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色のこと

私が購入したロードスターは、車体の色が純正色のブリリアントブラックという黒色でした。
塗装のヤレは少なかったですが、自分の好みの色に塗り替えたいと購入した時から考えていて、塗り替えるならあまり被らない色にしたいと。
世界一売れて台数の出ているオープンカーなので、今更被りとか気にするなよとも思いますが笑

黒色の期間は2年半くらい

まず候補に上がったのは、前に乗っていたミニと同じ色のフェスタイエローでした。

1964年 オースチン ミニ

違う車種で同じ色を揃えるの、なんか良くないですか?

実は他にも候補はいくつかありました。
まずはホンダのチャンピオンシップホワイト。
このちょっと小汚い白色がカッコいい(叱られるかな)

1967年 ホンダ RA271

次に英国旧車でよく見かけるライトブルー。
これも小汚い水色がカッコいい(叱られるって)
この色にしていたら多分白のストライプとか入れてました。似合いそうですし。

1950年代 オースチンヒーレー 通称カニ目

この3色で悩んだ結果、今のフェスタイエローになりました。
やっぱり第一印象というか、まず思い浮かぶ候補がそりゃ一番フィーリングが合っているわけで。
履きたいホイールと合わせた時の収まりの良さも決め手の一つでした。

そんな感じでいざ塗る際に困ったことが、塗料の用意です。

実は前のミニも、オリジナル色でなく日産のビーンズという色で塗装されています。

ナンバー切って熟成中

よく似ているのでまずわかりませんし、カラーナンバーがあるので補修の際に調達が簡単という利点があります。
しかし、趣味のクルマで色を塗るのは二度も三度もないので、今回は妥協せずできるだけオリジナルに寄せた色にすることとしました。

東海で有名なミニ屋さんに伺ってレストアで仕上げている時の調色を教えて頂き、できるだけオリジナルに近い色合いに。
もちろん予算が潤沢にあるわけではないので、業者にお願いではなく作業は親父と二人で場所を借りてゆっくりと進めていました。
週末の度に岐阜の山奥と愛知を往復する日々は嫌いではなかったです。

サフ入れて「もうこれ完成で良くねー?」となってる写真

実際塗ってみるといい雰囲気のクルマになりました。
「周りと被らないということは、周りが選ばない選択なんだからハズレでは?」
と心配をしていましたが、結構似合っていますよね。

塗りたてホヤホヤ、バンパーつけて試走した時の一枚

フェスタイエローの中身をお話しすると、使用しているのは白、黒、黄色の3色のみ。
よく緑っぽいと言われますが、実は一切使っていません。
まあ、今となってはこれが当時の色そのままかと確かめる術もないのでOKです。

RCOJの水落さん曰く、同じような色のロードスターは今までで3台ほど見たことあるとのこと。
自分はまだ見たことないので、ぜひいつか拝見したいですね。

だらだらと駄文を書いてきましたが、結論「お気に入りの色」というお話でした。

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