牛タンと自家製青唐辛子の味噌漬け
〜 STAY GOLD #3(ダイバーウォッチの彼)
出会いは高校入学の日だった。
彼は颯爽と教室に入ってきた。
そして、腕をはみ出すくらいに大きなダイバーウォッチをみながら、
みんなに向かって大きな声で元気よく
”おはようございます” と挨拶をした。
時計の針はすでにはじまりの時間をまわっていた。
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僕たちの学年は高校時代から先生たちの間で仲がいい奴らだと評判だった。
上京後は地元だけでなく東京でも、
学生時代や社会人になってからも、
よく