展示会会場の動画記録用にGoPro Hero 9が最適なので注文◆Vol.140
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まさかのGoPro Hero 9を注文してしまいました。そもそも私はGoProなどアクションカメラには一切興味がありませんでした。海山に行かないし、行ってもそこで景色を撮ろうともあまり思いません。撮影するならスマートフォンがあるからそれで充分。凝った動画を撮る趣味もないのです。
最近YouTubeをまじめにやり始めましたが、街中を撮るのもスマートフォン。自分の動画撮影スタイルでスマートフォン以外を使う必要性が全くないのです。ちょっとはやりのVlogカメラなども、それを買うお金があったらスマートフォンを買いますw そもそも「街歩きを撮って残す」人ではないのです。撮るならスマートフォンがありますしね。「よりいい画質」とかも思わないのです。
ところがGoPro Hero 9の機能紹介ビデオを見せてもらったところ、水平維持機能が気になりました。カメラを胸につけて歩いても、手振れが軽減されるのは以前からありました。しかし身体が左右に傾くように動いても、水平が維持されるのです。実はこれってすごい機能で、画面がぶれないだけじゃなく、常に水平に動画撮影できるのですよ。
これをみてすぐに思いついたのが展示会会場の撮影です。これまでにも会場内を歩き回ってスマートフォンで動画を撮ったことがあるのですが、人をよけたり気になるブースをちょい眺めながら歩き続けていると、カメラの水平が動くものだから動画をあとから見ていられないわけです。つまり展示会場の中を歩いて動画を撮影するとなると、どんなカメラを使ってもまともな撮影ができないわけです。
もちろん「今日は撮影しかしない」と決めて歩けばそれなりに見ることのできる動画を残すことはできます。でもそんな時間はありませんから。また過去の展示会でも「今日の午後は動画だけ撮ろう」なんて決めても、展示物に新たな出会いがあればそんなことやってられません。
展示会場の動画を記録で残しておきたいのは、小さいブースが並んでいるようなエリアだとすべてを見て回ることはできません。でも動画で歩いていればブースの様子だけでも残しておけます。展示会の最中に動画を見返して「面白そうなブースがあったから再訪しよう」と気が付くこともあるでしょう。あるいは展示会が終わってから、プレスリリースなどで面白い製品が出てきて、それが実はこの前行った展示会で展示されていた、なんてこともあるわけです。その時にせめてブースの動画がちらりとでも写っていれば、そこから何かしらの情報を得たり、記事用の写真をキャプチャすることもできます。
今の仕事を続けて20年弱ですが、過去の展示会で見て幻に終わったスマートフォンなどもたくさん見ています。中には一瞬だけブースでチラ見できたものの、写真を撮る暇が無かったり、撮っていてもピンボケだった、なんてこともあります。でも動画さえ撮っておけば資料や記事用になんとか使えます。そんな動画を撮るのにGoPro Hero 9なら水平が維持されるため、後から動画を再確認しやすいし、記録用にも残せるというわけです。
GoPro Hero 9のスペックを見ると、動画撮影時間は4K連続で40分程度。スマートフォンから見れば全くダメダメですw まあ予備電池を数個持っていればなんとかなるかなと。電池の外付け充電器をいずれ買えばいいでしょう。次回展示会取材ができるようになるのは早くても来年でしょうから、そのころまでに用意すれば十分です。
GoPro Hero 9の価格は日本の量販店で58000円くらい(免税)、GoProのオフィシャルサイトでサブスクつけると43000円くらいでアクセサリキットを付けて5万円くらい。一方香港ではHK$3500なので48000円くらい。香港で買うのがいいのでしょうが、今月の日本から香港帰国時の記録にもGoPro Hero 9を使って撮影したいので思い切って買うことにしました。直前にビックカメラに行って実機を触って大きさなども問題なしです。
なおありがたいことにこのNoteも(まだまだ少数ですが)有料購読していただいており、毎月の売り上げをキープしたままにしていました。ちょうどGoPro Hero 9の購入金額くらいがたまっていたので、これを使って買わせていただくことにしました(本当は1年ためて、家賃の一部にしようかなと思っていましたが)。
発売当初は届くまで時間がかかったようですが、今は1週間以内程度。香港帰国前になんとか受け取ることができそうです。届いたら練習も兼ねて毎日外に出る時は動画を撮りまくろうかなと思っています。
今回は以上です。下に続きはありません。
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香港在住携帯電話研究家、山根康宏が記事に書けない取材の裏話やエピソード、香港生活のお話などを綴っていきます。基本更新は毎週2回(火・金)で…
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