山根博士の「スマホ取材の裏側」2017/09/15（vol.23）

《目次》
[1]MWCA2017の見どころ
---18:9、デュアルカメラは当たり前に
[2]MWCA2017は余裕のスケジュール
---会期＆主催が今年から変更
[3]フランクフルトの東横インが快適すぎる！
---安くてキレイで朝食付き
[4]アイスランド経由でサンフランシスコへ
---WOW航空、レイキャビク乗り継ぎも問題なし
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[1]MWCA2017の見どころ
---18:9、デュアルカメラは当たり前に

9/12-15のMWCA2017の取材が終わりました。どんなイベント内容なのか（今年から主催など変更）事前情報からつかみにくく、出店規模もわからず悩ましいところでしたが、なかなかいい製品に多数出会えました。ちなみにZopoがIFA2017に引き続き出店するとは気が付かず、レイキャビク空港でZopoブースにいた人と出会って「出ますよ」って具合に教えてもらいました。事前調査甘かったか．．．

ということで東南アジアでそこそこメジャーなLeagooも事前に調べ切れておらず、最終日に会場を回っていて発見。恐竜のぬいぐるみもらいました（笑）。ODMがメインになっているものの、自社ブランド展開も必要でいろいろ検討しているらしい。とはいえ新興国はこれからスマートフォン需要が旺盛になるので地場メーカーも強く、ODMビジネスも好調。Leagooブランドをどう生かしていくのか気になります。

Zopoも含め、各社の最新モデルは18:9の画面搭載モデル。もうiPhone Xが発表された跡と言うこともあって、「これからのデザイン」と各社売り込みかけてますね。とはいえ新興国となると大画面需要も高いために、18:9は高デザイン＝スタイリッシュなモデルという位置づけのよう。またデュアルカメラも多くのメーカーが搭載しています。ボケ用よりも遠近のほうがバイヤーには受けがいいみたい。まあボケ写真の需要ってまだまだ先進国中心でしょう。

QWERTYキーボード機はなんとか1モデル発見しましたが、メーカーの人曰く「最近は需要が少ない」。とはいうものの引き続き継続開発してほしいところです。冒頭の写真のモデル、キーの押し具合はやや柔らかくクリック感も弱めですが、ちょっとした長文は打てそうかな。すでに南米で出ているそうです。

キーボードと言えばPSIONの再来と言われる横クラムシェル型のGeminiの動作モデルが出ていました。4YFN（4 Years From Now）というキックスターター系ブースに出展。動作機は先週出てきたというもので、年末の出荷は問題ないだろうとのこと。私はPSION（MC218）を使っていましたが、キーボードの押し具合はほぼ同じ。とにかく押しやすさは最高最強。ほぼ実機と言える状態の実機を触れたことが今回のMWCA2017の最大のトピックだったかも。これは記事化予定です。