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☆21年8月29日放送~もしも3人が同じ職業だったら~特別編

【配役】

芽瑠ちゃん:田島先生
なっちゃん:松岡先生&小学1年生・菜摘ちゃん
沖さん:学年主任・沖先生&ナレーション


ナレーション:ここは福岡市立長浜小学校。この小学校には子どもたちから絶対的な人気を誇る先生がいるという。

菜摘ちゃん:先生、この問題分かんない。

芽瑠ちゃん:ここを、こうして・・・こう!

菜摘ちゃん:先生ありがとう!先生大好き!

松岡先生:田島先生、子供たちに大人気ですよ!

沖先生:いやー、田島先生、子供たちに人気なうえにPTAからも大人気ですよ。一体、どんな教え方をしてるんですか?

田島先生:子供たちの考えや解釈を認めてあげる教え方をしているんです。我が国の教育はテストでは答え以外の答えはすべて不正解にする風潮があります。それでは子供たちそれぞれ違った考えを認めていません。

例えば漢字の書き取りで問題が「新▢の電車」とあった時、正解が「新型の電車」だったとしても、「新潟の電車」と解釈する子供たちがいないとは言い切れません。
さらに算数の場合は「5+2=7」ではなく「▢+▢=7」と答えが決まっていて、式を完成させるような問題を出しているんです。そうすると、子供たちごとに違った答えが出てくる。
こうして子供たちのいろんな考えを認めてあげて、常に考えるクセをつけさせるような教え方をしています。大人になって考えずに、多数派に流されずに一旦立ち止まって、冷静に考えることが出来ますよね。

 そして子供たちを叱るのではなく「どうしてダメなのか」ということを、教えてあげる方法を取って、同時にどちらか一方が辛い思いをしないように発想を変えて、とんちでみんなを丸く収めるようにしています。そうすると子供たちも気持ちがいいでしょ。
さらに歴史の授業に関しても教科書だけでう私たち先生が自分から別の説を調べて授業の中で教えることも歴史好きや別の考え方を学べるだけでなく、生まれ育ったこのニッポンを好きになるきっかけになると思うんです。

ナレーション:松岡先生・沖先生は田島先生が信念をもって教育をしていることを知った。2人は振り返り田島先生のクラスの子供たちは他のクラスの子供たちに比べて、生き生きしていることを思い出した。最後に田島先生はあるを言葉を言った。

田島先生:教科書に書いてあることだけを教えることが教育ではありません。私たち先生方が子供たちの考えを認めてあげて、私たちも常に1つの物事に関して調べたり勉強することも大事です。

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