ハイデガー「形而上学としての存在の歴史 草案」より

「本質から言って、現在化(repraesentatio)は反省(reflexio)に基礎づけられている。それゆえ対象性そのものの本質は、「私は何かを思惟する」としての思惟、すなわち反省としての思惟の本質が認識され、明確にそれとして遂行されるときに、はじめて開示される。」

マルティン・ハイデガー『ニーチェ Ⅲ』薗田宗人訳、白水社、1977年、239ページ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?