サブスク解禁フラグをことごとくへし折るSixTONESの話


※これはいちオタクの戯言です

※Twitter上で見かけた意見などを参考にしております

※温かい目で読んでください



サブスクを解禁しろ!!!!


今やTwitter上に溢れているSixTONESのファン、またはSixTONESの音楽に関心を持ってくれている一般層の方達からの声である。



ことの始まりは遡ることSixTONESのデビュー前(そこまで?)

デビューが決まるよりも前、SixTONESがJr.のトップに君臨し、「次のデビューはSixTONESだろう」と言われていた頃、中々CDデビューが決まらずファンの中で「配信デビュー」の可能性が見え隠れした時から始まる。

本人達がCDデビューという未来を敢えて見ないようにしていた(ように見えた)頃、確か雑誌のインタビューで配信デビューにも言及していた気がする…(曖昧)


そして、CDデビューが決まった時に一部のオタクの間で生まれた意見の一つ

「配信もすればよくないか?」

しかし、そんな声も虚しく配信はされることがなかった。


CDデビュー後、まだ諦めきれないオタク。

「Jr.時代の楽曲だけでいいから配信しない?」

しかし、2ndシングル「NAVIGATOR」のカップリングでJr.時代の楽曲が収録されたことによりその案も消滅。


そして、デビューから1年に差し掛かろうとした時、1stアルバム「ST」をリリース。

「曲が良すぎるJr.時代の曲も入ってるサブスク解禁しろ」

→しなかった


5thシングル「マスカラ」

King Gnu/millennium parade 常田大希さんプロデュース!!!!!!!

きた!!!!これは!!!!サブスク解禁するしかないだろ!!!!!!!!

→ しなかった



マスカラの辺りからKing Gnuのファンの方や音楽好きの方などから

「SixTONES探したけどサブスクになかった」

という意見が目立ち出してきた。


それまではYouTubeのコメント欄やTwitterなどで「サブスクになかったので買いました」と言ってくださる方が多かったが、ついにサブスクにないなら諦める、といった選択肢が出てきたのだ。勿体ない。非常に勿体ない。だが、現代の感覚として「気になった曲はサブスクで聴く」が主流なのだから仕方ないのかもしれない。私も推し以外のCDは買ったことがない。


そして、2ndアルバム「CITY」発売。

「えっめっちゃいいじゃんサブスク解禁しよ」

最早オタクの語尾が「サブスク解禁しよ」になってきた。

しかし、私はこのアルバムのコンセプトと形態を見た時に衝撃を受けた。

CD形態ごとにトラックリストの順番が異なり、朝・夕・夜とコンセプトまで作ってきたのだ。メンバー達も「CDならでは」と言ったり、3形態で収録曲が違うという日本アイドル界隈ならではの商法に意味を見出し始めている。

まじか…

が率直な意見だ。

サブスク解禁ないやつやん…と思った。


「ジャニーズをデジタルに放つ新世代」


SixTONESがジャニーズJr.でありながら日本人として初めてYouTubeアーティストプロモキャンペーンに選ばれた時のキャッチコピーである。SixTONESのオタクは皆この言葉を誇りに思い、胸に刻み込んでいる(はず)。

だというのにサブスクを解禁しないことへの矛盾にモヤモヤしているのだ。


2022年元旦

SixTONES  THE FIRST TAKEに出撃



元旦から咽び泣いた(嘘)

出て欲しいとは言ったが、まさか、本当に出られるなんて。今や日本の音楽シーンの一大コンテンツであるファーストテイクに出られるなんて。様々な要素においてSixTONESだからこそだろう。

そして、再び期待してしまう。

Imitation Rain のTHE FIRST TAKE verだけでも配信するのではないだろうか!?!?今までファーストテイクに出たアーティストの殆どがサブスクでファーストテイクverの配信をしている(例外はある)。そこからDISH//の「猫」などは言わずと知れたヒット曲となった。さあ!サブスク解禁!来い!!!!

