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手動絞り対応のファーウェイMate 50 Proが欲しい(買うけど、どう買う?)

自分はファーウェイのスマートフォンをかなり昔から使っていますが、たぶん「P9 Pro」からカメラが気に入って使い続けてきました。メインのスマートフォンはGalaxyでカメラがファーウェイ、という2つの組み合わせを長く使っていたのです。一時期はGalaxyを買わずにファーウェイがメイン、ってこともありました。ただ自分がメインにしていたGalaxyはペン入力ができるGalaxy Note。仕事で手書きメモをよく使うので結局は今もメイン機はペン対応のGalaxyに戻っています。

ファーウェイはアメリカと中国の政治問題に巻き込まれて(それだけじゃないでしょうけど)制裁を受け、Mate 30以降のモデルはグーグルサービス(GMS)が使えません。それ以前は春のP、秋のMateとほぼずっと使い続けてきましたが、GMS無しもあってMate 30はパスしていたのです。しかしそうはいってもカメラ性能で右に出る端末はありません。そこで2020年秋にはMate 40 Proを購入。カメラとして使っていました。なおこのMate 40 Proはチップセットの制裁を受ける前なので5Gに対応、貴重なファーウェイの5G端末です。

翌2021年夏にはP50 Proを買いましたがこれもカメラ目当て。もはや5G無しで4Gのみ、GMS非対応でもカメラ性能がよければそれだけでも使い道があります。しかし一方でGalaxyシリーズのカメラも特に望遠性能が良くなって、2021年1月発売のGalaxy S21 Ultraは10倍望遠も搭載。P50 Proよりも先にこちらを買ったこともあり、写真撮影はこの2台を併用していました。

そして2022年7月にXiaomi 12S Ultraを買ってからはカメラはそちらに。ってことでP50 Proもほぼお役御免でたまに使う程度という状況になっています。

前置きが長くなりましたが、2021年にMateシリーズが出なかったので、もうMateシリーズは終わりと思っていました。特にHONORがMateシリーズを引き継いだ製品を出しいることもあって、ファーウェイはPシリーズしかこれから出していかないと思ったのです。ところが9月にMate 50が発表。Mate 50、Mate 50 Pro、Mate 50 RS Porsche Design、Mate 50Eというフルラインナップ。ファーウェイはMateシリーズをあきらめていなかったんですね。

でもカメラ性能がいいくらいでは買う気は起きません。ところがMate 50のカメラは物理的な絞り羽による可変絞りを搭載。F値を10段階でいじれます。そこまでF値をいじった写真を撮ることはないのですが(もともと鉄道写真を撮っていたので今でもカメラで写真を撮るときはシャッター速度優先)、この機能はMate 50のみ(なおMate 50Eは無し)。これはがぜん欲しくなります。

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