ほくとの部屋 休憩回 メタゲーム解説
KMCIT直前までとっておこうとかんがえてたら、指輪がはやってしまいやや的外れになってしまっているかと思いますが、
雑談だと思って聞いてくださいw
今回は動画版の制作者であるクリストファー・脳乱さん(オンライン)を交えて3人で対談しています。
(6/17(土)KMC後のインタビュー)
0.イントロ
みなさんこんにちは
ほくとの部屋の神原北斗です。
この企画は関西版のぶおの部屋ということで、レガシーの各アーキタイプに関して関西圏のプレイヤーの中から達人をお呼びして、デッキについて掘り下げるというものです。
基本的にKMC(月1で開催されている関西最大規模のレガシー草の根大会)直後にインタビューをおこなっています。
1.ゲスト紹介
様々なデッキを使いこなし結果を残していくレガシージャンキー(誉め言葉)
今回は5回目まで終えたので休憩回。
一つのデッキのほりさげではなく、メタゲームの解説を柳澤師範にしてもらいます。
レガシーでおこなわれたグランプリ静岡でトップ8に入ったフェアデッキでの実績もありながら、師範のすごさは様々なデッキで結果をのこしていることです。
メタ上のデッキのみならず、電波的に拾ってきたデッキや自分で考えたオリジナルデッキとその範囲は多彩。
いろんなお店でいろんなデッキで入賞しつづけている真のレガシージャンキーと言えます(誉め言葉、感覚2月に一回くらいはどこかのお店で優勝している)。
さっそく師範にお話しをうかがってみましょう。
2.禁止改定後の現在のレガシー環境
脳乱「まず初めに現在のレガシー環境を柳澤さんに説明してもらいたいと思います」
師範「ざっくり言うとコンボ環境ですね」
師範「もともと前の環境で、2つのデッキが王者から陥落したと思います」
脳乱「イニシアチブとURデルバー?」
師範「そうです。それらが禁止になった結果、二番手につけていたデッキがなんだったかというと、イニシアチブとURデルバーに対して序盤から攻勢をかけれた暗黒の儀式を使った高速コンボ」
師範「具体的に言うとリアニメイトなんですけど」
神原「なるほど、Doomsdayは??」
師範「Doomsdayは一部のプロフェッショナルが異常に強かったというだけで、一般的にはどちらかというとリアニメイトの方がはやっていているかな」
ーうんうん
師範「上2つが落ちたことによって上がってきたというのと、プラスアルファでアトラクサの登場でデッキの安定性が増して裏目が消えたというのがあります」
師範「結果としてリアニメイトから環境が始まっているかな」
脳乱「なるほど、今タルモゴイフ入りのティムールのデルバーも上がってきていますね?」
師範「コンボ環境に対してデルバー、というのが結構戦略として合致しているというのと、もともと禁止されてからユーザーが完全に離れてしまったわけではなくて、デルバーもイニシアチブもマイナーバージョンは使われている状況です」
神原「なるほど」
師範「もともと表現の反復がとれていた部分を何で埋めるか考えたとき3パターンあって、」
師範「1つは追加のアドバンテージ、表現の反復の代わりのカードとなるもの、次にコンボ環境に合わせてカウンターを入れる場合、呪文貫きがいい例です」
神原「確かにフラスターめっちゃ打たれますね」
師範「3つ目がデルバーミラーをにらんで生物を増やす場合」
師範「探す先のカードをデッキに入れてしまおうというもの、それが今タルモゴイフになっている」
ーなるほど
師範「もともと第三の道の偶像破壊者とかで水増ししていた人とかもいたと思うんですけど、最終的には地上戦最強のタルモゴイフが定着して今の形になっている」
ーアドバンテージだとどれが使われているんですか?
