動画による情報発信強化(インスタとYouTubeフォローぜひ)◆Vol.183
最初に告知から。Instagramの新アカウント始めました。
@hkyamane_mobile
YouTubeはライブ配信をリニューアルしています。
youtube.com/user/yamaneyasuhiro/
さて誰もが「暇なときはとりあえず何か動画でも見るか」って生活習慣になっていると思います。自分は記事を書いて生計を立てていますが、某メディアからは動画記事を求められるようになりました。やはり動画のほうがより見られやすいというのもあるのでしょう。自分自身もYouTubeで動画を上げているものの、最近は忙しくて編集が追いついておらず、アップしたいけどアップできないというジレンマ。5分の動画でも簡単な編集をすると1時間くらいかかっちゃうんですよね。
でもそんなことをやっていると動画の鮮度も下がってしまうので「撮って出し」くらいのラフな動画を上げていこうかなと考えています。今話題のライカのスマートフォン「Leitz Phone 1」も入手しましたが、動画が遅くなったらあまり見てもらえないですしね。
さてそれとは別に、動画での発信を強化しようと思ってInstagramの新アカウントの開設と、YouTubeのライブ配信を一新しました。
簡単な動画はTwitterにもアップしています。しかしTwitterって情報をまとめるところではなく、古い情報は過去に流れて行ってしまいます。そのため特定の情報だけを残しておく、ということには向いていないように思います。別アカウント作ってRTを残す、みたいな使い方もあるでしょうけど、自分はショート動画をどこかにまとめて置いておきたかったのです。
YouTubeもショート動画がありますが、UI的に使いやすいものではないなあと感じます。動画の一覧も見やすいものではないなと。それに比べるとInstagramは一覧が見やすく動画だけを残すのにも向いているなと。
ショート動画をアップしたいな、と思ったのは、今年(2021年)3月8日にOPPOのローラブルスマートフォン、「OPPO X 2021」を触ったとき。端末の動画は編集したものをYouTubeにアップしました。
これはEngadget中文版のRechard編集長の好意でOPPO香港の事務所を訪れ、触ることができたのです。OPPO X 2021はオンラインで発表されたとき(2020年11月のOPPO Inno Day)に、香港から1時間の距離の会場で実機が展示されたのにも関わらず、今の状況の中、訪れることもできず動画だけを見て「いいなあ」と思うことしかできませんでした。世界初、ディスプレイが巻き取られるなんてどんな製品なんだろうと、なんとかして触りたかったもののどうしようもなかったのです。
そんな熱い想いを心の中に秘めたままでいたところ、3月になって香港のOPPOに実機が到着。ってことで触ってきたのですが、初めて触ったときはもう興奮MAXでフラフラと倒れてしまいました。見る前から興奮していたのでRechard編集長が「実機初めて触るとき、動画撮るよ」って撮ってくれたのが下の動画です。
スマートフォンの新製品を触ったときにTwitterに写真をアップしていますが、今や動画の時代ですし、動画のほうがわかりやすい製品も多くあります。ってことでこんな動画も含め、どこかにまとめてアップしたいなあと思っていたのでした。
でもなかなか始められなかったのはどこにアップするか決められなかったのです。いくつかSNSを試し、インドの「Koo」に入ったりもしてみたのですが「これだ!」ってものがなかなか見つからず。たまたま、毎週月曜日に出演しているライブ情報番組「UstToday」で雑談のときにメンバーに聞いたところ、InstagramのReelがいい、という話に。
InstagaramはStoriesで全画面サイズの動画を流せます。しかし24時間で消えちゃうのが難点。Reelなら残して置けるのです。同様のサービスとしてTikTokがありますが、香港からは使えないのです。あえてここで中国版である抖音にするってのもありですが、日本の人に見てもらうことを考えるとちょっとリスキー。
ではReelを使おうと思ったら、なんとReelも香港は使えないのです。リモートで日本でInstagramの新アカウントを作ってもらい、Reelがそのアカウントで使えることを確認。香港でVPNを通してそのアカウントでログインすると、Reelが出てきません。ってことでReelも断念。結局、素直にというか、Instagramに動画を上げていくことにしました。
ただし今後全画面ショート動画サービスに移行できるように、オリジナルの動画は19:9で撮影しておき、Instagramにアップするときにそこから4:5に自動的にトリミングしてアップ、としています。なのでオリジナルの動画を撮るときも画面いっぱいではなく、中央にモノが写るようにしています。面倒ですが、まあ仕方ないですね。
