卒コン 歌詞

・1曲目 SKY-HIGH(Graduation Edit.)

満足いくまで暴れりゃいい
最短ルートで 空を翔けよう

空を見上げた 夜に光る星に
息を切らし走る その距離は埋まらない

「努力だ」「諦めるな」 僕はそんな言葉たちに
振り向かず中指を立てた 自分を変えられるのは
もちろん自分だけ

満足いくまで暴れりゃいい
弱い自分が消えるなら
飛び上がって空を掻いた 星はまだ遠い
最短ルートで空を翔けよう

「不可能だ」「無理に決まってる」
そんなことは 僕でもわかる

臆病な自尊心 昔の人も言った
自分が 嫌いになる でももう少し 足掻いてみたい

小さな世界で馴れ合ってた
気づくのに遅すぎることはない
世界は広いんだ 旅に出よう
狂ったように バカデカイ空へ

生まれ変わったら 光になろうか
生まれ変わったら 輝いてみたいな
踏まれにじられた 何もかもを
でも捨てられないだろ その「眼」を

満足いくまで暴れりゃいい
弱い自分は死んだんだ
明日の ことを言えば
鬼が笑っちまう
空の下 今日だけを生きていく

・2曲目 金属バット

起きたかい?うるさい音だろう?
こうでもしなきゃ君は気付かないだろ
こうしてたくさん声をあげたからさ
反応は任せるよ 迷惑だろうけど

知らないところだから 
埋もれてしまわぬよに
暴れるくらいじゃ足りないからさ
殴り込むぜ

バット担いで町を征く
どけよ、俺様のお通りなのさ
知らない奴はこれを機に知りな
2度目はないからな
バット担いだ 君はどう?
受け止めるか?それともへし折るか
冗談、ただのこけおどしさ
いい機会だ お前も来い

世界は活気がないだろう?
口をつぐんでいちゃ 誰が誰だかわからない
悪いな エキストラに興味はない
主役はそうこの俺さ ピンスポットをくれよ

自分を売り込む手段は
裸で突っ込む それだけだ
否定されたって知らないな
足はもう止まらない

凡人はこうするしかないのさ
弱さに泣いた夜もあった
でも知ってるよ よく見ているから
暗い夜 君も泣いてたってこと!
バット担いで街を征く
1人くらい自由な奴がいたっていい
息をしづらいよな世界
僕たちはここにいるぜ

・3曲目 少年、衝動

大人な顔して結局
いつまで経ってもガキのまま
どうしたお前は大人になるべく
歩みを進めたはずだろう?
あーあ 泣かせるつもりは無くても
難儀なもんだね人間は
はいはい悪うござんしたよ でも
クソ音楽です、よろしくどうぞ

へぇ「クソ人生」「ダメ人間」
おいおいその目は節穴かい?
キマっちまって 幻覚なんかが
見えちゃってんのかなぁ〜?
いいかよく聞け お前たち
狂ったようで 普通の少年
人の心を折るためだけに
俺は音楽をやっている

Ah 人生は どうやっても
報われないもんさ
俺に無いもの 才能 才能
敗者復活じゃ 無能

よその人間に
うつつを抜かして一回休み
おいおいどうやら寝ている間に
追い抜いてしまったみたいだねえ
真っピンクの賢ぶったやつら
お前らそもそも相手じゃねえ
このロックはバカしか効かねえ
バカだけついてこい

何やっても上手くいかない
どう生きたってダサいまま
こうして叫びを上げてる今も
「あの曲に似てる?」黙れアホ
音楽も人生も比べるのは簡単だ
天才に届かないのはわかってるけど
ガタガタうるせえもう1発だ
バカに効くサビよろしくどうぞ

嗚呼俺の人生は
もう擦り切ったところさ
やってられっかよ 努力 努力
続けてられっかよ 無力

退廃にて候、人生

・4曲目 天才にはなれない

日影に咲く花を 愛する自分がいる
整えられた花束の方がずっと綺麗なのに
雨粒の音に 落ち着く自分がいる
晴れたストリートの方が楽しいはずなのに

この歌も10時間も経ったら 
また思い出になるだろう
変だよな、未来のことなんか
分かるはずもないのに
この日々は10年も経っても 
忘れられなくなるだろう
なんでこれだけ分かるんだろうね 
神様じゃあるまいし

誰もが羨む才能は無いけど
それ以外は持ってるつもりさ
アイツらどうせ見ちゃいないんだよ
僕は死なねえ 127まで生きる

僕はまだ走るよ 
天才なんかなれやしないから
君の心には行けそうにない 
悪いな僕は「諦め」を知ってる
ほらだんだん声が掠れていく 
響いてよなんてガラじゃないけど
ロックンロールはどこまで行っても
他人のまま 一部にはなれない


嬉しいことがある これはみんなの話
とても照れ臭くて今は言えないけど
悲しいこともある これは僕の話
ごめんやっぱり言えないな 秘密が性に合ってる

まだ帰りたくないから 
少しだけ高い列車に乗るよ
あの門を出て右に曲がるのも
今日はいいや、一緒にいようよ

本当はね知ってるんだよ 
天才なんかじゃないってこと
棄てるつもりの仮説はいらないけど 
意味はあること信じさせて
ほらだんだん息が切れていく 
まだ隠し球はいくらでもあるぜ
僕ってさ多分大人じゃないだろ? 
子供のまま、死ぬにはまだ早いさ

僕はまだ走るよ 
天才にはなれなかったな
これは僕だけの歌とかじゃなくて 
どこかで泣いてる誰かの歌
ほらもうずっと辛いけどさ 
みんなはどう受け止めてくれるの?
ロックンロールはもうやめにしよう 
疲れちゃったな、旅にでも出ようか

・5曲目 傑作

昔、夢みたいな美しい映画を観たんだ
ただ少し初めの方だけ覚えてないや
別に羨ましくはない拗ねてるわけでもない
ただほんの少しだけしんどくなっただけ

暗くなる空 舗装のない河川敷
泣き出しそうにもなるな
あのシーンで流した涙とは違って
要らないものらしい

映画のハッピーエンドを望まない自分がいる
別に僕には1円の得にも毒にも薬にもならない

また新しい映画を観たんだ
今度は初めの方もよく覚えている
だけど最後の方は理解が追いつかなかったな
まるで手の届かない鏡の奥みたい

ああまた幸せが掴みきれずに逃げてゆく 
死なない理由とか生きてる証とかもう残ってない
ダサくたって情けなくたって
後から見りゃ傑作なんだよ
これ以上はない、そんな気がする 
確信にならないでくれ

また夢みたいな美しい映画を見たんだ
相変わらず初めの方はよく覚えてないけど
多分演者にもまた会えそうな気がする
何もかも愛されていたんだね
僕も、そしてあなたも

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