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100回目の記事。ROG Phone IIや広島のお話

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◆◆◆山根博士の「スマホ取材の裏側」Vol.100◆◆◆
【1】100回になりました。YouTubeも本格的に再開
【2】ROG Phone IIが最強すぎてほしすぎる
【3】広島でGalaxy Foldが3台集結

【1】100回になりました。YouTubeも本格的に再開

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noteのエントリも100回。ここ数か月は更新頻度が下がってしまっています。今回も全文無料。さてその代わりと言ってはあれですがYouTubeのほうもちょっと本腰を入れようと思って「山根康宏のスマホ早耳情報」として撮って出しの動画をはじめてみました。ただし一部の方から「海外情報をアピールしたら」ということで「海外スマホ早耳情報」に改名するかも、、、まあ名前はなんであれ、いろいろやっていこうと思います。

YouTubeはこちら
https://www.youtube.com/user/yamaneyasuhiro

YouTubeも最低限の編集にしていくつか展示会ネタなどをアップしたのですが、簡単な編集作業だけでも1時間以上時間がかかってしまいます。また記事にできないネタをこちらのnoteに書いていこうと思っていますが、書き込んでいくと結構時間もかかるものです。いまは日々の記事執筆に追われてなかなか自由時間も取れないのが実情です。

またYouTubeを使ったスマートフォンからのライブ配信は1000人以上の登録がなくてはできなくなってしまっています。現時点で私のチャンネル登録者数は400人台。せめてこれを1000人台にしたいもの。展示会や発表会会場からのライブ配信は実際のところ時間がなくてできないのですが、何があるかわかりませんしね。過去にはCESの会場であの「BlackBerry One」を開発者が持っており、急遽手にしてみることができた、なんてケースもありました。

YouTubeもいろいろな情報が流れていますが、検索しにくいのが悩ましいところ。とはいえ動画を増やしていけば見てくれる人も増えてくるでしょう。現在は毎週日曜日にツイキャスでライブ配信を行っています(YouTubeでの配信ができないため)。日曜日にこのnote、YouTube動画を仕上げ、その夜にライブでお知らせ、というパターンにできるといいのですけどね。

さてnoteのほうは更新が滞っていることもあって有料配信するほどの内容が書けていない状態が続いています。ありがたいことにそれでも支援していただいている方がいらっしゃり、毎月の家計の足しとして役に立たせていただいております。私は「携帯電話研究家」であるため収入のほとんどはメディアへの記事執筆になりますが、それ以外の収入の道も増やそうと思って始めたのがこのnote。個人のBlogは自分の記事の執筆まとめ(紹介)サイトになっているため、雑談などを書いていく場として始めたものの、雑談を書く余裕すらないほど本業が忙しくなってしまっています。

仕事が途切れないのはうれしい反面、時間に余裕が無いのが最近の悩みどころ。海外取材に行っても現地で1日のんびり街歩きができないため、地元の携帯ショップ探しなどもできていません。10月はドバイに行きましたがドバイの携帯電話問屋街は今はどうなっているやら、、、ちなみに以前のドバイは空港の携帯電話売り場が世界一の品ぞろえで、ドバイ経由でヨーロッパに行くのが楽しみだった程ですが、今やアップル、サムスン、ファーウェイ、ノキアしか置いていない状況。ヴァーチュも無い今、面白い端末を街中の普通の店で見つけることはできなくなっていまいました。

なんて話を書くだけでも面白いのですが、その時のドバイは早朝に到着してそのまま展示会へ。2泊したのち、展示会終了後に空港へ向かって香港へ戻りというスケジュールでした。ドバイでの夕食もまともなものは1回だけで、あとは適当な雑食で済ませる始末。取材3日しかないため昼食も会場のプレスルームの軽食をつまんだ程度と、時間の余裕はほとんどなしでした。それでも会場内にあったキャリアの店で4Gフィーチャーフォンを買うなど少しはお買い物したり、初日夜にドバイモールへ行ってくるなど最低限のことはしてきたのですが、せっかく遠くに飛んだのにもったいないですね。

なおドバイの展示会「GITEX」は未来の展示会ともいえるような内容で、世界中の最新ITC製品が一堂に集まる面白いイベントでした。動画もたくさん撮ってきたものの、それをつなぐ編集作業ができておらずで放置したまま。でも最新事情ということではなく「未来を見る」なんて感じで動画を流し見するだけでも面白いので、年内になんとか1本に仕上げたいところです。

とういことで動画もがんばりつつ、このnoteもちゃんと週刊に戻すのが目下の目標。原稿も「何本書いてもOK」なんて言ってくれるメディアがあるものの、空き時間をそちらに費やしてしまうと他のことができないので多少は抑えないとだめですね。とはいえモバイル・通信業界はこれからも成長が続くためネタの宝庫。面白い情報をどんどん発信したい、そう思って動いていると時間が足りなくなるのは当然なんでしょうね。

【2】ROG Phone IIが最強すぎてほしすぎる

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今年の夏に発表されたASUSのROG Phone IIが日本でも発表になりました。ちょうど日本滞在中だったので発表会を取材。一般的なイベント会場ではなくeスポーツなどを行うスペースでの開催と、ROGらしい発表会でした。製品の詳細スペックはすでに台北とベルリン(9月のグローバル発表会)で取材しており頭の中に入っています。そのため製品そのものを知りたいというよりも、ROG Phone IIがゲーミングスマートフォンとして日本でどのような展開を行っていくかが大きく気になりました。

