1泊のアテネ、シンタグマ広場の家電店でスマホをチェック
MWC Barcelona 2024に合わせてアテネへ行ってきました。理由は前にも書いていますがエーゲ航空修行のため。今回バルセロナーアテネ、アテネーテッサロニキ(往復)、アテネーロンドンで無事エーゲ航空ゴールドを維持できました。日本では無職扱いになるのでクレカが作れず、スタアラゴールド維持には自分にはこれが一番手っ取り早いのです。
エーゲ航空修行は毎年9月のIFA(ベルリン)時に行うことが多かったのですが、今年はIFAに行けないかもしれないので(円安辛い)早めにってことでMWCに合わせて飛びました。なお自分のエーゲ航空の更新は毎年9月6日。なのでIFAに行くならその時ギリシャに行けば間に合うのですけどね。
さて最近のエーゲ航空修行はギリシャではホテルに泊まらず経由で済ませていました。泊まるとしても空港野宿で、アテネやテッサロニキの空港で一夜を明かしていました。展示会前に野宿はちょっと疲れるんですけどね、まあ展示会の2-3日前に滞在地に入りますからその間に疲れは取れます。
しかし今回はめずらしく展示会が終わった後に修行で飛びました。そのためすでに体力は残っておらず、さすがにホテルで寝ようと思ってアテネに1泊したのです。でもその前夜の一泊はテッサロニキ空港で朝まで過ごしました。
前回アテネに泊ったのはいつだったかなと調べると、2017年でした。なんと7年も前。その間もエーゲ航空修行しているのですが、
2024年 テッサロニキ空港で夜明かし+アテネ1泊
2023年 テッサロニキ空港で夜明かし
2022年 アテネ空港で夜明かし
2019年 アテネ空港で夜明かし
2018年 テッサロニキ空港で夜明かし
とまあ、見事に空港で一夜を明かしています。ちなみに2020年、2021年はコロナのため特例でゴールドの有効期限が自動で伸びていたのでした。
エーゲ航空修行はヨーロッパのどこかの都市からアテネに飛び、アテネからテッサロニキを往復、そしてアテネから次のヨーロッパ都市へ。これで4区間乗れるというわけ。テッサロニキに深夜について朝まで空港で過ごし、翌朝アテネに戻る、あるいはテッサロニキは夕方着でアテネに深夜に戻り、やはり朝まで空港で過ごす、ってのをもう何度もやっているわけです。なので空港の勝手もわかりますし慣れたものです。もちろん身体は疲れますけどね。
今回は7年ぶりのアテネ泊なので2泊くらいしてゆっくりしたいものなのですが、仕事も忙しいし旅費も無いなってことで仕方なく1泊だけになりました。
まずは3月4日の夕方にバルセロナからアテネに飛び、アテネからテッサロニキへ。A3はエーゲ航空、SKGはテッサロニキ空港です。
3月4日
A3 713 BCN 1605 → ATH2045
A3 136 ATH2325 → SKG 2420
アテネの乗り継ぎは3時間弱ですが、慣れた空港で同じエーゲ航空同士、シェンゲン域内ですから間に合います。ラウンジにも一瞬寄って夕食を済ませ、テッサロニキに深夜0時過ぎに到着します。なおギリシャ第二の都市ですがとても小さい空港で、ブリッジはありません。
ここで荷物が無ければそ制限エリアからそのまま出発ロビーに行けるのですが、今回は荷物があるので一旦出なくてはなりません。
コロナ中に改装されたテッサロニキ空港は24時間待てるベンチもあるのですが、問題は電源が全くありません。去年はゼロ、今年は1か所のベンチに電源コーナーがあったのですが先客がいました。まあ朝のチェックイン時間は4時くらいなので、3時間半はノートPCのバッテリーとモバイルバッテリーでなんとかなります。
3月5日
A3 107 SKG0910 - ATH1005
朝4時にチェックインカウンターへ。もちろんガラガラ。テッサロニキからアテネへは6時や8時のフライトもあるのですが、アテネについてもホテルにすぐチェックインできません。なのでテッサロニキのエーゲ航空ラウンジでのんびりします。ちなみにラウンジは朝4:30からやっているのでテッサロニキ空港は夜明かしに最適なのです。ちなみにアテネ空港はシェンゲンエリア内が4時から、エリア外が5時からです。
早朝なので軽食ですが助かります。5時過ぎるとそこそこ人が増えるのですが、みな8時便のお客さん。7時半くらいに自分以外の客はゼロとなります。まあテッサロニキに住んでいるor仕事できてたら、わざわざ9時のフライトのために4時すぎに空港に来てチェックインはしませんよね。
テッサロニキ空港はラウンジが地階にあって滑走路が見え、ラウンジ利用客はラウンジから直接滑走路の手前に出て、そのまま目の前の飛行機かバスに乗って飛行機に向かい搭乗します(ラウンジでチケットチェック)。
そして9時便でアテネへ。テッサロニキだけは雨でした。
アテネ到着後は空港で大きいスーツケースを預けます。ターミナルに出てきて一番左奥に24時間のクロークがあります。1日あずけても15ユーロ。重い荷物をホテルまで持っていくのが面倒なのと、念のためのスリ対策です。今回は空港行きバスに乗車しますが、地下鉄はスリが多いので注意が必要、荷物多い時は地下鉄はあまりお勧めしません。
空港からはX95のバスでシンタグマ広場へ。ここは繁華街というか観光地というか、ホテルもお店も多いの場所。空港行きバスも24時間走っているのでなにかと便利です。なお運賃は窓口でクレカで払いました(5.5ユーロ)。
バスで約1時間でシンタグマ広場に到着します。7年ぶりで懐かしさがこみ上げてきます。当時と大きく変わったのは地下鉄駅出口付近にいたSIMカード売りの人たちが皆無だったこと。ギリシャのプリペイドSIMはユーザー登録が必要ですが、キャリアの店で買うより路上の販売人から買う方が安いんですね(プランが違うんだったかなあ)。なお彼らから買う際も身分証明書は提示が必要です。7年前は声を張り上げて売っている人もいるなど、10人くらいを見かけたものです。
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山根博士のスマホ取材の裏側
香港在住携帯電話研究家、山根康宏が記事に書けない取材の裏話やエピソード、香港生活のお話などを綴っていきます。基本更新は毎週2回(火・金)で…
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