見出し画像

受験生の子を持つ親へのメッセージ

先日、長女の高校の保護者会に参加してきた。

コロナ過で、こういった集会らしきものは、入学式以来だった。

雨で寒かった体育館。コロナのため、超短縮で行われた入学式は、今でもはっきりと覚えている。スリッパ持参だったのに、忘れて親子3人でスリッパを借りたこと。クラス発表があって、中学の仲良しグループで、何組?って聞きあって、キャッキャと騒いでいたこと。

入学したことを昨日のことのように覚えているのに、もう3年生で、卒業年次になったのだ。

あっという間だな。本当に。

受験もあっという間に過ぎ去っていくんだろうかなんて思いながら、学年主任の話を聞いていた。

その中で、心に残ったことを書き留めておこうと思う。

自分自身を励ますために。

受験とは

受験とは、思い通りにいかないことの連続。

そんな時、とらえ方は、二通りある。

不安になる・・・という悲観的なとらえ方と、

まだまだ時間はあるこれから!という楽観的なとらえ方。

親からするとどちらも不安になるけれど、結果的にはどちらのとらえ方でもよい。

理由は、不安だからこそ、慎重に考え「行動する」

まだまだいけるとプレッシャーに負けずに前向きに考えて「行動」する

からだ。

ただ、よくないのは、

不安だから、志望校下げようかな・・・とか、不安を理由にして「行動」しないこと。

また、まだまだ大丈夫!と自らを省みず「行動」しないこと。

受験勉強は特別なことをするのではない

普段していることを、普段できることを着実にすること。

受験勉強は、やりきる覚悟、やりきることが大事。

模擬試験の活用

全国の受験生の中で、自分の位置を客観的に確認するもの。不得意科目、分野を把握、今後の対策をとるためであり、決して「あきらめる」ためのものではない。

9月の模試がD判定でも、43%が合格している。E判定は20%が合格だ。あきらめてはいけない。

できなかった問題はしっかりと復習を行う。全国平均店に届いていない設問のチェック。

(不得意分野の発見と克服(学習計画の見直し)

時間配分での失敗

などなど、反省から生まれる次回の目標を設定する

受験生を持つ保護者として

受験生は、「自立」と「依存」が共存する年代

自立・・・自分で決めて歩む

依存・・・頼る・甘える


受験生だからと言って特別な配慮をするのではなく、いつも通りでいてほしいという意見が多い。何も変わらず普通に生活しておこう。

受験生の心理

迷い・不安・ストレス。同年代のだれにでもあるものだが、自分だけがかんじているのではないかと思ってしまう。

安易な否定や同情は禁物!

×「こんな成績で大丈夫なの?」

×「○○大ではなく、無理しなくていいじゃないの?」

あー、反省、無理しなくていいんじゃないのはいっぱい言ってた。

そういいたくなる保護者の心理としては、保護者が楽になりたい。保護者も受験で一緒に戦っているから。

納得。私が楽したいから、無理しなくていいんじゃないの?っていってたな。

親の覚悟

いかにして子供の士気を高めてあげられるか

可能な限りの障害を取り除いてあげられるか
高い目標を掲げ、チャレンジする子供と共に、保護者も最大限の後押しをする「決意」を固め、「後悔だけはさせたくない!」という強い意志をもってください!

そして、自力で自分の人生を開拓していく子供の「自立(巣立ち)」を応援し、精神的な「支え」になってあげてください。

子供にとっての誰よりも心強い「応援団」が保護者の皆様です

入試で問われているのは、基礎・基本(=授業)だ。
難関大に合格する生徒は、特別な知識を持っている人ではない。

基礎・標準的な問題を得点につなげることができる生徒だ。
「予習」→「授業」→「復習・質問」の習慣を重視し、漏らさず学び取る姿勢で授業を受け復習(理解・定着)を徹底すること。

共通テストは、1月中旬、前期試験は2月下旬。勝負は1月2月。

最後まで学力を伸ばすことが可能。

そんなに簡単には成績は上がらない。それでも、あきらめずに取り組めば合格できる学力に届く!

最後まであきらめずやりきることが、大きな成長につながる。合格してもしなくても最後までやり切ったということが自信につながる

受験期の健康管理について

まずは、睡眠食事時間を確保!空いた時間に勉強時間をいれる。持続可能な生活スタイルを!

大事なのはバランス

勉強、食事、睡眠、リフレッシュ(休憩)

受験期を健康に乗り切るための秘訣は、自分に合うリフレッシュ方法をもつ。

軽い運動(エアロバイク10分こぐ)は記憶力UPにつながる。おすすめリフレッシュ方法は、散歩、ストレッチ、お風呂につかる。

免疫力UPのため、睡眠時間の確保、バランスのとれた食事、適度に体を動かすことが大事

道はまっすぐではない、不安や焦り、悩みが出てきて当然。モヤモヤを言葉にしよう。孤独、不安など、弱音は思いっきり吐ききっていいと思います。

そうすると前を向けるから。

10月11月ごろから、体調不良や、心が不安定になってくる子が増える。受験の申し込みなどが現実的になってきていよいよ試験ということを目の当たりにするからだ。

保護者の方へのお願い

・生活面(食事・睡眠)のサポート

・お子様が話したいタイミングで話を聞く

つらいときに、何も言わずきいてくれたということが子供のちからになります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?