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「歳だから、治りませんよ」という呪いを解こう🌟

ヘバーデン結節とは、整形外科では指の第一関節が変形して曲がってしまう原因不明の疾患と言われている。

へバーデン結節と診断された方は、
「これは歳のせいだから治りません。曲がりきったら、痛みは楽になります。」と言われて、諦めてしまっている方が本当に多い。
自分の指が痛んで腫れているのに、諦めるしかないと言われ、曲がっていくのを我慢するしかなく、それはなんて切ないのだろうと思う。
痛みがあるから、いつも不快で、曲がっているから手作業する時など、動かしにく。
それに何より、女性にとって、曲がった指は美しくなく、悲しい。

その方は60代の美容師さんだった。
他の痛みで施術を受けられていたのだけど、最後に、「実は指が腫れていて痛くて、仕事に支障があるのですよ。
整形外科では歳のせいだから、曲がり切ったら痛みは楽になると言われたけど、
どうにかなりませんか?」と言われた。

ここにも切ない思いをしてる人がいた。

本当に歳のせいなのか??
諦めるしかないのか?
痛みをなんとか楽にしたい!
腫れをなんとかしたい!とみんな思っている。

天城流湯治法では、ヘバーデン結節は骨が曲がっているのではなく、指の腱が固くなっていて、引っ張られて曲がると考える。
なので、腱を緩めていくと指は元の位置に戻るし、痛みも腫れも楽になる。

それはとても簡単なケアで、曲がっている指の関節の周りを反対の手の指でコシコシ緩めるだけ。
自分でいつでも、出来るケアだ。

その美容師の方も、10分間くらい施術すると、指が少し元の位置に戻り、
何よりすぐに腫れが引き、痛みが楽になり、動かしやすくなった。

「凄い!指が戻ってる!痛みも楽です!
 嬉しい!自分でもします!」と笑顔でとてもとても、喜ばれていた。

『歳のせいだから、治りませんよ』と言われると、諦めてしまう方が多い。
他に術を知らないから………
湿布をしたり、自分でマッサージをしたり。
痛くて、怖くて、全く自分の身体に触れない方もいる。
「痛いところ、触って良いのですね!」と驚かれることも多い。

『歳のせいだから、治らない』と諦めてしまうと本当に治らない。
『自分で治せるんだ!』と気づくと自分でケアするようになり、
治っていく………
とういうか、元の身体に戻っていく。
その気付かれた瞬間の笑顔を見るのが好きだ。




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