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香港版Galaxy Z Fold5/Flip5キャリア割引価格をチェック。海外版も悩ましい

7月26日のGalaxy Unpacked(ソウル)でGalaxy Z Fold5/Flip5が発表されました。例年より2週間ほど早く、発売も8月11日からとこちらも早くなっています。さて香港は毎年二次販売国となり、グローバルは8月に登場しているのに9月になってからの発売でした。しかも9月頭は毎年IFA取材でベルリンに行くので発売日には香港不在。これはGalaxy Z Foldシリーズのみならず、それ以前、Galaxy Noteシリーズの時も同じでした。

香港はキャリアで買うと、新製品の契約者向け価格がかなり安くてお得なんですよ。もちろんSIMロックはありませんし、契約縛りも「半年」。2年契約中なら事実上縛りは意味がありません(たとえば契約から1年過ぎて、端末買ってもそこから半年の縛り。でも契約はあと1年残っているので、全然しばられない)。

実は2年前の2021年はコロナでIFAに行けずで、9月も香港にいました。なのでようやくというか、香港版Galaxy Z Fold3 5Gを発売日前に購入できたのです。この時はキャリア割引は使わずサムスンストアで予約しました。割引は無いのですが、発売日の2日前の夕方に入手できるというちょっとした特典があったのです。

さて、2022年はGalaxy Z Fold4をパスしたので、今年のGalaxy Z Fold5は何が何でも入手する予定です。そして例年通り香港は9月発売だろうと高をくくっていました。でも日本でこの春Galaxy S23 UltraのSIMフリー版が出たことから、Galaxy Z Fold5も日本でSIMフリー版が出るかも?だったら日本版でいいんじゃないか?しかもSIMフリー版は10月くらいじゃないかなと勝手に考えました。つまり購入資金は10月までに用意すればいいと考えたのです。

日本版でもいいかなと思うのは、FeliCa搭載なことと、香港のSamsung Payが使えなくても困らないからです。実は自分のGalaxy S23 Ultra香港版でSamsung Payを使っていたのですが、Galaxy Z Fold3香港版に入れ替えようとしたら、対応する自分のCitibankのデビットカードがエラーで登録できなくなってしまいました。そうなるとSamsung Payを使わなくてもいいかなと、日々使うことが無くなっていったのです。

実際に日常の支払いは99%がAlipayのQRコードばかりになっており、Samsung Payを使う頻度はもともと減っていたんです。なので香港版を無理して買わなくても困らないわけです。

しかし香港の発売がどうやらグローバルと同じ8/11で、ついに一次販売国に入りました。そうなるとすぐ入手できる香港版も悩ましいところ。一方では韓国版とアメリカ版も気になっています。どうしてかというと、各国版それぞれが自分にとってメリットがあるんですよ。

・香港版:保証あり(これは大きい)。8/11発売。キャリア割引あり。eSIM無し?(これだけ不明)
・韓国版:家族経由でキャリア購入なら若干割引あり&オマケ豪華。保証あり。韓国のSamsung Payが使える(使いたい)
・日本版:FeliCaが乗ってる。記事のテスト用に使いやすい。保証あり
・米国版:ミリ波完全対応。輸入品で保証無し(先達廣場Trinityで購入予定)

米国版は無保証なのが厳しいのですが、アメリカのミリ波完全対応端末をいまだに持っていないため、気になるのです。

とまあ悩んでもあれなので、本日香港の価格はどんなものか、キャリアにも予約状況の話などを聞いてきました。

まずは定価。

256GB : HK$13598(約24万9000円)
512GB : HK$14598(約26万7000円)
1TB : HK$16598(約30万4000円)

続いてキャリアの値段。全部はチェックしていませんが、

Smartone
256GB : HK$11998(約21万2000円)
512GB : HK$12798(約23万4000円)

中国移動香港
256GB : HK$12098(約22万2000円)

こうしてみるとSmarToneの割引価格はかなり頑張っています。なお1人5台まで買えますw (年間総台数は20台まで)。これって転売向けでもあり、実際キャリアでも「2台買って1台売りなよ」とか平気で言ってきます。だってキャリアはただの「端末販売店」ですし、契約していれば誰もが買えます。特定の人だけが得をする、ではないんですよ。これが香港的資本主義ってやつです。

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