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ハノーバメッセでノキアの謎スマホ発見、産業系の展示会で何を見るのか

ハノーバーメッセ(Hannover Messe 2022)の取材が終わりました(2022年5月30日-6月2日)。何の展示会かといえば産業系の展示会。世界最大規模です。なぜこの展示会を取材するかというと、実はほぼ個人的な興味です。記事を書く先も無いのでたぶん記事化はできても1-2本。幸いなことに燃料電池やソーラーパワーで動く自動車などがあったので、そのあたりは記事になるかも。燃料電池で飛ぶ飛行機は夢があります。ま、大赤字の出張ですが情報に勝るものはありません。

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ノキアブースでは5G関連の展示に加えて、産業向けの製品をいくつか展示。ノキアブランドのタフネススマートフォンは初めて見ました。このあたりはアスキーに書けそう。

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さてここから先はハノーバーメッセをなぜ取材するのかというお話です。ハノーバーメッセは産業系展示会なのでポンプとかメーターとか、あるいは梱包機器やフォークリフトなどが展示されるわけですが、今や多くの工場がコネクテッド。つながっています。センサーで温度を測りそれを監視室でチェックする、昔ならそのデータを見て人力であれこれ対応していたわけですが(自分も社会人になってすぐ、2年間石油化学プラントで現場でやってた)、これからはそのデータをクラウドで記録しつつ、異常値があればアラートを出して作業員に通知、同時に機器の故障ならばスペアパーツを確認して在庫なければ自動発注まで行う、なんて具合に点と点のつながりが点から面へと広いつながりになるわけです。もちろんセンサーも小型化と高精度化が進んでおり、BluetoothやWi-Fiなどワイヤレス接続も当たり前です(電力はポンプなど電気が来ている機器ならそこから取れる)。

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山根博士のスマホ取材の裏側

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香港在住携帯電話研究家、山根康宏が記事に書けない取材の裏話やエピソード、香港生活のお話などを綴っていきます。基本更新は毎週2回(火・金)で…

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