防災用携帯ポーチのススメ
大変ご無沙汰しておりました。
更新していない間もお弁当作りには励んでおりまして、最近ものもInstagramで閲覧できますので、お手すきのときにでもぜひ。
さて、本日のテーマは「防災用携帯ポーチ」です。
一体どんなものかを簡単にまとめると、有事の際(自然災害、大きな事件、事故)に、自分を自分で最低限守れるための防災グッズをまとめたポーチといったところでしょうか。
それでは、ポーチの中にはどんなものをいれて持ち運んでいるのか説明したいと思います。
ポーチの中身
こちらはほぼ毎日のように持ち歩いているポーチの中身ですが、左上から順番に
・保険証や各種証明書
・常備薬
・無印良品のトラベルポーチ(フック付き)
・USBメモリとスマホのワンセグ用アンテナ
・各病院の診察券や透析カード
・オロナイン軟膏(チューブ)
・筆記用具類
・クリップ
・ビニール袋
・印鑑
・エムラクリームと専用テープ
・MOLDEX(耳栓)
・主治医に抗生物質の投与について注意点などをまとめてもらったメモ
・未使用のガーゼ
・ペットの写真
・行動食(羊羹2本)
・エマージェンシーブランケット
・救急キット(テープやアルコール綿など)
・パスポート
といった具合です。
おかげでポーチはパンパンですが、このポーチがあればたとえ帰宅困難な状態や、外出時に避難所へ行かなくてはいけないような状況にあっても、とりあえず自分自身の分だけはなんとかなりそうです。
また普段持ち歩くかばん(BradyのSTOURかKANKENBAG)に
・折りたたみ傘
・水筒
・モバイルバッテリー(5,200mAhもしくは10,000mAh)
・サングラス
・扇子
・手ぬぐい
・メモ帳
・財布
・ヘルプマーク・カード
などをいれています。
なぜそこまで?
私自身は過去に大きな被災をしたこともないわけですが、一障害者として被災するということを考えると、健常者の方のようにはいかないなと考えたからです。
例えば人工透析患者は災害時にどこで透析ができるのか、何時間できるのかといったところが大きなポイントになります。自分の透析条件などを明記したカードを持ち歩くことで、どのような場合でも適切な処置を受けられる可能性が上がります。
エムラクリームなども緊急時に対応できるようとりあえず2セット分準備しているので、普段のクリニック以外で緊急透析する場合でも、透析の準備をしている間にエムラクリームを塗って準備しておけばいいわけです。
大きな怪我をした場合でも、抗生物質を投与する前にメモを見せることで、予め抗生物質をの投与量を医師が判断しやすくなり、身体への負担も減らせることでしょう。
こういった透析患者ならではのものもありますが、多くは一般の方でも携帯しておいて損はないと思います。
パスポートまで持ち歩く必要があるかどうかは疑問ですが、保険証や常備薬、病院の診察券、きれいなガーゼや個包装のアルコール綿、行動食、エマージェンシーブランケットなど。
ちなみにクリップはどこで使うかといえば、エマージェンシーブランケットを頭からかぶった際に、前側をクリップで止めれば両手が空いて動きやすいということを耳にしたからです。
ビニール袋は配給品などを貰い受ける際にあると便利ですね。
サングラスは日中の移動の際、雨風やチリ、ホコリなどから目を守るために役立ちますし、手ぬぐいはマスクの代わりになります。
災害はいつやってくるかわからない
昨今の日本を見ていると、災害はいつ訪れるかわかりません。
国や行政に頼ることも大事ですが、まずは身の回り、せめて自分だけでも安全に行動できるだけの準備をしておけば、準備できていない誰かが助かるかもしれません。
中には避難所などで「あいつだけ!」と穿ったものの見方をされる方もいると思いますが、それはその方が普段の準備を怠っていただけの話です。
何かあってから慌てるよりも、普段からこれだけの準備をしているから安心だ、という余裕を持った心が次の行動につながると思います。
みなさんもぜひ、自分だけの災害用ポーチを作ってみてはいかがでしょうか。
中の人はIgA腎症から2017/01より人工透析になりました。11月からオーバーナイト透析になります。このnoteでは少し緩めの減塩生活(透析食)について掲載したいと思います。