見出し画像

アルファロメオという夢

男と車

時代によって価値観は変わっていきます。

男にとっての車もそうでしょう。ボクの親父世代なんかだと良い車を持っているほど男としてのステータスが高かったと思います。

しかし、今は高い車よりも最新のiPhoneを持っている方が男としてのステータスが高いような気がします。勿論今でも車好きな男は一定数はいるとことでしょう。とは言え現代の価値観では「仕事とか家庭の事情以外で車を持つ必要ある?」が大多数を占めているのではと。

ボク自身、車はあれば便利だな~とは思うものの、持っていなくても生活に困る訳ではない。免許もAT限定で困らない。

「男ならマニュアルの免許も取るべき!」とボクが自動車学校通い始めた時に友人たちが口を揃えて言っていましたが、今でもマニュアル免許を活用しているのは恐らく農家と倅ぐらいです。

そんな、特に車好きでもないボクでも欲しい車があります。

アルファロメオです!

画像1


車好きの友人からの言葉

メチャクチャ車好きな時代からの友人がおりまして、自分の求める車を買う為に県の1つや2つ平気で飛び越える男です。

ある日、そんな彼とカフェで話していた時、脈絡なく

「お前にはアルファロメオが似合う気がする」と言われました。

他の人の言葉ならいざ知らず、高校時代からの付きあいである彼の言葉なので車にそこまで興味がない自分でもアルファロメオの存在は気になりました。

アルファロメオの販売店にて

友人に「アルファロメオが似合う」と言われてから、色々とアルファロメオについて調べ始めました。

そして当時、一人暮らしをしていた場所の割と近くにアルファロメオの販売店があることを知り行ってみました。

まるでオモチャを見る子どものように、店の外からアルファロメオを眺めていました。

近くで見てみたくなり、お店の人に許可を貰って近距離でアルファロメオを見ていると、男性の店員さんがパンフレットなどの資料をくれたのです。

その当時、ボクは社会人1~2年目。正社員で入社した会社が超ブラックだった為に派遣で食いつなぐ低所得者でした。

そんなボクにも「お客様」として接してくれた。それだけでボクは「将来はこのお店でアルファロメオを買おう」と決めたのです。

「何処で買うか」ではなく「誰から買うか」

情報過多のこの時代。あらゆる技術やサービスは共有され「何処で買っても同じ」「もっと安いところで買う」という価値観が蔓延しています。

そんな状況なら、猶更「このお店の人が好きだから」が購買理由となるでしょう。

同時に商品は良くても「このお店の人が嫌いだから別の場所で買おう」ともなると思います。

役者は人気商売なので、人から愛されることは当然なのですが、昔以上に個々の人間性が重視される時代なんだなと。

ボクもこれから媚びるのではなく、自分のやりたいことを妥協せず、実施していくことでアルファロメオを買えるぐらいの人間になっていきます。

博多佐之助でした!


YouTubeチャンネルの登録、何卒お願いいたします!

いつか、「アルファロメオを買いました!」みたいな企画を実践したいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?