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シンガポール「CommunicAsia 2023」を取材、小規模ながら5Gも盛りだくさん

2023年6月6日から9日までのシンガポール滞在の主目的はCommunicAsia 2023の取材でした。Asia Tech x Singaporeという大きなイベントの中の1展示会という位置づけで、シンガポールの展示会場(空港横のSingapore Expo)のホールを「BroadcastAsia」「SatelliteAsia」「CommunicAsia」と分けて使用。そのため同時に他2つの展示会も見ることができます。

今回はCOMPUTEXの仕事が終わらぬままシンガポールに来たので、展示会を見ることができたのは実質1日。まあ規模的には半日あれば十分回れます。

会場内で一番広いスペースを使っていたのがBroadcastAsiaでしたが、時間が無いので見るのはパス。キャノンなども出ていたし放送機材も多く充実していました。またSatelliteAsiaは毎度おなじみパラボラアンテナのオンパレード。あちこちでぎゅるんぎゅるんと回っていたりとド派手。

コンシューマーでもおなじみとしてはイリジウムやインマルサット、スラーヤなども出展しています。まあ端末で目立った新製品はなかったかな。あと日本のJSATも毎回出ていますね。

CommunicAsiaも含め基本的にB2B向けの展示会なのでスマートフォンの展示があるという感じではないものの、通信モジュールのQuectelが事前に「5Gゲーミングデバイスに5Gモジュール『RM510Q』が採用、RAZER Edgeを展示する」なんて案内を出したりと、ちょっと一般来客向けの展示も行っていました。

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山根博士のスマホ取材の裏側

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