『ストーンオーシャン』の時系列の覚え方について。(※完全なものではありません)

※ここから先は『ジョジョの奇妙な冒険』第6部『ストーンオーシャン』のネタバレがあります。

第6部のマンガも、結構読み返しているはずなのに、にっちもさっちもストーリーを覚えられない。

これはけっして、私が第6部にどーでもよい感情を抱いているからというわけではない。

むしろ徐倫達のことも大好きなのだが…。

なんてこった!第5部は暗殺チームの出てくる順番などバッチリ覚えているというのに!

第5部と第6部のボリュームは単行本にして同じ17冊、なのにどうしてこうストーリーを覚えてるかに差が出てるのだろうか?

…と、ちょっと頭を捻ってみて考えてみたところ、もしかして私は、第6部の展開について理解出来ていないんじゃあなかったのかな、という結論に辿り着いた。

第5部の物語の展開は、大まかにいうと「トリッシュを護衛して、ボスの真意がわかるとそれに反して組織を離脱するジョルノ達、そしてボスの追っ手を交わしつつ、ボスの正体を追う」というものである。

トリッシュを護らなきゃあいけないから暗殺チームが登場して、ボスの追っ手がくるからスクアーロティッツアーノ達が出るんだと記憶が出来ている。

じゃあ、第6部はどーだっけ?

え~っと、徐倫がタイーホされてグェスが出てきて、次は承太郎で…というようなイメージでしか第6部を読めてなかったような気がする…。

第5部に比べると、私は第6部の展開の流れを理解出来ていないから、いつまで経ってもストーリーを覚えられないんじゃあないかなぁと。

再度、展開をしっかり理解しつつ、第6部を読み返しています。

そこを意識してみると、改めて第6部もやっぱり面白い。

例えばスポーツ・マックスの部分なのですが、荒木先生はただ何の考えもなしにきゃつを物語にブチ込んだわけではなく、スポーツ・マックスのそのスタンド能力がプッチ神父の計画にとって必要なものだったから。

それをエルメェスの復讐の話と絡めてくるなんて、荒木先生の物語の構想力の高さに思わずシビれるーッ憧れるーッしてしまいました…。


(ところで、なんでスポーツ・マックスってフルネームで呼んじゃうんだろ…まぁ、単に「スポーツ」呼ばわりしちゃうのもなんか違うしな…それはサンダー・マックイィーンもそうで、「サンダー」とだけ呼ぶのもなんか違う気がするし あらやだ、二人ともエルメェスが戦う相手だわ)

プッチはスポーツ・マックスに、DIOからもらった「骨」が何であるか調べて欲しかったから接近した。しかし、骨は行方不明になってしまった。

倒したスポマのDISKを読んでそのことを知った徐倫はその骨を探すために、ウルトラ懲罰房へわざと潜り込んだのであった。

そして、骨を追ってそうしたのであれば、プッチはもうそれを見過ごすわけにはいかない。徐倫を始末するためにスタンド使いを4人送り込んだ。

だから、懲罰房でのバトルが始まる…

と、物語の流れを掴むように読み返していけば、今度こそ第6部のストーリーを覚えられる気がするうぅう!


他にも、「(頭の中で)第6部にスピードワゴンさん(解説役)を登場させながら単行本を読み返す」やり方とかも考えたんですけどね」

「ああ~っ、徐倫が骨を探すために自らウルトラ懲罰房へ入ったァ~ッ!

しかしッ!プッチの方もそれを見逃すワケにはいかねぇぜッ!

徐倫を今度こそ始末するため、4人のスタンド使いを送っちまう~ッ!」

…この読み方はかなりのスタミナを使ってしまいそうだから、ご利用は計画的に行うことにしますね。

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