ソウル・ヨンサン スマホ中古屋激変!IPARK MALL消滅、お店は新ビルへ
これほどショックなことはありません。ソウルでスマートフォンの中古や新品単品が買いやすかった、ヨンサン(龍山)IPARKMALLにあった中古屋フロアが消滅してしまいました。ああああーーー。今回訪問したところ、イベントスペースになっていました。いずれ何らかのお店が入るのでしょう。
なおわずかに1店舗だけが場所を移転して残っていましたが、この店もいつまで残るのか。ここは多数の店があるからこそ意義がありましたから。
ということで今回はヨンサンのスマホ中古屋巡りをして、移転した(と思われる)スマホ屋の集まるエリアを見てきたのでまとめます。それぞれのお店は中古のみならず新品の単体売りもしています。韓国はキャリア売りがメインでキャリア型番モデルをキャリアが販売。でもSIMフリーで、3キャリア品の違いはキャリアプリの違い程度。サムスンは一部モデルは非キャリアの完全単体モデルも出しています。ヨンサンのお店ではキャリア品、非キャリア品に限らず新品も売っています。
ヨンサンIPARKMALLの中古スマホ屋フロアは韓国に行くたびに立ち寄っており、以前の賑わいはこちら。IPARKMALLはヨンサン駅直結の大型ショッピングモールビルで、改札のある3階フロアから入るとそのまま中古カメラ屋や中古スマートフォン屋が並んでいたのです。
考えてみると駅直結で便利な場所、上層階にはインテリアやファッション系などいいお店が入っているというのに、なぜここに昔のアキバのガード下みたいなお店がはいっているのかが不思議な状況でした。
そもそもIPARK MALLになる前、旧I'PARKmall時代は3Fが中古カメラ、4FがPC、5F(6Fだったかも)が中古携帯電話だったかな、このビルはIT製品ビルだったんです。なぜなら昔のヨンサンは「ソウルの秋葉原」で電気街だった町だから。その入り口にできたビルが電気屋ビルになるのも当然だったんでしょう。
大昔の5Fか6Fの写真が出てきた(インスタ)。
なお上のTwitterに書いたように5Fにあった中古スマートフォン売り場は2022年には無くなっており、3Fの中古カメラフロアーに降りて来ていたのでした。その後もこのフロアーを訪問するたびに少しずつお店が減っており、いつかは無くなるんだろうなと思っていたのですが、その日がついにやってきてしまったということです。
KONESTには今でもヨンサンの記事が出ていますが、これは10年以上前の内容です。今はこの内容は全く正しくありません。
この付近を訪問したジャイアン鈴木氏がサムスンのデジカメを買った記事を書いていますが、なんと2011年です。それくらい古くからある電気街だったわけです。
今回のIPARK MALLの中古屋消滅で中古端末をまとまってみることができる場所はカンビョンテクノマートくらいになってしまいました。
でもまだ大丈夫、ヨンサンの中古スマートフォン屋はまだ残っています。
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山根博士のスマホ取材の裏側
香港在住携帯電話研究家、山根康宏が記事に書けない取材の裏話やエピソード、香港生活のお話などを綴っていきます。基本更新は毎週2回(火・金)で…
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