→ やっぱりしなかった


最早諦めの境地である。

Twitterで「SixTONES  サブスク」でパブサをする日々。そんな中、見つけた情報


画像1

いや 、 ポッドキャストは聴けるんかい !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



とまあここまでSixTONESがサブスクを解禁しないことへの文句を書いたが、サブスク解禁に踏み込めない大人の事情も正直わかる。

まず第一に、「サブスクを解禁するとCDの売上が減る」ということだ。

特にジャニーズはCD売上至上主義的な側面があり、オタクも毎回CDが発売される度に売上を気にしてきた。

それもこれも、ジャニーズではCDの売上が楽曲のMVやコンサートの演出のクオリティなどさ様々な待遇に直結している、とまことしやかに囁かれているからである。

本当のことかは分からないが、SixTONESはシングルカップリング曲のMVを作ったり、アルバムのユニット曲のMVを作ったり、ライブツアーoneSTの照明の数やセットがエグかったり、などなど目に見えて力を入れてもらえているのだ。



これは意識せざるを得ない。


サブスク解禁にも様々な意見があると思う。これらは私がTwitterで目にした一部の意見だ。


・サブスクを解禁してもオタクはCDを買うからあまり変わらない

という意見と

・サブスクを解禁したらライト層の方達が買わなくなり少なくとも売上は減る

という意見。

私はどちらも正しいと思う。どちらも合わさったものがサブスクを解禁した先にある未来だろう。


そして、サブスクを解禁してもCDの売上が高いアイドルもいる、という意見がある。


・坂道系のアイドルはサブスクとCD両方だが、CDの売上は高い

→これに関しては正直握手会などの接触系イベントの成せる技だと思う。ジャニーズにはあまり無いのでこれに関してはちょっと参考にならないのではないだろうか。


・K-POPのアイドルはサブスクとCD両方だが、CDの売上は高い

→私はこの界隈の出だが韓国のアイドルに関しては世界中でCDが売られているため、韓国国内だけの集計ではない。なので、売上が高い。そして、「トレカのためにCDを買う」という言葉が存在している。トレカが強い。あとサイン会があるのでそこでオタクが積んでいたりもする。これもあまり参考にはならないのではないか。


ジャニーズでサブスクを解禁してるグループ

嵐さんとは様々な要因が異なり比較ができない。

KAT-TUNさんもキスマイさんもアニバーサリー記念で配信シングルorアルバムは限定的。


そう、あまり前例がないのだ。

同じ条件を持った比較対象がないからこそ容易にはできないのか。


今やTwitter上にSixTONESのサブスク解禁を望む声はファンからもそうじゃない人からも山ほどある。

正直デビュー前から今日この日まで、サブスクを解禁するタイミングはいくらでもあった。それでもしなかった。もうないんじゃないかと思ってしまう。


ファンの中でも「本人達が積極的でないなら別にいいかも」という意見すらある。その気持ちすごくわかる。とにかく推し達が望むのであれば全力で応援したい。後押ししたい。でも推し達がCDという形の残る物に意味を見出して自分達はそこで頑張っていくんだ、という方針なのであれば、オタクはそれに従うしかない。

でも 、 それで世界進出できる ?


これはいちオタクが言うまでもなく、本人達やその周りの大人が痛いほど分かってると思う。時代の流れに乗らないと、いつまで経っても世界はおろか、国内でも認知してもらえない。好きになってもらえない。


試しにImitation Rain のTHE FIRST TAKE verだけでも配信するだけで取り巻く世界は変わると思うのになあ。なんて思う。

こんないちオタクの意見、意味なんてないかも知れないけど、色々吐き出す場所が欲しかったので、ちょっと、書いてみました。書いてて自分の中で色々矛盾してる気持ちにも気付いたけど、結局のところSixTONESにとって幸せな未来が待っていることを望んでいます。それだけです。


おわり

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