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バンコクのスマホイベント「Thailand Mobile Expo」が楽しすぎた

スマートフォンやモバイル関連の展示会は海外で年に数回行われていますが、タイのバンコクで開催される「Thailand Mobile Expo」はコンシューマー向けの即売会イベント。年に2-3回開催されていますが、コロナ中は開催中止。たしか去年後半から再開されたと思うのですが、コロナ前から行こう行こうと思いつつもなかなかタイミングが合わず、今回10月26日から29日の2023年秋開催に参加してきました。

なおスマートフォン好きな人はThailand Mobile Expoを訪問することをお勧めします。入場無料、後半に書きますが展示品即売会はお買い得品が見つかるかもしれません。次回は2024年2月8日から11日です(年数回開催)。

さてこの手のイベントは最近では台湾で年に数回開催されるPCとモバイルの即売会「資訊月(ITMONTH)」程度で、他の国ではあまり行われていないように思います。台湾は大昔にはTaipei Telecomというモバイル専門イベントがありましたが数年でなくなってしまいました。過去記事を探したら2006年が見つかったので、10年以上前ですね。

Taipei Telecomはコンパニオンさんも多く、Computexのように「華」のあるイベントでした。現在年に数回行われている資訊月がどんな感じなのか、来年には行こうと思っています。

さてThailand Mobile Expoですが、タイのモバイル市場の盛り上がりを考えるとある程度規模は大きいだろうと思っていたのですが、会場に行くと想像以上に大規模でした。正面入り口を入るとすぐにAIS、そして所狭しと並べられたメーカー別のスマートフォンの展示に群がるタイの人々、マイクからはひっきりなしにセールの案内などが流れるなど、会場内は熱気につつまれていました。その様子は動画にしています。

メーカー別のブースが並ぶよう見えますが、メーカーの名前を掲げてメーカーとして出ているのはサムスン、OPPOくらいだったかなと。そのOPPOも各代理店が小ブースを並べて端末を即売。それぞれFind N3とFind N3 Flipを販売していましたが、端末価格ではあまり差をつけられないため端末購入でもらえるオマケで差別化を図っていました。

この販促品がなかなか良さげなものが多くてそれだけでも欲しかったのですが、どのブースも「ごめんね、端末買ったら無料なので、これだけ有料で販売できない」とのこと。誇らしげにGalaxyロゴ入りスーツケースを転がしている人(当然Galaxyを買った)がうらやましかった。

巨大なサムスンブースはブース横の即売エリアもものすごい数の購入テーブルを並べて来客をさばいていました。その場でスタッフと購入契約を結んで、スタッフがストック場所に端末を取りに行くのですが、そこにスーツケースなどが置かれていました。

ちなみにOPPOも一部の代理店がスーツケース、vivoもスーツケース。価格のわりにサイズが大きく販促品として目立ちやすくお得感を与えやすいので各社これを提供しているのでしょう。

さてThailand Mobile Expoの記事はアスキーに書いたので、メインの端末の話はそちらを見ていただくことにして(近日公開予定、公開後URLをここに貼ります)、今回のイベントで最も「熱い」コーナーだった、各代理店のセール品販売コーナーを紹介します。

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