日本で5Gの続きとライブ配信流行り

◆◆◆山根博士の「スマホ取材の裏側」Vol.107◆◆◆

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【1】ドコモの5Gテストで苦戦・ファーウェイはいいぞ
【2】ライブ配信が活発でWEBカメラ「Razer Kiyo」やアプリを活用

【1】ドコモの5Gテストで苦戦・ファーウェイはいいぞ

外出自粛となったため、居候先に籠っており目新しいことのできない日々が続いています。2-3日おきに「食」のため外出していますが、身体を動かさないと精神的にも参ってしまいますね。ということで運動を兼ねて散歩にでかけたのですが地下鉄1駅分歩いて大きい公園に行くだけでも気分転換ができました。しかし10分くらいの距離なのに公園につくとへとへと。体力も落ちています。明日から毎日散歩だけは続けないといけないですね。

今回は4月7日の緊急事態宣言が出る前に所用で平塚へ行ったときのお話から。ドコモの平塚店が5Gを飛ばしているというので立ち寄ってテストもしてみました。お店の名前は「d garden平塚店」。体験スペースも備えたショールーム的なお店で、店内ではスマートフォンを使ったショッピング体験などもできるようです。ここが神奈川県でたった2か所の5G利用可能な場所。しかし3月にドコモ丸の内店の店内で良好なテストができたため、ここでも電波は楽に拾えると思いました。

しかし店内の5Gコーナーは展示はあるものの実質「準備中」な状態。その付近にソファーがあったので邪魔にならないようにテストはできたのですが、5G NRの電波をなかなかつかんでくれません。札幌駅南口前でのテスト同様、アンテナピクト横表示は5GですがeLTEのみの接続が続き、eLTE+NRになるのは一瞬という状況。スピードテスト中は安定してつながっているのですが、終わるとまたeLTEに戻るような状態。これまた去年のソウル同様、データが流れないときはeLTEでアイドルのような状態で待機、という調整になっているのでしょうか。

またファーウェイの海外機でもテストを行いました。P40 Pro（多分ヨーロッパ版）、nova 6（中国）どちらもドコモのNRへ接続OK。ただしLTEのBand 41を搭載していないので速度は落ちます。逆に日本のキャリアからファーウェイの5G機が出てLTE/NRのバンド対応が落とされなければ海外でもそのまま5Gが使える神機になるかも。グーグルサービス非対応なのでキャリアが売るとは考えにくいものの、なんとかしてほしいところです。

ところでドコモ版LG V60 ThinQ（LGさんからお借りしたもの）でも5Gテストをしましたが、当たり前ですがつながるときはつながります。ところでV60 ThinQはアンテナピクト横の表示が韓国のような「枠のなかに5G」の表記。これはeLTEのみのときとeLTE+5Gで表記が反転するのかも！（ソウルではそうなります）と期待したのですが、そこまでの設定にはなっておらず同じ表記のままでした。これが韓国と同じなら電波状態が一目でわかる「神機」になるんですけどね。まあドコモのほうで表記を決めているのでしょう。

さて5月6日まで首都圏は企業の営業自粛にもなっていますが、5Gのアンテナ敷設工事もおそらく進まないのかなあと思われます。いまは非常時なのでまずは感染拡大を抑えることが第一。5Gの普及が遅れようが、まずは命が重要です。2020年の5G市場は中国だけが活況、他の市場は当初の見込みより1年遅れで盛り上がる、という状況になりそうです。

自分も香港を離れて1か月以上が過ぎ、さすがにそろそろ戻らないと家の状態もどうなっているかわからず（ベッドのシーツがかびているかもしれない、、、3月の雨季にいなかったし）、今月末には香港に戻る予定です。なお香港に到着すると強制検疫なので、帰国日から逆算して14日間は日本でも人に会う行動は最小限に抑えています。

【2】ライブ配信が活発でWEBカメラ「Razer Kiyo」やアプリを活用

3月末に買ったGalaxy S20 5Gやら、ようやく環境設定を始めたGalaxy Z FlipなどにZoomやSnap Cameraといったアプリを入れています。まさかライブ放送関連のアプリをスマートフォンに入れることが当たり前になるだなんて、数か月前は思ってもいませんでした。また部屋に籠ることが基本なので、毎週日曜日夜（23時基本）に配信している生放送「モバイルショー」も、ここのところはYouTubeライブをPCから行っています（登録者数がまだ600程度なのでスマートフォンからの放送必要条件1000人に満たず）。