スマホ売りの露店が消滅、代わりのジャンク屋発掘。4か月で変わる香港◆Vol.150
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うちの近所に夕方になると露店が出ています。そこでのスマートフォン物色が楽しいなんてネタを以前書きました(楽しいんだけど苦手な部分も)。
10月に香港に戻り、11月1日から自宅待機も終わって自由に外出できるようになってさっそく露店巡りも再開しました。いつも開いているのは17:00すぎから。なので早い時間に行っても意味がありませんが、どうせならとお昼過ぎに通りを通過しようとしたら、14:00くらいからもう露店が開いていました。これは取り締まりが緩くなったから?
さっそくスマートフォンを置いているなじみの露店にいくも、その日は出店無し。以前も出ていない日がたまにあったのですが、IT製品を扱っているため売り上げ(利益率)もよく、毎日出てこなくても十分やっていけているのかもしれません。
ということで数日後に日を改めて訪問。ところがその日はスマートフォンは1台もありません。数日後に再訪するとやはりスマートフォンは無し。以前は最低でも数台あったのにこれはおかしいです。品ぞろえも若干変わっており、これはもしかすると仕入れ先を変えたのかも。
前回訪問したのが3か月半、いや、4か月前です。4か月間香港の街に出ていないと、ところどころ店が変わっていたりとこの都市の動きの速さを実感したのですが、こんな露店でも仕入れるものや売るものが変わってしまうものなんですね。
他の露店を回ってみると、新たにスマートフォンを売っているところもありました。ところがそこが扱っているのはどうでもいいノーブランド品。値段以前にコレクションとしての価値はありません。別にファーウェイの最新モデル「っぽい」スマートフォンなんて欲しくもありませんからね。
ということでマイナーメーカーだったり、シャオミやレノボのちょっと古いスマートフォンなど掘り出し物がよく見つかった露店は無くなってしまいました。行くたびに「何かあるかな」とワクワクしていたのに、それが味わえないだなんて悲しいものです。
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山根博士のスマホ取材の裏側
香港在住携帯電話研究家、山根康宏が記事に書けない取材の裏話やエピソード、香港生活のお話などを綴っていきます。基本更新は毎週2回(火・金)で…
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