名倉真紀/今野紀雄『ざっくりわかるトポロジー』より
「位相幾何学の位相は、位置と形相の2つの言葉を複合して短縮した言葉です。つまり、位相幾何学は図形の位置と形を研究する学問といえます。〔…〕
位相幾何学での相すなわち形は、ユークリッド幾何学よりも大ざっぱに区別されます。この幾何学では三角形と四角形を区別しません。図形は伸縮自在の柔らかいゴムのような弾性物質でできていると考えて、折り曲げたり、引き伸ばしたり、ねじったり、縮めたりしても元の図形と同じ形だと考えます。」
名倉真紀/今野紀雄『ざっくりわかるトポロジー』サイエンス・アイ新書、2018年、12ページ。
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