スマートフォン・オブ・ザ・イヤー2022選定裏話(個人的グローバルBESTも)
ITmediaが毎年やっているスマートフォン・オブ・ザ・イヤー2022の大賞が発表になりました。
選定方法は、まずは各ライターがハイエンド・ミッドレンジ合わせて5機種を決めます。「ハイエンド4機種、ミッドレンジ1機種」でもいいし、「ハイエンド2機種、ミッドレンジ3機種」など組泡汗は自由。
私のエントリーはこちら。
・Galaxy Z Fold4
・Xiaomi 12T Pro
・Zenfone 9
・AQUOS sense7
・Galaxy M23 5G
そして全員のエントリーした機種をハイエンド、ミッドレンジ別に一覧に。当然1人しか推してない端末もあれば、複数が同じ機種を選んでいることもありますね。そしてその機種一覧から、全員が1位10点、2位以下15点を割り振り(最大9点)で投票します。配点も自由。ハイエンドの一覧、ミッドレンジの一覧、それぞれにこの投票を行います。
そしてそこから上位に選ばれた5機種がノミネート機種になるわけです。このあたりはITmediaの記事に書いてあるのでそちらを読んでください。
最終的なノミネート選定結果がこちら。
ハイエンド部門のノミネート
・Galaxy S22 Ultra
・Galaxy Z Fold4
・iPhone 14 Pro
・Pixel 7 Pro
・Zenfone 9
ミッドレンジ部門のノミネート
・AQUOS sense7
・iPhone SE(第3世代)
・Nothing Phone(1)
・OPPO Reno7 A
・Pixel 6a
このノミネートに対して、ふたたび1位10点、2位以下15点(最高9点)の点数を各自が付けて集計。最終的に合計点が多かった機種がトップに選ばれたわけです。どの機種が1位だったかは一番最初の記事から見てください。
もちろん配点のコメントも各自出ています。自分の投票についても書かれていますが、ここでちょっと補足しましょう。
まず最初にiPhoneについて語ったのは「この程度じゃ満足しないよ」という期待からw ダイナミックアイランドは「見せ方がうまい」といわれますが、自分はパンチホールですら数年後に無くなると考えています。ZTEのアンダーディスプレイカメラを見たら、もう実用レベルですからね。各社が採用しないのは一番はコストでしょう。でもそこをがんばって次々と対応製品を出しているZTEは素晴らしいと思いますよ。
そもそも広い画面を「わざわざ」狭くするのって、イノベーション的には逆行だなあと。穴をうまく見せることに力を入れるのは方向性が違うと個人的には考えています。また「アップルはイノベーションを狙わずに~」なんて記事も見かけますが、スマートフォンの進化ってまだ全然止まっていないんですよ。これからメタバースがスマートフォンの世界にやってきたら、今のスマートフォン全部使いモノにならなくなりますからね。
とはいえサムスンのGalaxy Z FoldシリーズのフレキシブルディスプレイのアンダーディスプレイもZTEと比べると品質が低くて「もっとちゃんとしようよ」と。最新のNubiaのRedmiagic 8 Proのアンダーディスプレイカメラを早く実際に見てみたいものです(MWC2023で見れるかな)。
Pixel 7 Proについてはコメントが抜けちゃってます。途中の他の人のコメントに「そうそう」とか同意したので、自分の話すことがなくなっちゃったと。もちろん機能は認めるんだけど、今年は上位3機種に点数を割り振ろうと考えました。それを言ってなかったので「なんだか極端な配点だな」って突っ込まれるだろうなあw てなことでiPhone 14 ProとPixel 7 Proは配点無し。Galaxy S22 Ultraに6点入れてますが、この3機種2点ずつでもよかったんですけどね。
次にミドルレンジについて。
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山根博士のスマホ取材の裏側
香港在住携帯電話研究家、山根康宏が記事に書けない取材の裏話やエピソード、香港生活のお話などを綴っていきます。基本更新は毎週2回(火・金)で…
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