師範「衝動的な行動と、黒で夜のささやきを使っているタイプあとは全然生き残ってないですけど、予報使ったタイプとかも」
脳乱「予報よわかったですね」
師範「予報は独楽が全盛期の時代でも1-2枚入れるのがやっとでしたからね」
神原「個人的にはすきなのですが。。この枠もみ消し入れている人もいますよね?」
脳乱「カナスレみたいな感じですね、このリスト、Takasakiさんはずっともみ消しになってますね」
師範「これは噂の、カードゲームウサギのわたるさんですね」
師範「ピアス2枚と軽微なつまづき2枚の型に落ち着いています」
神原「そうなんだ!」
師範「フェッチランドもデルタ4と赤緑フェッチ」
神原「赤緑フェッチ一番いいですよね、もみけしの色じゃないからしゃくりやすい(笑)」
脳乱「もみ消し今コンボ環境になっていて、けっこうアリなのかなって認識なんですが」
師範「そうですね。土地を縛り付けるというのがリアニメイトにしろショウテルにしろ有効というのがあって」
師範「あと関西とかだとDoomsdayなんかもいるので」
神原「タッサの神託者に打てる」
脳乱「はいはい」
師範「あとはアトラクサの誘発にも当たるというのもあります」
神原「こっちの環境だとHaradaさんはよくもみ消し使ってくる印象ありますね」
師範「忘れたころに使ってくるメタゲームの読みがホントにうまい」
神原「ただ後手のとき弱いから、実際に使うとなると先手以外ちょっとつかいたくないのはあります」
脳乱「まあ先手のドブンがやっぱりやみつきになるんだろうな」
現在はアトラクサ擁するコンボデッキとそれをめたったデルバーの環境!!
3.ティムールデルバーの復権
脳乱「RUGが出てきて、一応赤青デルバーの型も残っているとは思うのですが、この赤青の型はどう思いますか?」
師範「やはりマナ基盤が強いというのが圧倒的に利点ですね」
師範「今RUGつかっている人みんな思っていると思うんですけど、トロピーもってくるのがすごい難しいというのがあって、ボルカチャネラー稲妻と動こうとすると赤赤が必要なのでトロピを持ってくるタイミングが難しかったり」
師範「逆に不毛で狙われてしまうとタルモがくさってしまったりもします」
神原「ちょっと思ってたのがデルバーで土地1キープはよくあるじゃないですか」
師範「うん」
神原「そのときに、2色だったらデッキから対応するデュアラン持って来ればすむ話ですけど、3色だと選択肢ができるじゃないですか、最初持ってきた土地が赤青で、その後も赤青しか引けませんでした、みたいな」
神原「土地1だとカラーの裏目があるのでキープしにくくなってしまうかなとは思います」
師範「多色デッキゆえのジレンマだね」
神原「関西帝王のSakamotoさんもティムールでしたね」
師範「もともとURからだったんですけどあの形におちつきましたね」
脳乱「うんうん」
脳乱「今のメタゲーム上では、アトラクサ擁するコンボががーと上がってきて、それを対策しやすいデルバーも上がってきてしまった」
師範「復権してきてますね」
4.よくみるとコントロールが息してない
脳乱「なんかこうメタゲームがまた以前のように戻りつつあるように見受けれるのですがいかがでしょうか?」
脳乱「もっとデルバーが一気に落ちてデスタクとコンボがやりあう環境になるのかなと思ったんですがちゃんとデルバーも生き残ってきている印象ありますね」
師範「そこは長い間レガシーのメタゲームを生き抜いてきただけあります」
脳乱「MOのメタゲームの並びめちゃめちゃ美しくないですか?」
脳乱「デルバー、スニーク、デスタク、赤プリズン、8cast、ペインターと言う感じ」
師範「いやでもこれコントロールが息してないですね?」
脳乱「確かに!」
師範「本来デルバーが苦手とする白系の除去をもったデッキに対して、コンボデッキが早すぎて全然そこに追いついていけてない」
神原「強いて言えばデスタク??あれやばいですよね、黒力線とか今入っています」
師範「そうそう、今デスタクも高速環境に合わせて、黒力線と金属モックスをつかっているから」
神原「そうなんです、金属モックス使われているんですよ!」
脳乱「え??これしかも土井さんのやつですね」
神原「1Tにサリア出せるんです」
師範「俺も先週はめられました」
神原「(笑)何が起こったんですか??」
師範「1Tに出されて何もできずに、あーーーって言ってましたw」
脳乱「このアドバンテージを失う分を雨ざらしの旅人で回収するみたいな?」
