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シンガポールからクアラルンプールへの直通バスは5時間で楽すぎる(乗るとき焦ったけど)

9月22日にシンガポールで行われたTecnoの発表会は2泊3日で向かいました。もしかすると1泊くらい延泊するかなと思い帰りのチケットは買わずに向かったのですが、結局9泊10日の滞在になっちゃいました。

とはいえシンガポールに9泊いたのではなく、2泊の後はクアラルンプールへ。同行していた富永彩乃氏のマレーシアの知り合いのライターから9月26日にシャオミとDJIのクアラルンプール発表会があると聞いたからで、クアラルンプールは物価も安いしってことで向かうことにしたのです。ちなみにクアラルンプールの物価は体感的にシンガポールの半額。ホテルも4-5000円で十分泊まれます(とはいえ7泊の延泊でだいぶかかっちゃいましたが)。

さてシンガポールからクアラルンプールへの移動は当初エアアジアなどのLCCを考えました。航空券代は1万円以下です。しかし富永氏の荷物が大きいので荷物代を入れると高くなってしまいます。自分は2泊3日の予定でバックパックと手提げ袋だけできたものの、Tecnoの発表会でもらったお土産などがあり、手荷物だけではチェックインできない状況。

ならばバスで向かおうと調べたところ、運賃は35シンガポールドル、約3800円。自分は過去に夜行で数回移動したことがあるので、勝手は多少覚えています。バスは5時間かかりますが、飛行機にしても、

・シンガポール市内から空港 1時間
・空港待ち時間 1.5時間
・フライト 1時間
・クアラルンプール空港到着してから市内まで 1.5時間

結局5時間でバスと変わりません。バス乗り場もホテルから徒歩15分、バス降りてからホテルも15分くらい、ならバスのほうが安いし楽です。

バスは夜行もあるので宿代を1泊浮かせられますが、早朝ついてからホテルにすぐ入れるかわかりませんし、マレーシアに入ってから車内で熟睡できても3-4時間。Tecnoの発表会の疲れもあるし、夕方便でクアラルンプールに入ってその日からホテルに泊まることにしまいた。

当初は17時くらいのバスにしようと思いましたが、せっかくシンガポールにいるんだし何か取材出来るよなってことで、午後遅くにマリーナ・ベイ・サンズのApple Storeにも行くことに。

そこで夕食済ませてからがいいなと19:15のバスにしました。予約はeasybook.com。シンガポール側はホテルがBugisだったのでBugisエリア、クアラルンプールはららぽーとそばだったのでTimes Square息を検索して、ちょうどいいバスがありました。

Bugis駅のバス停ですが、これが曲者でした。事前にネットで調べたところ「ただのタクシー乗り場」で、クアラルンプール行きというバスの案内版などは無し。場所はTan Queen Lan ST。下の地図の赤矢印。

通りの東端のコーヒーショップで出発の19:15の10分前までくつろいでいました。

19:10にバス停に。客は数名いるようです。15分前に来てねって書いてあるけどバスの姿はなし。ここでおかしいなと思ってバス会社のバス乗り場案内を見たら、どうやらここじゃないみたい。ってことであわててダッシュしてもう1本、別の通りへ。スーツケース引っ張ってのダッシュはしんだ、、、

まあ結論として、バス停は合っていました。東南アジアだから遅れるのは当たり前、なんですね。自分が過去に乗ったクアラルンプール行きのバスは乗り場がバスターミナルだったので出発時間にバスはすでにたくさん止まっていたのですが、Bugisのバス停は時間直前にならないと来ない、しかも遅れてくる、ってことで、ここで素直に待っていればよかったのです。

なおバスターミナルは食堂もあったのですが、Bugisのバス停は付近は軽食店は無し。なのでお茶だけで乗車。後述しますがマレーシア入国後の売店でお菓子買いました。

(なお間違った場所に向かって「もうだめだ」と思ってたら、WhatsAppに運ちゃんから電話があって「どこ?待ってるぞ」と。地図を送ってもらったら、最初の場所で合ってました。ちなみに他の乗客は「バスが少し遅れる」ってWhatsAppメッセージで連絡あったみたい)。

てなことでバス出発前の写真は無し。19:25に出発。乗ったらもう汗だくでつらかった。

なおバスでの越境は以前と同じでしたが、こんな具合。
・バス乗車(スマホで購入した画面見せる)。荷物はトランクへ
・30分ぐらいでシンガポール国境。パスポートだけで出国(自動ゲート)
・乗ってきたバスを待って(5分くらい)、再び乗車
・5分くらいでマレーシア国境へ。荷物をすべて持って下車
・マレーシア入国手続き(パスポート見せるだけで書類は無し)
・荷物X線検査
・乗ってきたバスを待って(5分くらい)、再び乗車

バスの座席はかなり余裕があり、韓国の仁川国際空港のエアポートバスをさらに前後感覚広くしたような感じ。乗客は10名程度だったので結局好きな場所に座れました。なお途中でサービスエリアに止まると思いきや(過去の夜行はそうだった)、今は時間優先で止まりません。食料品を買うならシンガポールで乗車前か、マレーシアで入国後、バスを待つエリアに売店があるのでそこで、となります。

クアラルンプールまでは結局5時間でした。バス車内は冷房が効いており快適。電気を消すのでPC作業はちょっと辛いのですが、スマホ触るのなら大丈夫でしょう。またシンガポールで買っておいたSingtelのSIMがマレーシアローミング3GBついていたので、そのままバス内で使っていました。

クアラルンプール市内に入ってからは数か所に止まるので、自分のバス停が来たら下車。運ちゃんもバス停名行ってくれるし、グーグルマップ見ていれば大丈夫でしょう。

ということでシンガポールとクアラルンプールの間の移動は、手ぶらならLCCでもいいのですが、バスが楽でいいですね。10月もシンガポールに行く予定ですが、1日バスでクアラルンプールに足を延ばそうと思っています。

バスに乗る人の情報はここまでです。以下は雑談。シンガポールとクアラルンプールのホテルの話も。

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