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中国EC「JD」でお買い物、ハイセンスのスマホを買ってみた◆Vol.123

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当マガジンは香港生活など一般ネタを無料、スマートフォン関連(仕事やお店、買い物など)ネタを有料(月500円、4回程度更新)で交互に執筆します。

今回は香港スマホネタ、途中から有料です。今回のお話は中国の通販でスマートフォンを買ったお話。今まで中国に気軽に行けていたので使ったことってなかったんですよね。

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2020年に入ってから中国の毎月のスマートフォン新製品発表ラッシュは激しくて、毎月10機種以上、しかもほとんどが5Gモデルという恐ろしい状況になっています。自分も気が付けば香港に戻ってきた5月以降、
・ファーウェイP40
・シャオミ Mi 10 青春版 5G
・シャオミ Redmi 10X 5G(これは手放す予定)
・Vivo iQoo Z1
・OnePlus 8 Pro
・Nubia nubia Play 5G
と、2か月でこれだけ買ってしまっています。海外出張に行かない分、その経費を端末代につぎ込んでしまいました。

5G新製品が立て続けに出てきているのでしばらくは気になる製品を買って試すことになりそうですが、コレクションも兼ねて気になる製品も買っておきたいところです。その中でもハイセンスが4月に出した世界初のカラー電子ペーパースマートフォンが気になっていました。そもそもハイセンスのスマートフォンは中国でも実店舗ではなかなか売っておらず、入手は困難。なので深センに行ってもすぐ買えるわけではありません。ならば通販に頼るしかないなあと発売後から思っていました。

ハイセンスのカラー電子ペーパースマートフォンは2モデル。基本スペックは同じですが、SoCが異なります。
・A5C Snapdragon 439
・A5 Pro CC UNISOC T610
なおモノクロモデルは従来から出ているA5がSD439、上記2モデルと一緒に発表されたA5 ProがT610。つまりA5シリーズがSnapdragon 439、A5 ProシリーズがUNISOC T610を搭載していると。T610のほうがパフォーマンスが上なので「Pro」なのでしょう。

このうちA5Cは大手の海外端末通販サイトなどで売られています。つまりお金さえ払えば入手可能。

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でも自分はUNISOCのSoCに興味がわきます。Spreadtrum搭載のスマートフォンはコレクションに数台あると思いますが、UNISOCはまだありません。またA5Cは日本でもすでに持っている人も多くいます(端末姫の神田さんとか)。なおさらA5 Pro CCが欲しいわけですよ。

しかしA5 Pro CCは海外通販サイトでは見つからず、あっても値段が高かったり現実的ではありません。

となると中国から直接買うしかありません。まあ中国からの買い物は普段からTaobaoかTmallを使っていたので、なんとかなるでしょう。ところがハイセンスのTmallの公式ショップにはスマートフォンの取り扱いが全然ありません。試しにケースを購入しようとしてみたところ、香港への発送は問題なし。これはTmallの価格の下の発送先で香港を選んで「香港無貨」と出なければ大丈夫ってことがわかるのですよ。

でも肝心のA5 Pro CCが売っていない。あー、詰んだな...

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