神原「そうそう、雨ざらしの旅人すごい強いって土井さん言ってました」
師範「金属モックスとすごいかみ合ってますね」
神原「あとは、宝石の洞窟??」
脳乱「はいってる!」
神原「そうなんですよ、ここらへんは2枚引くと弱いから散らして採用しているって言ってました、1ターン目にサリア狙い」
師範「しかも雨ざらしの旅人の起動用に一瞬土地を減らすためだけにフェッチはいってたりとか」
師範「あとは後から引いてきた金属モックスが受けられないからということでガイアー岬の療養所が入ってるんですけど、これが油断していると迷宮の霊魂と回りだす」
神原「追加のロランになってくれるんですね!」
師範「しかもちゃんと雨ざらしからとってこれる」
脳乱「デスタクも今すごいことになってますね」
師範「高速コンボにかみつくために魔改造されている」
脳乱「関西のデスタクはこうなんですか??」
師範「関西のデスタクはみんな土井さんのデスタクを見て育つので、土井さんにリスペクトがある人はこうなりますね」
脳乱「なるほど(笑)」
神原「ぼくもデスタク相手に黒力線出されて負けました」
神原「ほくとの部屋のデスタク回出した直後に、記事読んで力線いれましたわーって」
(笑)
脳乱「おおむねこんな感じのメタゲーム、遅いコントロールが息しにくくなっている」
師範「あとデルバーが上位にいるせいかローグコンボが上がりずらくなってきているのがあります」
神原「セファブレとか??」
脳乱「あ、セファブレたしかにちょっと落ちましたね」
遅い青白系コントロールが弱くなり、デスタクも速度においつくため魔改造され、ローグコンボは駆逐されている環境に!!
5.とりまポジション良さそうなデッキさがそっか
脳乱「この状態でポジションのよさそうなデッキってなんなんだろう?って話になると思うのですが、ある程度速度がないと人権がなさそうに感じますね」
師範「禁止改定の前のタイミングでもうイニシアチブが人権を奪ったデッキは多かったんですけど、今は高速コンボに加えて、他のデッキが使うウルザの物語とかもあるので、対策するところが多すぎて人権がなくなってしまっている形です」
神原「このMOのトップメタリスト12種類だったら、師範が使ったことのないデッキはありますか?」
師範「ないデッキ?」
神原「その方が圧倒的に少ないはず」
師範「全部あるかな、一応イニシアチブはボロスと白単があって白単のタイプは使ったことないです、あとはスニークはリストを乗っけれたことがないです」
神原「そうなんだ」
師範「使ったけどなかなか勝てない、最近あのヴェズーバの漂うもの」
脳乱「あーはいはい」
師範「あれ使ったタイプが結構勝ってて、今日もKMCヴェズーバの漂うもの4枚つかったスニークショウが勝ってるんで」
脳乱「スニークショウが新しいパーツを得たことで上がってきたと思うんですけど、僕の認識今の最強デッキスニークショウなんじゃないかなっていうイメージがあります」
師範「はいはい」
脳乱「ヴェズーバの漂うものはクリーチャーじゃないですか、なので相手からしたらちゃんとクリーチャー対策をしないといけなくなっちゃう」
脳乱「だからショウテルやスニーク、ヴェズーバの漂うものとあると軸の違うマスカンが多すぎて対策が難しいんじゃないのかなっていう感覚があって、個人的には一位ここなんじゃないかなと思っているんですけどどうでしょう?」
師範「受ける側で考えるとほんとに受けずらくて、軸が違いすぎてどうがんばっても裏目ができてしまうことが多いんですよね」
師範「なので前の母聖樹が入っていたときよりも、コントロールからすれば歴代のスニークショウの中で一番きついんじゃないかなと言うくらい」
神原「おー」
師範「ただコントロールはそうなんですけど、スニークショウからすると、シンプルにリアニメイトがきついんですよね」
師範「リアニメイトに対して、ショウテルぶっぱがやりにくくて、スニークから仕掛けないといけないんですけど、そうするとどうしてもリアニメイトと速度差ができてしまう」
神原「うんうん」
師範「逆にコンボをバックアップする妨害の枠でも、ハンデス対カウンターだとハンデスの方がどうしても取り回しがいいので」
師範「その差もあってショウテルからするとリアニメイトがきつい」
脳乱「なるほど」
師範「だいたいコンボデッキって、虚空の力線みたいにレガシーはサイドカードが強烈なことが多いので、環境全体で意識されてヘイトを買いすぎると落ちやすいんですよね」