ROG Phoneは初代モデルが昨年の同時期に日本でも発売になっています。売れ行きはおそらくまあまあ、というところではないでしょうか。爆発的なヒットはしていないものの、モバイルゲームのコアなユーザーで入手した人は多いんじゃないかと思います。モバイルゲームでは意外とiPhoneの人気がいのですが、スペックだけを比較すればROG Phoneのほうが上と言えるのかな。後継機のROG Phone IIは操作性がさらに快適になるようパワーアップされています。

それでもゲーム系ライターの方によると「全然だめ」とのことで、ゲーミングスマートフォンはROG Phone IIレベルでも不十分なようです。まあRazerがスマートフォンから撤退したのもそのあたりの理由があるのでしょうね(そしてiPhoneケースを代わりに出してきたことから、やはりiPhoneをゲーミングに使うユーザーは多いということか)。私もさらっと記事を書いたものの、私のように普段ゲームをしない人間が考える「スマートフォンゲーム」は、バリバリ動かすモバイルゲームとは別次元のものなのでしょう。

さて発表会の最後にはROG Phone IIはスマートフォンとしてそもそもハイスペックであることが紹介されましたが、たしかに他社のフラッグシップ端末と比べても十分横並びで戦える性能を有しています。なおおサイフケータイの有無は「スペックが高いか低いか」ではなくローカライズなので個人的には比較対象外。ディスプレイ(サイズ・アスペクト比・リフレッシュレート)、CPU/RAM/ROM、カメラ、バッテリー、どれを見ても不満はありません。しかもUSB Type-C端子が本体側面にもあるため、横向きに持った時に充電しやすくなっています。これは何もゲームプレイ中だけではなく動画を見まくっているときにも便利。

そして1TBのストレージモデルはビデオ撮影をがんがんするケースにも向いています。本来はゲームの実況ビデオを撮る用途のための特大ストレージでしょうが、普通に日々のビデオ撮影をしても容量が足りなくなることはめったにないでしょうね。しかもこの1TBモデルは背面がマット処理のため指紋が全くつかないという特徴もあります。台湾やベルリンの発表会では1TBモデルの展示は無く、実は今回の日本の発表会の会場で触ったのですがこれはとてもいい感じ。すべてのスマートフォンが見習ってほしいほどです。

他にはゲームパッドと2画面アダプタのセット販売もあります。初代モデルが出たとき、過去のLG G5の失敗を思い出しました。合体式にしながらも、後から合体モジュールを買おうとおもうユーザーは一握りしかいなかったからです。ROG Phoneシリーズならばまだゲームをプレイするためにゲームパッドなどを買う人もいるでしょうが、ショップに在庫が無ければ「またいつかでいいや」と思ったり、あるいはサードパーティー製の汎用ゲームパッドを買ってしまうかも。それらは性能や品質があまりよくないものもあるので、ゲームがかえってやりにくくなることもあります。

しかしセット販売なら買ったその場からコントローラーを使いながら2つの画面でゲームを快適にプレイできるというわけ。単体で買うよりも割引があるため買いやすくなっています。さらには1TBモデルのセット販売品でも15万円を切るので、iPhoneの上位モデルを買うより安いのです。ゲームするならROG Phone IIを買わないのが持ったない、と思えてしまいます。

ということでゲーミングスマートフォンだからと傍観していたROG Phone IIなのですが、ビデオカメラマシンとして使うのももしかしていいんじゃないかと思い始めています。2画面アダプタを装着するとサイズは大きくなるものの、バッテリー容量は約倍となり電池切れの心配もありません(なので買うなら2画面化したいもの)。10万円を超えるスマートフォンが当たり前になった今、ROG Phone IIの価格が割安に見えてしまうのですが、実際にコストパフォーマンスを考えたらかなりのお買い得値段と言えます。

2019年最高のスマートフォンはGalaxy Note10+だなと思っていたのですが(自分のメイン機で毎日これが無いと生きていけないほど)、スペックだけ見るとROG Phone IIもかなりよくてこちらのほうが総合的には上ではないかと思っています。実際にカメラ周りを使ってみてビデオカメラとして行けそうなら買いたいものですね、、、、

【3】広島でGalaxy Foldが3台集結

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11/14-11/28まで2週間日本に滞在していたのですが、名古屋のイベント(このネタは次回に)に参加するついでに広島へ行ってきました。Twitterを見ていたら広島在住の方がGalaxy FoldだけじゃなくあのFlexPaiも買っているというじゃありませんか。しかもFold用には韓国での限定ギフトだったモンブランのケースも買ったとのこと。これはどんな方なのかぜひ会いたいと新幹線で広島へ向かったのです。

とうことで広島で4名が集結。うち3名がGalaxy Foldというすごい会になりました(笑)。たまたま広島でGalaxy Foldの純正革ケースがハードオフで売られており、それを代理で買っておいてもらいました。集まった3名のFoldは「モンブランケース」「純正革ケース」「標準付属ケース」という3社3様の状態。なかなか壮観です。

以前は日本に来るとたまに遠地へ飛んで端末好きな方々とお会いしてたのですが、最近は日本の出張が予定びっちりでなかなか都内から出ることができません。最近なら大宮などで密会をやったくらいで、昔のように九州や大阪に飛んでモバイル談義する、なんて機会が減っています。久しぶりのオフ会というか密会はとても楽しく、やっぱりたまにはあちこちへ飛んでいかないといけませんね。もちろん同好者が集まるわけですから情報交換もできます。なんでもネットでわかる時代のようで、直接人から話を聞くことでしか得られない情報ってのもかなりありますから。

ちなみに広島で串焼きを食べましたが、これ人生で2回目。串焼きはうまいですね(笑)。

てなことで2020年は日本巡業も再開しないとな、と思ったのでした。(この下は本文はありません)

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