなきゃ」という感じで、日常生活の1コマのような感じでした。

待機明けから夜の香港に出たときのライブ配信はこちら(30分すぎくらいから外に出ます)。

さて後半の7日間も、アマノフーズのフリーズドライ・サバ缶のコンビで乗り切りましたが、前回も差し入れしてくれた田路氏からうれしいものが。それは火鍋です。あの海底撈のもので、発熱罪に水を灌ぐと発熱して鍋をあっためてくれるというもの。

この手の製品って、まず「中身がいまいち」なものが多い印象です。ところがそこはさすが海底撈、具沢山でスープもおいしい。実は食べ終わった後、残ったスープにインスタントラーメンの麺を入れて食べたら絶品でした。あまりのうまさにスープは2回に分けて使い、ラーメンも2回食べたくらい。価格はHK$60程度(800円くらい)なので自宅に常備しておこうかと思います。こちらも動画にしたので興味ある方はぜひどうぞ。

またこれも田路氏からピザを差し入れしてもらいました。ピザ好きなんですよね。前回はLサイズをお願いして2日間で食べきりましたが、Lはさすがにもう多い、、、今回はMを差し入れしていただいたのですが、これでも4/5を食べて、1/5は翌日に。しょうゆ・塩系の味が続いていたのでピザで気分転換にもなりました。

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さて後半もオンライン発表会・説明会が3回あり、適度に忙しい日が続きました。日本のイベントなんてこれまで参加できませんでしたが、リモートで参加できるのでいい時代になったもの。逆に言えば参加する機会が増え、それだけ忙しくなったということでもあります。まあリアルなイベントに出れない今なので、オンラインイベントは積極的に参加したほうがいいですね。

なお大きいイベント(GSMA)もあったのですが、月末は締め切りに追われていたのでそちらはパス。あとから見れるものもあるので、来週じっくり見ることにしよう。

そうそう、今回は2回目のPCR検査(1回目は空港ですね)の自宅サンプル収集にデリバリーサービスを使いました。前回はそれがわからずで田路氏に配送をお願いしたのですが、今回は空港でもらった書類一式にデリバリーサービスの案内もしっかり記載されていたのです。しかもQRコードで読み取って直接オーダーできる方法(前回は電話で頼まなければならなかった)。費用はHK$100(約1400円)です。

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予約は簡単で、3社あるのでどれかを選んでQRコードで申し込みページを呼び出します。私が使ったtobyはWEBだと中国語しか出てこなかったので、アプリを入れて英語にして、サービスを検索してそこから申し込み。名前、ID番号、電話番号、住所(途中まで入れると自動入力されるのでタイプミスすることは無し)、メールアドレスなどを入力するだけ。

なお前回4月は「12日目の朝にサンプル提出→13日目に電話連絡(陰性)→14日目の夜を待つ」でした。今回は検査対象者が増えていることもあり、サンプルを取るのは10日目に早まっています。ピックアップサービスのほうは申し込み後、SMSやWhatappで当日の予定時刻と受取人の名前、携帯番号が連絡あったので対応はしっかりしていました。

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ただ、我が家がちょっと特殊な構造なのでピックアップ当日に若干遅れてやってきた受け取りの人から電話がはいり「家どこ?登録住所あってる?ないんだけど」と。「いまどこにいるの?」と聞くと「そのビルのG/F(一階)」というので、「エレベーターでもう一回あがってきてください、そこで渡します」と伝えて無事渡せました。まあこれがあって、気軽にウーバーイーツなどのデリバリーサービスが頼みにくいんですよね我が家は、、、

そうそう、自宅待機中に5Gのデータ回線はSmarToneが約80GB、中国移動香港が約50GBでした。うちは光を引けないのでモバイル回線に頼るしかありません。しかし上りの速度が出ないので結構つらかった。前回の自宅待機中はYouTubeのアップロードもなかったし、オンラインイベントでこちらが出るケースもなく、上りを気にする必要は無かったんです。今の家はとても気に入っていますが、もうちょっと通信回線のいい家(あるいは光の引けるところ)に引っ越しを検討したほうがいいかなあと思うようになりました。

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さてと、PCR検査のサンプルを出したら翌日くらいに連絡が来ると思ったら、前日の夕方になっても連絡なし。まあ陽性だったらすぐに連絡くるから大丈夫なんだろうな、と思っていたところ、最終日、14日目のお昼前にSMSが届きました。「夜に出ていいよ」と。これ受け取った瞬間にだいぶ気分が楽になったなあー。

ということで今回は、「10日目の朝にサンプル取得→14日目の午前に陰性連絡」という流れでした。

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そしてそのまま夜を楽しみに待つはずが、冒頭に書いたように夜になって寝てしまい、日にちが変わる前に起きてライブ配信を開始。24:00にリストバンドをはずしてから外出したのでした。

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ということで今回の自宅待機。精神的にめげることもなく、また「もうすぐだ」とワクワクすることもなく、淡々と日々が過ぎていきました。これならあと何回やっても大丈夫かな、と思えてしまいます(笑)。12月にドバイに行くかはまたゆっくり考えるとして、ひとまず香港の平常生活をゆっくり楽しみたいと思います。

今回はここまでです。以下に文章はありません。

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香港在住携帯電話研究家、山根康宏が記事に書けない取材の裏話やエピソード、香港生活のお話などを綴っていきます。基本更新は毎週2回(火・金)で…

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