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ZIPAIRでロサンゼルスへ(LAXのチェックイン時間は出発4時間前)

9月27日成田発、10月2日成田戻りでMWC Las Vegas 2022の取材に行ってきました。日本発着の航空券を見ると15万円を切るものがいくつか。しかし旅程を見ると乗り継ぎも含めベストと思えるのがZIPAIRでした。JALのLCCですね。

てなことで初のZIPAIR体験。結論から言うと悪くありません。特に電源とWi-Fi無料は最高です。座席は狭くて国内線のLCCレベルかも。けど空いていれば許容できるでしょう。

料金は行きが5万4656円、この中に機内持ち込み荷物+5kgの4500円、機内食のうなぎ2600円、海外保険3480円が入っています。
帰りは74795円で「座席指定と5kg追加」のBizパッケージ8541円込み。

ということで合計で12万9451円でした。

行きはあえて座席指定せず、どんな席に割り当てられるかを確認したいと思いました。チケットを買ったのは出発1週間前を切っていましたが、座席は余裕だらけ。なので真ん中席になることも無いだろうなと思ったのです(3人掛けの真ん中だけだったら、それはそれで快適)。

一方帰りは日本到着後に予定があったので早く出たいために、前のほうの席を予約。まあ帰りもかなり空いていましたけどね。

そして今回は現地3泊なので荷物も最小限、着替えは下着の替え1セット、上に着るシャツは2枚のみ。現地でラーメン作るのに今回もサンコーの「たためる鍋」を持っていきましたが、合計で12kgに十分収まります。なので預入れ無しにできたのです。

持ち込むバックパックはいつも使っているものだと着替えなどがはいらないため、当初ワークマンで1800円のキャスター付きバックパックを買ったのですが、ライターの中山君がいいのがあるよってことで、そちらを購入。軽くて大きく自分のバックパックがはいり、余裕は少ないものの着替えなどを詰め込めます。もちろん機内持ち込みOKサイズ。

そして行きのフライトでうなぎ(国産うなぎのふっくら鰻丼)をわざわざ頼んだのは、知り合いのZIPAIR経験者みなが「これはうまい」というから。さらに食事込みのパッケージを買っても、うなぎにしたかったら定価のままなんです。食事は1200円なので2400円にしてくれてもいいのになあ。まあこれもネタ、経験で付けました。

さて9月27日、戸塚を出る前に東急ストアによって調理パン類を6個、ロールパン5個入りを購入。機内食&ラスベガス初日の食糧。今回現地での出費を減らすために涙ぐましい努力をしていますw 成田エクスプレスで12:58に成田空港着し、そのまま北ウィングのZIPAIRカウンターに向かいます。出発は14:45なので十分余裕です。

チェックインはカウンターの手前でアメリカ入国用宣誓書、入国者情報提供にサイン。あとは特に何もなくスムーズに終了。なお座席は前の日に「55C」が指定されていました。3人掛けの通路側、横に人がいないのでラッキー!とその時は思っていたのです。

荷物はしっかり計測され、11.4kgで問題なし。

そのあとは出国して、中のセブンイレブンでお弁当(牛丼)を買って食べました。念のため機内で空腹になったときのためです。うなぎがいまいちだったら困りますしね。

さて搭乗口では出発予定時間が遅延と書かれていました。14:45発が15:30に45分遅延。これで到着時刻が9時から9時45分に遅れます。ちょっとやばいな。というのもロサンゼルスで次に乗るSouthwestは12:05発なので乗り継ぎが2時間20分。実は自分は「アメリカ到着後の乗り継ぎは6時間あける」という自己ルールを課しているのですが、今回は久々だったのでそれも忘れて、3時間乗りつぎ時間なら大丈夫だろうと考えたのです。ZIPAIRはLCCだし遅延したら後の旅程は自分の責任。この辺りは次回以降、旅程組むときちゃんと考えないとなあ。

ZIPAIRに乗り込むときは荷物の重さチェックないので、極端な話、空港内で何か買って重さが増しても大丈夫そう。まあそんなに買い物する人いないでしょうしね。

座席は狭いです。前後幅は余裕あって、膝が当たることはありません。でも前の人が席を倒したら(角度は少し)、ノートPCを開くのは難しそう。前後幅もフルキャリアよりは狭めです。横幅はぴったりで、国内LCCレベルでしょう。3人掛けに2名ならいいけど、3人で座ると真ん中の人はちょっときついかも。

一方、電源があるので充電器あればスマートフォンもノートPCも充電できます。USBあったほうがいいかもだけど、汎用性考えるとこれがいいのでしょう。そして前の座席の背もたれを見るとQRコードが貼ってあります。このQRを読んで機内食や飲み物などを別途購入できます。なので機内Wi-Fiは無料。機内エンタメもWi-Fiで利用できるようです(使わなかった)。また外にも出れるので普通にスマートフォンやPCで通信できます。

離陸後は40分程度で機内食。「準備ができ次第」だそうですが、これくらいの時間でしょうね。注文している場合はフライトアテンダントが確認しにきます。うなぎだけと思ったら水もついていたのはよかった。

さてそのうなぎ、これうまい。冷凍だろうけど冷凍と感じさせない。ゴムのような安っぽい触感もなし。ご飯もちゃんとしてる。解凍具合もいい感じ。2600円は単純に考えて高いけど、一般機内食が1200円ですがその約倍の値段の価値はあるかも。次回乗るときも頼んでもいいなあw

機内Wi-FiはスマートフォンでWi-Fiにまず接続、次にZIPAIRのアプリから指示に従って接続ページを開いて「接続」。この際にブラウザが開く一般的なパターンですが、Xiaomi 12S Ultraなど中華端末ではブラウザが開いてくれません。手動で

wifi.zipair.net   

につないだら接続ページがでてくれたので、このURLは記録しておくといいかも。なお帰りのフライトでもGalaxyでうまく接続ページがでてこず、このページを開いたら無事に接続できました。このURLは保存必須。

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