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ゴールデンウィークは雨キャンから・・・|博多幸福論#040

長いゴールデンウィークを過ごした後も、旅行やお出かけの予定が満載でなかなか現実に戻れずにいたけれど、やっと私の日常が戻りつつあります。
ただいま、noteちゃん。。
まずは楽しかったゴールデンウィークを振り返りながら反芻して、また次の大型連休まで福岡生活をがんばります!

我が家のGW1日目は熊本キャンプ
一週間前にはくもり予報だった天気予報は、日にちが近づくにつれてだんだん雨よりになり、出発前日にはついに2日目の予報が大雨に・・・。
「どうする」
「どうする」

最近の天気予報の精度からすると、雨は確実に降る
キャンプの夜や夜中に雨が降るのはかまわない。
むしろ雨の音を聞きながらテントの中でまったりするのも、ゆっくり寝るのも好き
しかし、朝撤収の時間だけは勘弁だ
あれほど辛いものはない
キャンプ用品もテントも自分もべちゃべちゃに濡れて、やっと車に積み込んでもそれで終わりではない。
べちゃべちゃのテントはそのままにしておくわけにはいかない
撥水を長持ちさせたいなら、カビを嫌うなら、近く晴れた日にテントを広げてしっかり乾かさなければならない。

苦渋の決断を強いられる夫婦
どちらかが「決行!」と言えば決行するけど、雨撤収になった場合には言い出しっぺが責められることになる。
どちらかが「中止!」と言えば中止するけど、案外晴れ間が広まった瞬間に「晴れてるやん、キャンプできたやん」と言い出しっぺが家族に残念な顔をされる運命にある。
故にどちらもなかなか決断できないわけだ。

出発前夜になって、雨予報はキャンプの夜〜朝方ということになっていた。
それならば、、勇気を出して行ってみようか。
責任逃れのため夫婦間で曖昧な意思表示をし合い、なんとなく決行の方向に進む私たちだった。

草枕山荘キャンプ場に着くと、もう夏が来たのかと思うほど日差しが強い。
こんなに天気がいいのに雨降るのかな。降るんだろうけど。手短にお願いしたい。

まずはチーズフォンデュもどきで腹ごしらえ。
野菜は家であまっていたものと道の駅で調達したものを組み合わせて。

肉や魚がなくても、野菜たちを切って並べただけでご馳走に見えるからキャンプは不思議。

いつかのフライパンの蓋がキャンプで役立った。
最近はスリムな蓋が主流だけど、マルチグリドルにはこのこんもりした形の蓋がちょうどいい

またまたなぜかチーズとろりの写真がないのは、酔ってたのかな。

夕方になるとどこからともなく雲が集まってきた。
大雨になりませんようにーー。
祈りながら、餃子を包み続けた。餃子の餡は家で作ってきた。何度も焼いた。エンドレス餃子は最高だった。

雨だ
思っていたよりも早く降り始めた雨は、降っては止みを繰り返しながら、どんどん強くなっていく
トイレに行くにも傘がなければずぶ濡れになってしまう。
トイレが近くてよかった・・。
地面は土。あっという間にぬかるむ

「朝までにやめば、なんとかなるよね。」
確実に雨足が強まっている中、わずかな望みを抱いて早めに寝た。

テントにぶつかる雨の音の多さでわかってはいたものの、朝起きてテントを出た瞬間に苦笑いしてしまう。
今までも雨撤収はあったけど、ここまでひどいのはなかった。
今すぐどこでもドアで家に帰りたい。
タープの撥水力には感動したけど、もうこんな撤収はイヤだ。

べちゃべちゃのぐちゃぐちゃになった私たちはすぐに温泉に向かい、次の目的地である鹿児島へと進みました。

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