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香港でワクチン接種完了◆Vol.176

2021年4月23日、5月14日と新型コロナウイルスのワクチンを受けてきました。香港は中国のシノバック製かビオンテック製のどちらかを選べます。無料で行っているものの接種率は高まらず、近年の様々な政治不信がワクチン接種にも影響を及ぼしています。

自分は海外に出ねばなりませんから、ワクチンを受けることで香港へ戻ってからの隔離機関が短くなるなどメリットがあります。副反応はあるでしょうけれど「壮大なる人体実験」に参加する、という考えで受けました。「ワクチンはまだ危ない」と考えワクチン接種しないのも正しい考えでしょうね。このあたりは自分で考え自己判断するものだと思います。ですのでどちらの考えにしろ、それを他人に強要する権利は誰にもないでしょうね。ちなみに香港は自主的にワクチンを受けないと決めている人も多くいます。

香港のワクチン接種の予約や接種後の記録確認についてはケータイWatchに記事を書きました。

さて気になるのは副反応でしょう。自分の場合もしっかり出ました。だいたいこんな感じ。

1回目:当日と翌日、体の一部分(筋肉?)が一瞬チクッとする。これが1日4-5回くらい。10日目くらいから頭がややボーっとする。14日目くらいから頭がやや重い感じが19日目まで(2回目のワクチンを受けたのは1回目から21日後でしたが、この頭の重い感じは2回目のワクチンを受ける日には無し)

2回目:3日目に頭がややボーっとする。10日目から17日目まで頭がやや重い感じ。18日目の朝は「久しぶりにすっきりした朝」で問題なし(書いている今日なので、明日以降はわかりませんが)。

副反応は同じワクチンを受けた香港の友人に聞いてもまちまちなので、このようにほかの人がなるのかはわかりません。またワクチンのせいだけではない、体調面もあるかもしれません。私はこの副反応は「新しいワクチンだし、これくらい体調に影響でて当然かな」と考えました。体調がちょっと悪いなあと思ったときも、すぐ「ワクチンなのか」と。

自分の経験から、ワクチンを受けるのは週の後半がいいのかもしれません。即座に副反応が出た場合、週末の休みに対応できますから。まあとはいえ今はリモートワークが多いのでそのあたりはあまり関係ないかな。受けるときに受ける、これがいいのかも。

私の体験を見て「ほら、ワクチン危ない」と思う人もいるかもしれませんし、「この程度ならまあなんとかなるか」と思う人もいるでしょう。繰り返しますが自己判断で。

さてこのまま香港の感染者の増加が抑え込まれ(現時点で世界で最も成功している国・地域の1つでしょう)、周辺国も感染者が減ればトラベルバブルによる海外渡航もできるようになるでしょう。7月のシンガポールの展示会に行くことを今は目標にしています。

しかし香港とシンガポールのトラベルバブルは2020年11月開始予定が延期(香港側感染者急増)、2021年5月の開始予定も再延期(シンガポール側感染者急増)と、状況は急変するので予断を許しません。広東省・広州市で変異株の感染者が増えていることも気になります。中国がある程度抑え込みに成功していただけに、香港でワクチンを受ければ深センにすぐいけるようになるかもと期待していたのですけどね。まだまだ当分先になってしまうかもしれません。

今回は以上です。以下に文章はありません。

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香港在住携帯電話研究家、山根康宏が記事に書けない取材の裏話やエピソード、香港生活のお話などを綴っていきます。基本更新は毎週2回(火・金)で…

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