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自然環境リテラシー学 Cチーム 第1回 7/17〜7/18

今回僕は三重大学の自然環境リテラシー学に参加し、今でも振り返れば新たに気づくことがあるほど多くの経験をし、本当に楽しかった。そのことを書いていきたいのだが数多あるそれらを全て伝える能力は僕にはない。そのためいくつかに絞って書こうと思う。

1つ目は、準備についてだ。
僕の荷物はかなり多くて移動がめちゃくちゃ大変だったのに対し、友人は比較的少なめ。聞くとバスタオルは普通のタオルで代用するなどの努力をしていたそうだ。今回の実習の前に先生から持ち物一覧表をもらっており、僕はそれに従うがままに詰め込んで行ったのに対し、友人は自分なりの工夫をしたのだろうと思った。ただ、ここで注意しなければいけないことは、これはあくまで結果論であり、もし何か不測の事態が起きたら友人が後悔する側だったかもしれないということだ。そして自然相手に不測の事態が決して起きないとは言えないことだ。

2つ目は海気(かいき)についてだ。
今回の実習ではシーカヤックに初めて乗った。その際、「海気」というものを教わった。この言葉は恐らく初耳という人も多いだろう。僕もこの実習で初めて習ったことの一つだ。海気とは天気、海水温、潮流・海流の向き、速さ、波の高さ、風向き、風速など海に関するあらゆることだ。カヤックを出すかどうかだけでなく、海上での身の安全を確保するために欠かせないものだ。1日目も2日目もカヤックに乗った時は先輩の後をついて行くので必死であまり海気の事を考えている余裕もなかった。しかし、後で振り返って思ったことは、海気を感じようと意識していなくても、ちゃんと感じてたじゃん!ということだろうか。2日目に座佐の浜という場所まで行った時に、前から暗い雲が近づいて来ていて雨が降りそうだなとか、少し沖に近づいたら波が高くなったなとか意外と体は感じているものなのだと思う。

3つ目は時間についてだ。
1日目の夜の振り返りの開始時間が6分遅れた。日頃の生活で6分はたいして気になるほどではないだろうが、自然相手では命に関わる。刻一刻と変化する自然に対し6分は長過ぎる時間だ。あと2回の実習では同じミスは犯したくない。

ここまで3つのことについて書いてきたが、これらだけでなく、この実習の全てにおいて言えることかもしれないが、自然を相手にしたとき、何が命取りかは分からないということだ。そのために万全の準備をし、海気からあらゆる情報を得て、それに基づいたスケジュールを守る。そうしてようやく自然を楽しむことが出来る。このことを肝に銘じてあと2回の実習を楽しんでいきたい。

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