ADHDのこと

私がADHDのことを知ったのは小学四年生の頃。その時は意味も知らなかったけど母が習い事の知り合いにこう言ったんです

母「この子はADHDだと思う。」

知「え、でも、◯◯(ADHDが苦手とすること)はできますよね?」

母「あ、たぶんそれは慣れてできるようになっただけ」

っていう会話の記憶です。

私この時から自分がなんかしらの何かだって知ってた。それから、しばらくしてから中学生くらいからADHDがなんなのか知って、ああなるほどなって思ったんだ。

自分が障害持ちだってこと!!!!!!

自分が子供を持ってもし多動性や人の話を聞かないことがあっても「覚えてないだろう」「わからないだろう」なんで思って本人の前で言わない方がいいよ。絶対覚えてるからね!!ぜっったいに覚えてる。そこから「劣等感」と言う感情の始まりになる。そこから、男の子なんかに何かしらをからかわれたってもう「ああだって私障害児だものしかたない」って気持ちがずっと続くの。大人はわからないでしょう、子供に劣等感があるだなんて。わたしはずっっと覚えてるよ。劣等感というきもちを。

今日新しいバイトの面接に行ったの。そしたらね

「うちの子たちは、ちゃんと空気が読めてちゃんとしっかりして頭がいいし、きっと大企業行っても成功すると思う。でもね、」
って言われてしまって。そのあと相槌くらいの気持ちで
「あっ、ばかでごめんなさい。」
って言ったら
「私はバカなんて言ってないし、そうやって被せて言葉を言うところが不採用」
って言われました。

言葉を被せて言ってしまうのって、ADHDによくある障害らしいですね。確かにそういうのもあると思うけど、この上の会話に至っては違うと思う。

親がそういう扱いをしてなんでこの子はできないの、なんでこの子はって毎日毎日私を責めるの。できなかったら誕生日プレゼントもクリスマスプレゼントもあげない(小学校1〜2年生のころかな)。欲しがってたゲーム機も、なにもあげないって。ずっとずっとそうだったから、ほしいものはねだってももらえないからねだることをわすれるの。

どうせ自分はできないからってねだるのをやめるの。すると今度はやる気がないって責めるの。どうしてやる気がないの、どうして頑張れないのって。目の前の餌を吊ればがんばると思ってたのに、それをどうして諦めてしまうのって言うの。

そう言う劣等感が「そこまで言ってないのになんでそんなに被害妄想が激しいの?」って言われるようになるの。たしかに面接した人は私のことばかだなんて言ってない。でも元々私は自分のこと世間知らずのバカで生活力のないゴミ屑だと思ってるから、

「あっなるほどわかります私ばかですもんね!」

って思っちゃうんです。

わたし、障害児だから、ADHDでお父さんとお母さんからは私に裏切られてばかりっていわれて。期待しては裏切られて期待しては裏切られてばかりだといわれたっけ。

成績悪くて土下座させられたときは小学生だったかなあ。私にとっては何よりも大事だった習い事を辞めさせるって言われたっけ。今考えてみたらやめさせてもらった方がよかったよ。

あーあーもう死んでしまいたい。

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