脳乱「うんうん」
師範「にもかかわらず今リアニメイトはめちゃめちゃガードきついところに勝つじゃないですか、もともと圧倒的にはやいというのがあるんですけど」
神原「(笑)」
神原「ただ封じ込める僧侶を見る頻度がめちゃめちゃ上がりましたね」
師範「序盤に言ったアトラクサを強く使えるデッキの台頭というのがありましたけど、スニークショウとリアニメイトに有効なのが、封じ込める僧侶ということで」
師範「デスタクはそうなんですけど、イニシアチブもメインからとっているパターンがあって、他のデッキ例えば8castでもサイドから飛んできたりします」
脳乱「へー!」
神原「そういえば師範8castもよく使ってましたね!」
師範「強いデッキだね」
神原「8castはけっこうリアニメイトに対して有利なデッキなんじゃないですか?」
師範「チャリスと意志の力なので、めちゃめちゃ有利なのにさらにそこからサーガが入ることによって墓地対がメインから飛んでくるということがあって」
脳乱「うんうん」
師範「リアニメイトからしてありえんくらい裏目を引きやすいデッキではある」
神原「あとサイドから否定の力がガン積みされてきますね」
師範「基本は3枚入っていることが多くて、そこにプラスアルファで追加の墓地対が入っていると考えるとホンマにしんどい、にもかかわらずクロックが早い」
今の環境はえぐすぎるので、ショウテルが軸を替えて対策しにくくなろうが結局リアニがきついので、対策しにくいことが強さにならない環境!!
6.師範の推す有力候補
脳乱「うんうん、ちょっと8cast強いんじゃないっていう話がでたんですけど、話が戻りまして、柳澤さんとしては今の環境一番いけてるデッキはなんだと思いますか?」
師範「このメタゲーム内でいうのであれば、8castが一番環境にあっていると思っていて、理由が環境で目立っているのがコンボとデルバーなんですけどコンボにめちゃめちゃ強くて、デルバーともおおむね五分」
師範「そのうえで、環境のヘイトをコンボが集めているから8castの溶融に大代表されるアーティファクト破壊のリスクが下がっている、結果として環境柄勝ちやすいにもかかわらず意識されずらいという点でいい位置に立っているのではないかなと思います」
脳乱「なるほど」
神原「溶融自体があまり使われなくなってきているということですか?」
師範「枚数がだいぶ減ってきてますね」
神原「あーそうなんだ、そうなるとサイド後の厚みからしてデルバーにも勝てる?」
師範「まあ五分くらい」
師範「苦手なデッキでいうと、この12のリストの中だと赤単プリズンとエルフがきついんですよね」
神原「エルフは確かに最悪ですね、篠原さんそういってましたね」
師範「8castの妨害手段がチャリスとカウンターになるんですけどアロサウルス飼いが全部解決するうえに、8castはピン除去打つのがすごい苦手なデッキで、サイドから四肢切断とっても全然足りていない」
師範「そのうえでエルフと8castだとキルターンが早いのはエルフで、一方的に妨害が効かない相手がこっちより早く殺しにくるって異常にきつい」
神原「めちゃめちゃわかりやすい(笑)」
神原「そういえばエルフもアトラクサを使ってるデッキとしてカウントできるんじゃないですか?」
脳乱「どうなんだろ??」
エルフ使いのカメラマン前川「〇(ジェスチャー)」
神原「0枚??」
エルフ使いのカメラマン前川「入ってます」
神原「なんで今ゼロってやったの?」
エルフ使いのカメラマン前川「okって意味です」
神原「そっかw」
師範「アトラクサは単体の戦闘力が非常に高くて、ダメージレース得意なのでそういう面では大祖師よりも後続もつなぎやすいし、空中を止めながらい一方的にダメージレースを仕掛けられる」
師範「更地で出す場合に一番つ良いカードではある」
神原「そうですよね、ビヒモスだと出すのにマナクリタップしちゃうと打点が足りてない場面も結構あるかなって」
師範「前は武勇の場の執政官とかいたんですけど、最近はアトラクサな感じですね」
脳乱「大祖師にしても10点通して返し濁浪で負けすちゃうことも結構ありそうですね」
神原「濁浪の執政は強い(笑)でもそれに対してアトラクサが強いというのはありますよね」
今の環境は最低限スピードがなくてはいけない、かつコンボ環境なので対応できるチャリスやカウンターなりが必要、かつデルバーに戦えなければならないし、8castはそれに該当!!
