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ベルリンのIbisホテルがカフェとしても最強だった(オマケ:ICE夜行体験)

IFA2023のベルリンの宿はibisホテルの「Berlin Kurfuerstendamm」でした。ここはZoologischer Garten駅からU2で1駅のWittenbergplatz駅を降りてすぐ。以前から知っているところですがなかなか便利で、今後ベルリンに来た時は宿泊以外でも使えるなと感じました。

そもそもIFAの取材に来たころから、このエリア近辺のホテルによく泊っていました。ということで土地勘はある程度ある場所です。近場に高級デパートのKaDeWeもありますし、Zoologischer駅に向かえば家電量販店のSaturnなどがあるEurope Centerもあります。でもコロナ前の数年は、ライター中山君とAirbnbでベルリンの宿を取ることが増えており、しばらくこのエリアはご無沙汰でした。

今年の宿を決めるとき、今回は中山君も来ないし、また昨年のベルリン中央駅付近の宿が最悪だったので今年は「チェーンのビジネスホテルにしよう」と決めたのです。チェーン店ならはずれは無いですし、掃除も毎日あるし、ネットも大丈夫でしょうから、宿に着く前に「あれやこれやがだめだったらどうしよう」なんて悩む必要がありません。

ちなみに昨年の宿は毎朝ホテルのスタッフ(ご年配の女性、オーナーかな)に文句を言われるという...「昨晩うるさかった」とか「鍵はどうしたこうした」とか。さらにWi-Fiのパスワードが毎日勝手に変わるんです。。これは宿のネットが不調で、毎日業者を呼んでルーター変えているんですよ。ドイツテレコムの5Gルーターにすればいいのに、って思っちゃうほどでした。

そこで予算から逆算して選んだのがこのIbisだったのです。IFA会期中は高く値上がりしてしまいますが、仕事しなくちゃなりませんし仕方ありません。8/29から9/5の7日間で約16万円、1泊2万円強です。ですが会期中はしっかり仕事もできたので結果としてはよかったと思います。

またベルリン市内にはほかにもIbis / Ibis Budgetがあるのですが、ここに泊まって気が付いたというかよかったのは、隣接してIbis budget Berlin Kurfuerstendammがあり、ロビーがつながっているんです。

おかげでロビーが広く、朝食時間帯以外はたくさんの椅子とテーブルのあるエリアでゆっくり過ごすことができます。ロビーではドリップするコーヒーや飲料も販売しているので(支払いはチェックインカウンターへ)、お茶するのに寄るのもありでしょう。そして電源席もあるため仕事もできます。

つまりこのホテルのロビーは、下手なカフェに行くよりも、広大な空間にある電源も一部あるテーブルを好きに使えてゆっくり仕事もできるし、休憩もできる。朝の朝食時間は混んでいそうですが、それ以外の時間は席に余裕があります。なにせ座席数はゆうに100を超えていますから。2つのホテルをつなぐ構造のため、空間に余裕ができたのでしょう。

実は今回の滞在では、最終日のお昼にチェックアウト後荷物を預け、IFA最終日を取材。それからまたホテルに戻る途中でU2のZoo駅ホームでケバブを購入、ホテルロビーでそれを食べつつ飲みものを飲んでベルリン中央駅発の夜行に間に合う時間まで仕事していました。適当に選ぶカフェより落ち着いて滞在できるでしょう。

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