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我が家のすぐそばに茶餐廳がオープンして食生活が大幅改善◆Vol.174

世界で最も(というか抜きんでて)外食文化な香港。家に帰ると奥さんが手料理を作って待っている、なんて光景は香港にはありません(だって共稼ぎだしフィリピンからの家政婦さんいるし)。このあたりを見ればなんとなくわかるかと。

ということで街中にはレストランだらけですが、香港のローカルレストランといえば茶餐廳(ちゃーちゃんてん)。まあどこにでもあるのですが、我が家のすぐそばに新しいお店がオープンしました。おかげで毎日の食生活が改善されて健康的な生活を送っています。

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香港は体感的な距離感が日本よりも短いというのか、10分歩いてお店に行くというのが「遠い」という感覚。我がからMTRの駅方面に10分もあるけば、それこそ茶餐廳はたくさんあります。しかしそこまでいくのが面倒。歩いて数分のところに1軒あるのですが、店が狭くてあまり落ち着かず、毎日行こうと思う気になれず。

ということでよくいくのは「ごはんとおかず2品でHK$32(約450円)」というおかずやさん。注文も指さすだけでめんどうじゃないですしね。2-3日に1回はここです。なおこの写真はイメージ(別のお店)

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とはいえ安い=それほどおいしいわけでもなく、食生活に楽しみがない日が続いてしまっていました。もとから食には無頓着ですが、そんなところでご飯を買う日が続くと、ますます食事に興味がなくなってしまいます。正直なところ、最近は食べたいものがなくて困っているほどです。

その向かい側に持ち帰りの唐揚げ屋さんができたんですが、店を閉めている時間が多く、あいているときは結構人が並んでいてすぐに買えない。そもそもその場で揚げるので買うのに5分くらい待たねばなりません。2-3回立ち寄ったものの、買うのが面倒になってここもいかなくなってしまいました。

そんなわけで明日から何を食べようかと悩むようになっていたところ、うちのすぐそばにいい感じのカフェがオープン。ここで朝食をとったらとてもおいしかったけどHK$80(約1100円)とさすがにお高い。まあこのお店の話はまた別途書きましょう。

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さて普段通りに家を出てバスに乗って出かけようと思ったところ、バス停の前に茶餐廳が出来上がっているではありませんか。ずっと工事していたものの、ここが食事系のお店になるとは思ってもいませんでした。お店の斜めを隠していますが、檸檬冰室って名前もいいですね。なお隠しているのはこれはまだ営業してませんよってことなんだけど、店内にはお客さんがいて仮オープンはしているみたい。

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この「冰室」って名前については以前書きました。最近できた茶餐廳はみんな冰室って名前を付けるのがブームです。

翌日には正式にオープンしていました。さっそく店内に入るとテーブルの数は多く、清潔感あります。最近の茶餐廳はどこもこんな感じですね。店員さんもフレンドリー。メニューもあまりややこしくないので注文しやすい。

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値段もセットで朝はHK$30前後、昼はHK$50前後(約700円)、これは香港では標準的(いまや日本のほうがご飯は安い)。セットは1週間以内で変わるみたいなので飽きません。味はおいしい。いやこれはいいお店ができたものです。

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朝セット、昼セット、夜セットと食べてみましたが、外れはありませんでした。お店ができてからまだ10日くらいですが、すでに2日に1回は通っています。

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檸檬冰室ができたおかげで、ちょっとおなかが減った時も「食べに行くか」という気持ちになれるのがいいですね。今までだと「おなか減ったけど、夕方まで待って、それからどこかにいくか」なんて考えてしまい、そして夕方になると「面倒だからマクドナルドでいいか」なんてとになることも多かったわけです。マクドナルドは食に無頓着でもさすがに飽きてますw

実は家の裏手、徒歩5分程度のところのMetro Harbour View Plaza(港灣豪庭廣場)にある茶餐廳が雰囲気もいいのですが、そこまでいく気力がわかないことも多いんです。振り返ってみると、前に住んでいた屯門はショッピングモールだから茶餐廳チェーン店(大家楽)で気軽に入れたし、その前に住んでいた九龍碼頭は家の下ににぎわっている茶餐廳があっていきやすかったのです。お腹がすいたときに、無意識に足を運べるお店っていいですよね。

檸檬冰室は開業1週間にして、はやくも「マスクを入れる紙袋」を提供と、いやなかなかしっかりしている。ということで今日も今から昼食を食べに行ってこようと思います。

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今回はここまでです。以下に文章はありません。

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