7.本日の大会(6/17KMC)で師範が使ったデッキと感想
師範「今日使ったデッキは、グリクシスカラーのデルバーですね」
師範「このリストは新しく指輪物語を活用したデッキということで、URの名手であるUrabeさんの作ったものです」
神原「オークの弓使い入ってます?」
師範「そうそう」
神原「おーーーーやった(笑)」
神原「これは出ると思ったんですよ、僕が思っているのはオークの弓使い最強だと思ってて」
(笑)
神原「土地単とペインター以外の全てのデッキにそこそこ効くなあと思ってて」
師範「実は今日ペインターにも活躍したんですけど、相手のウェルダーをつぶしながらトークンを出しました」
師範「あと、今日はおこらなかったんですけど、寓話のルーティングでも火力飛ばせるので、結構やる子でしたね」
脳乱「寓話のトークンを焼ける?」
師範「2枚ともルーターすればそうなります」
師範「今までのドローをとがめる系のクリーチャー、ナーセットとか霊魂、尖閣破りだとちょっと重かったりとかデメリットがあったりとかしたんですけど」
師範「最近でたフェアリーの黒幕なんかは自分が一方的にメリットを受けられて、そのうえで今回のオークの弓使い、なにがすごいかというと盤面に触ってくる」
神原「そうそう」
師範「今までアドバンテージを得るためになにをしなければいけなかったかと言うと、またマナが必要だったので遠回りだったんですけど」
師範「こいつ単体で出て相手のドローに反応して盤面に影響を与えていくから、エルフはホンマにきつくなる」
脳乱「今日はオークの弓使いメインですか」
師範「メインに3枚ですね」
脳乱「だいぶ入れましたね!」
師範「めっちゃつよかったですね」
神原「感覚ティムールのデルバーでタッチタルモしたのを代わりにオークの弓使いにしたような感じかなっと思ったんですけど」
師範「生物構成はだいたい一緒ですね」
神原「その場合タルモゴイフとオークの弓使いの比較になりますね?」
師範「タルモゴイフはデルバーミラーで落とされずらいというのがあって、場持ちがいいです」
師範「あとは8cast相手で構築物とも殴り合えるのがありますね」
師範「ただオークの弓使いは盤面にさわってくるというのが異常で、デルバーミラーだとあれのせいで1マナの生物定着しなくなる」
神原「デルバー同型の2マナの動きの中で一番強いんじゃないかなと思ってます」
師範「今日のデルバーミラーはオークの弓使い引いた方の勝ちでしたね」
神原「相手もオーク入ってました?」
師範「入ってましたね、さきにオークを多くたたきつけたほうが勝ちでした」
(笑)
神原「性質上後出しが強いのも大きいですよね」
師範「打点自体もけっこうバカにならなくて、場に出たときの1点と1/1が2体分で、そこからドロースペルはさんでもう一点、トークンがでかくなって本体なぐれるので、これだけでトータル5点はいるんですよね」
師範「しかも重複すると手が付けられなくなりますね」
脳乱「なるほど、2対並ぶと一つのトークンにカウンターが二個分のっていく?」
師範「そうです」
神原「トークンどのくらい成長しましたか?」
師範「お互いにやばすぎてすぐ処理したのでサイズは微妙でした」
(笑)
神原「その場合でもトークン残るからやっぱり強いなって感じありますよね」
脳乱「柳澤さんとしてはデルバー使う側のポジション?」
師範「グリクシスを使う理由にはなるかなと言う感じですね」
オークの弓使いは超最強カード!!
8.おわりに
ということで、今回メタゲーム解説回でゲストは柳澤師範さんでした、貴重なお話どうもありがとうございました。
みなさんここまで読んでいただいてありがとうございます。
毎KMCごと(おおむね月1)にこんな感じでやっていきたいと思いますので、もしゲストの方にお渡ししているコレブのたしにしてもらっていいという方がいれば、投げ銭していただけると深くうれしみ(笑)
(有料部分は特になしです)
注1:撮影可能な貸し会議室内で撮影しています
注2:インタビューでのKMCに関する質問はKMC側に事前許可をいただいています
注3:ゲストの方にはメディア同意書をいただいています
■Special Thanks
クリストファー・脳乱さん(動画作成、機材提供等)
前川くん(カメラ)
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