やっとの全晴れ実習☀
自然環境リテラシー学 海コース 第4回
参加日:2022年 10月 22日,23日
「海での安全管理・危機管理能力、災害救護・復旧力について学ぶ」
今回の実習はみえアウトドアヤングサポーターの一環でもありました。
古里海岸に到着
こんにちは。今回私は、松阪駅からバスに乗ること2時間、三重県南部の紀北町にある古里海岸に来ました。バスを降りて初めに思ったのは、自然豊かすぎる!それに静かだし、キャンブするにはめっちゃいい〜!しかもめっちゃ晴れてる!今まで毎回雨だったから感動。とりあえず早く出艇の準備をします!
ミッションその①
今回同伴してくれた柴田さんにあるミッションを下されました。それは夜のキャンプファイヤーのために薪を拾ってくること!まず、夜、キャンプファイヤーするんだ!って喜びと、その辺の落ちてる木じゃだめなのかな?という疑問が出てきました。触ってみたら湿っていて、あーなるほど、確かにこの木は火がつきにくそうだなーって思いました。
1日目の出艇!
木を拾いに行くために一日目のカヤックの旅が始まりました。海に出てみると海の底が見えるくらい水が透き通ってる!今までの海も綺麗だと思ってたけど透明感が全然違うくて感動しました。
そして、いちばんすごいなと思ったことが、なんとサンゴを見ることも出来ました!三重県で見ることが出来ることにも驚きました。三重県の海って暖かいのかなぁ。
でも岩が多くて、海藻が少ないという印象でした!温暖化の影響かなー、、。
カヤックに乗っている途中に、私たちの他にもカヤックに乗ってる方を見かけました。この日は波が穏やかでとても晴れていたので、ほんとに実習日和だなぁと思いました。
薪拾い開始〜!
そうこうしているうちに、薪になる木が沢山落ちている浜に到着しました。ここは無人浜だったので色々散策しました!
木がたくさん集まったので薪拾い終了!古里海岸に戻ります。
ロープワークに挑戦!
一日目のカヤックでの活動が終わってからは、ロープワークに挑戦しました。キャンプをする上でとっても役に立つもやい結びと自在結びをしました。片手でもやい結びが出来ることや、下の写真のように体に巻き付けることでけん引も出来ることが分かりました。
難しすぎる火起こしに挑戦〜!
ロープワークが終わると、一人一つずつファイヤースターターを貰い、火起こしをしました。いつもはライターを用いてのキャンプファイヤーだったので、自分で火を起こすところから始まりました。ファイヤースターターにはマグネシウムがついており、それを十分削ってから勢いよく擦ると摩擦で火が起きました。ですが、ここからが大変でした。火がついてもすぐに消えてしまうのです…。火が少しでもついたら燃えやすそうなものに火をつけていくのですがなかなか上手く行きません。そこで麻紐を解してふわふわにしてから再挑戦しました。おぉ!ついた!あーまた消えたー。の繰り返しを何回したことか分かりません。火がついてからもより大きくするためにうちわであおいで酸素を送り続けました。体感ではだいたい1時間くらいかかりました。
夕食タイム
ロープワークあたりからずっとお腹すいてた待ちに待った晩ご飯!今日は鍋でした!疲れた後に食べるこのキャンプご飯はやっぱり美味しい!^_^
柴田さんのお話✌️
いつもカヤックでスイスイ漕いでいく柴田さんのお話をききました!初めから次元の違う人だとは思っていたけど、それを更に感じさせられました!
この写真から分かるように、ほんとにすごい体験してる人なんだなぁと、改めて実感しました。でもめっちゃ寒そう!私は寒いのがとても苦手なので、寒さに耐えられるかわからないですね…。
流星群を見れた!(らしい)
この日はオリオン座流星群の次の日だったらしくて、無人浜で光がない中、沢山の流星を見れたそうです。まぁ私は疲れすぎてすぐに寝ちゃったんですけど…。悔しいなぁ。
柴田さんのお話②
2日目のカヤック出艇前に柴田さんに、もしもの時にカヤックで持っていた方がいいものを教えてもらいました!今回のテーマが「海での安全管理・危機管理能力、災害救護・復旧力について学ぶ」なので、それについても考えました。
必要なものは、浄水器(無人浜で水を飲むことが出来る)、ヘッドライト(つけながらカヤックを漕ぐことができる)、ストロボライト(付けることで他の船にカヤックがいることを知らせる)、懐中電灯(いつでも便利✨)、防災用簡易ライト(ポキッとおるだけで使えるので燃料いらない!)、ファイヤースターター(火起こし出来る)、アーミーナイフ(草を切ったり、何かと便利)、ソーラーパネル(カヤックに乗っている間に充電できる!)でした!
また、カヤックに乗っている時に地震が来たらどうするのかも考えました。地震が起こったら海では津波の心配が1番です。浜に近いと、全力で浜まで漕いで高台に避難します。ですが遠いとどうでしょう。むしろ沖に逃げた方が生き残れる確率は上がるそうです。海にいて地震がきたとか分かるのかは、陸の状態から分かるそうです。岩が崩れ落ちたり音がするそうです!この実習の間にはそんなこと無かったけれど、あったら素早い行動出来るか考えさせられました。判断がとても大事になってきますね。
実習最後のカヤック
この実習を通して最後のカヤックに乗りました。一日目に柴田さんの写真で見た4人乗りのタンデムに乗ることが出来ました。
やっぱり4人乗りは1人漕いでなくても進むし、みんなで協力するともっとすごい!2人乗りよりもパワーがあるのを感じました。1人乗りの人と競争もしてみたけど圧勝でした✌️それに4人だとみんなで話すことが出来るので本当に楽しかったです!^_^
最後に
この実習を通してカヤックに乗れて、楽しかったなー、それに参加者もみんな面白くてよかったなー。海コースで最後になるのが全然実感しないまま終わってしまって、寂しかったです。
今回のテーマである「海での安全管理・危機管理能力、災害救護・復旧力について学ぶ」についても、改めて考えさせられました!持ち物不足とか、知識不足は、自然の中だととっても困るので、もっと色んなことを知りたいなと思いました。自然を相手にすると何が起こるのか全然分からないのは、面白いところでもあり、怖いところだなと思いました。
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