2023年3月19日香港から深センに行ってきた(羅湖編)。到着ビザで入国可能(5月7日改訂版)
【5月7日追記】深センでの到着ビザが発行可能なことで、このエントリを見つけていただくかたが増えています。3月からPCR検査が不要になっており、その部分を読み飛ばすのも大変なので、改訂版としてPCR検査不要として前半に描きなおしました(後半「ここから有料」の先に、元々のPCR検査の必要だったオリジナルの文章を残しています。もちろん現在、その部分を読む必要はありません)。
また5月には皇崗からの入国も行いました。その様子はこちらから
それでは以下、羅湖からの中国入国です。
中国のビザ発行緩和など入国の動きが慌ただしい中、深センに行ってきました。今回はMTR(電車)で羅湖からの入国。必要なのは、
1.中国税関アプリ登録
2.羅湖でアライバルビザ(ランディングビザ)取得
3.中国入国後
【1】中国税関アプリ登録
WeChatのミニアプリからやりました。なお羅湖駅のホームやら、出国後のエリアに山のようにQRコードが貼ってあるので、到着してからやってもいいでしょう。香港からの移動での注意点としては、フライト・列車番号や座席の入力があるのですが、「MTR」「1A」とかでいいでしょう。細かい列車番号などを調べる必要は無し(これは以前の入国カードでも同様だった)。
WeChatで下記QRコードを読めばミニアプリの英語版が起動します。
すべて入力後、QRコードが発行されるので、スクショを取っておくことをお勧めします(このあと国境で表示をスムーズに行うため)。
【2】羅湖でアライバルビザ(ランディングビザ)取得
取得できるのは深セン特区の滞在ビザなので、滞在できるのは深センだけです。また有効期限は5日間のみ。1回だけなので、再び行くときは取り直しが必要です(そのたびにパスポートのページが減っちゃう)。
今回はMTR東鉄線で羅湖、そこから深センへというルート。必要なのはパスポート(当然)とクレジットカードかAlipayかWechatPay(ビザ代は現金はNG)。
まず香港側で羅湖に到着したら、改札を抜けてのイミグレで出国します。
次に橋を渡る途中で上記税関のQRコードチェックがあります(自動改札)。
それを抜けると正面が中国入国のイミグレですが、左手に到着ビザの発行事務所へのエスカレーターがあるので(香港側から行くと裏手なのですぐにはみえませんが)、それを上がります。すると到着ビザ発行事務所が見えます。ここでは、
1.事務所の前にある写真撮影機で写真を撮影する(無料)。撮影時にパスポート番号を入力。レシートが出てくるので受領(ここに顔写真が不鮮明に印刷されているけど、これは確認用。ビザの写真はちゃんと機械のカメラから事務所に送られる)
2.事務所に入って、右手側(入口に沿って右手)のカウンターに申請書があるので記入。裏にはサインと日付も書く。
3.事務所入り口の発券機で整理番号をもらう。
4.カウンターが4つあって、左から2番目のカウンターで自分の整理番号が呼ばれたら、パスポートを持っていく。ここでパスポートをあずける。
5.続いて左から3番目のカウンターで168元の支払い。現金は完全に不可なので注意。海外クレジットカードOK。あるいはAlipayかWeChat Pay。
6.ベンチで待機。待機数名でしたが、自分は45分待ちました
7.支払いカウンターで番号を呼ばれるのでパスポートを受け取り。ビザが1ページに貼られている。
8.エスカレーターを降りて入国審査へ。この時は5番と6番カウンターが外国人用
9.入国カードに記載。係員からもらいました(予備が欲しかったけどカウンターには在庫なし。以前と異なり青い新タイプのカードになってます)。
10.無事入国(20分くらい並びましたが)
【3】中国入国後
特に何もないです。外に出るとタクシーの客引きがかなり多くてめんどうなくらい。
以上、ビザをパスポートに貼るので1ページ埋まっちゃいますが、事前にビザを取ることなく、深センに入る直前に取って入国できます。早く以前のように14日間のビザなし入国が解禁されてほしいところ。以上です。
ここから先はPCR検査が必要だった、過去の記録です。読む必要はありません。
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山根博士のスマホ取材の裏側
香港在住携帯電話研究家、山根康宏が記事に書けない取材の裏話やエピソード、香港生活のお話などを綴っていきます。基本更新は毎週2回(火・金)で…
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