あとは既存のアカウントに追加するより新アカウントがいいとアドバイスをもらったので始めたのが冒頭に書いたアカウント。なおRechard編集長に話したところ「なぜ新しいアカウントを?」と不思議がられました。香港だと複数のInstagaramを使うのは主流ではないのかなあ。
ということでこちら:https://www.instagram.com/hkyamane_mobile/
さてこのInstagramのアカウントには展示会に行ったときに現地で見たものなどのショート動画も上げようと思っています。その動画をつないだものをYouTubeに「今日のまとめ」として1本にして出すのもありかなあと。Twitterのほうは引き続き写真中心で。ということで海外取材に早く行きたいのですが、次に行けるのはいつになるのやら。ひとまず8月下旬、香港で電脳通信節があるのでそこで動画がいくつか撮れるといいなあと思っています。
さてもう1つ、YouTubeは毎週日曜日の日本時間23時から1時間程度のライブ配信を行っていますが、これを一新させました。
ちなみにこのライブ配信、2009年5月21日に当初はUstreamで始めました。なぜこの日なのかを覚えているかというと、中国で中国聯通(China Unicom)がW-CDMA方式による3Gをスタートした日だからです。上海を訪れ、聯通が始めた3Gを目の前で体験した興奮を何かで伝えたい、と思ってホテルに戻ってからでいきなり始めたのでした。なおその時の取材の様子の記事はこちら。
Ustreamのアカウントは3月くらいに取ったものの、周りが騒いでいるのでやってみようと思いつつも、話をする内容も無いので放置していました。やはり話す内容が無いとなかなか始められるものではないですよね。ホテルはWi-Fiではなく有線でしたが、長いケーブルを買ってきて部屋の入り口横のジャックから机の上のPCまでつないで配信したことを今でも覚えています。
なおこのころは中国からTwitterもアクセスできていました。Ustreamも問題なく、まだ壁がどうしたとかいう前の時代です。
その後Ustreamがコンシューマー向けビジネスから撤退したので、YouTubeライブへと移動。時たまツイキャスでもやっていました。いつのころからか「Yamane's Mobile Show」という名前を付け、それが長いのでだんだんと「Mobile Show」に変え、そして毎週ではなく不定期になっていったのでその表記もせずに最近は「ライブ配信します」などと告知していました。
ありがたいことに最近のライブ配信も「初見です」という方が来てくれたりしますが、いつもダラダラと適当な話をしているだけで、時には寝起き(夕方から寝てしまい、配信直前に目覚める)の状態で雑談をしたり。そんな状況の中で、先日香港で出たばかりのシャオミ「Mi 11 Lite 5G」開封をライブ配信したところ、端末の情報が少ないこともあって意外と多くの方に見ていただきました。
しかしせっかくの新機種の開封式も、ダラダラとした話の中にうもれてしまって、後からアーカイブをまたみようと思えないような内容。これはもったいないことです。そこで毎回話の内容を決めて改めて配信を行おうと決めたのです。YouTubeのサムネ(ページトップにもある)は配信前の告知と、配信後はそのままサムネにしています。
まあしばらくは香港から出れないものの、新製品はちょくちょく触れる状況でもあるので「話をする内容がない」、ってことも無さそう。たまたまですが7月は毎週のように新製品を入手したりしています。ということで話をするネタを先に決め、それを公開してから見てもらう、というスタイルにしました。また配信タイトルも「Y'sTV」として、7月11日の配信を第一回(Y'sTV 001)として始めています。リニューアルしてから現時点で4回の配信が終わっています。
サムネイルは枠をTVにしようと思ったのですが、今やスマートフォンで動画を見る時代。なのでスマートフォンのフレームを使ってその中に話の内容を入れています(ZTE AXON 20の画面の絵を拝借)。なお番組タイトルに「TV」ってついているのですがそこは「あえて」。
てなことでYouTube動画もままならぬ状況の中、SNSも強化してやること増えていますが、個人で情報発信する時代ですからマイペースでやっていかねばなりませんね。ぜひともInstagram、毎週日曜日のYouTube配信をぜひ見てください。
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山根博士のスマホ取材の裏側
香港在住携帯電話研究家、山根康宏が記事に書けない取材の裏話やエピソード、香港生活のお話などを綴っていきます。基本更新は毎週2回(火・金)で…
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