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Mi Band 6香港品は技適あり&シャオミ香港新製品出しすぎ◆Vol.172

昨日(4月23日)に旺角にあるシャオミストア(小米之家)へ行ったところ、5G対応の「Poco F3」が出ていました。すでに新製品ラッシュが続いていたのでまさかPocoも出てくるとは思わずですっかり存在を忘れていましたが、3月に発表されていたんですね。

そもそも今回シャオミストアへ行ったのは「Mi Band 6」香港版が出たとのことで、店舗販売されているかを確認したかったから。Mi Band 6は先に中国版を買っておりレビュー記事や動画をアップしましたが、すでに手放していました。香港版はもうちょっと先かと思っていたのですが、意外と早く出てきました。売っていたのでさっそく購入。

すぐに確認したのは言語設定と技適。Mi Band 6中国版は言語設定に中英+ヨーロッパ言語でした。香港版(グローバル版)はもしや日本語あるかと思ったのですが残念ながら無し。まあファームアップで対応してくれると思いたいもの。

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一方、技適を見るとしっかりあります。ってことで日本で堂々と使えます。いずれ日本でもMi Band 6を出すのでしょうね。なお技適見るだけだったら店頭展示品でチェックしてもよかったのですが、HK$299(約4200円)ですし買っちゃいました。でも普段は使わないので、これもすぐに手放しちゃいます。

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なお香港版(グローバル版)のパッケージは、背面に多言語表記があるのが中国版との違い。また付属のマニュアルも多国語でかなり分厚くなっています(日本語は無し)。

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それにしてもシャオミのこの春の新製品ラッシュには驚きというか、ついていけませんw 3月にまず「Mi 11」が香港発売。中国より遅れてきたこともあり、「まあどうかな」という具合に見ていました。3月29、30日の発表会でグローバルに「MI 11 Ultra」や「Mi MIX FOLD」を発表されたのでMi 11シリーズを強化すると思ったら、4月頭には「Redmi Note 10」「Redmi Note 10 Pro」が発売、Redmiも手を抜きません。

そしてほぼ同時に「Mi 11 Lite」も投入。Ultraより先にLiteとは、やはり価格の低いものから出して香港の消費者の気をひかせようという作戦でしょうか。なにせファーウェイが新製品を全く出していないので、ファーウェイをいままで買っていた、または「次はファーウェイかな」と思っていた消費者が買うものがありません。OPPOやVivoは香港ではまだまだ市民権を得られるほどメジャーでもありませんし。

Liteモデルは、昨年冬に発売した「Mi 10T Lite」が市場から消えており、1年前の「MI 10 Lite」を最近まで売っていました。まあMi 10T Liteは中途半端な存在だったんでしょうね。Mi 11 LiteはMiとRedmiのつなぎ役にもなるし、香港でも結構売れそうです。

なお香港のMi 11 Ultraは現時点(2021年4月24日)ではまだ発売されていません。5月になるのかな。

てなことでMi 11、Mi 11 Lite、Redmi Note 10、Redmi Note 10 Proとでてとりあえずラインナップがうまく揃ってきたなと思っていたら、昨日Poco F3が出ていたというわけ。はっきり言って出しすぎですw

なおシャオミストアは「Poco M3」は店頭展示はなく、オンライン販売のみ。なのでPoco M3が出てからもシャオミストアでは製品に触ることができませんでした。しかしPoco F3は5Gモデルということからか、店舗に表示されているようです。Mi 11とMi 11 Liteの間のモデルで、シャオミの5Gスマートフォンのラインナップを強力なものにしてくれます。

しかし最近のシャオミの店は香港の若者がスマートフォンを買っている姿を見かけることも多く、一昔前の「安物」というイメージはかなり薄れています。ここにMi 11 Ultraを出したらシャオミ人気はもっと高まりそう。そしてできればGMSの乗ったMi MIX FOLDも香港で出してほしいものです。

今回は以上です。この下に文章はありません。

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